merrypopuriさん "Sweet Romantic" 感想その5

・"ふわふわのキルトドレス"
観ただけで"この生地はキルトだ！"とすぐにわかりました。
実際に触れられない物を、目から入る絵のみで伝える…難しい事なのに、しっかり伝わりました！

キルト特有の菱形のステッチはないのに、"ふわふわで厚みがあって軽いキルト生地"なのがわかります。

特に頭のリボン！
キルトって折り畳んでも折った箇所がゆっくり開いて元に戻りますが、それをこの絵から感じました。

うさちゃんがくっつきたくなるぐらいふわふわなのでしょうね(*´▽｀*)

・"かわいいこいぬと春さんぽ"
全体的に甘いピンク色でとにかく可愛いです！

女の子のお洋服だけじゃなく、ブーツのレッグやソールの柄も可愛くて、そして石畳までもが可愛い！

また女の子の掌の開き具合でるんるんとしているのが伝わってきて、あちこち眺めている様子でわくわくしているのが伝わりました♪

それと、静止画じゃなくアニメーションの様に女の子やわんちゃんが歩き出しそうですね！

白い小鳥も脚までもが可愛いです(*´▽｀*)

暖かくはなってきたけどまだ風が冷たい春の15時半頃が浮かびました♪

・"チューリップのワルツ"
うさ耳がよくある"コスプレチックなうさ耳"ではなく、"ファッション上うさ耳に見える"という…この表現のされ方が本当にお上手です。

チューリップもワルツを踊って翻ったスカートの裾みたいに観えて、merrypopuriさんは"見方によって印象の変わる描き方"が本当にお上手！

それもあって、何回観ても楽しいです(*´▽｀*)

あと踊っている曲のBPMもなんとなく想像できました。
これは絶対蝶も軽やかに踊っていますね♪

それとこの絵で確信に変わったのですが、私はmerrypopuriさんが描かれる緑色が好きです！！

・"ハンカチーフドレス"
本書の表紙にもなっていますが、この絵でmerrypopuriさんの優しくて可愛い世界がすぐ伝わる…表紙に選ばれて当然！な作品ですね(*´▽｀*)

merrypopuriさんが描かれる優しく甘い表情も、キラキラうるうるした瞳もやっぱり可愛くてときめきます♪

それと女の子のドレスを観てそういえば子供の頃、この女の子のドレスに使われている様な綺麗で可愛い柄のハンカチを使わず大事に仕舞っていた事を思い出しました。

この絵を観て、使っていないハンカチはうさパペちゃんのお洋服の生地に使おうとしていた事も思い出せました。
(うさパペちゃんのお洋服作り、長期停滞…)

因みに女の子のドレスで使われているハンカチは、オレンジ色のリボンが付いたシンプルめのハンカチが好きです(*´▽｀*)

あと、猫ちゃんの耳がフリルみたいで…そこも可愛いです！

・"雪いちごずきんと白おおかみ"
まさかこんなに可愛い狼の絵を観られる日が来るとは…！
初見時、驚きました！！

狼の肉球を触ってみたい！と思ったのも初めてです。

女の子に耳だけじゃなく尻尾があるので…実は狼なのかな(*´▽｀*)
髪の毛先がブルーなのも狼とお揃いですしね♪

宝石の輝きも美しく品のある描かれ方でmerrypopuriさんの世界って本当に素敵…と、うっとりします(*´▽｀*)

そうそう、季節は冬の中でも1月が浮かびました。

あと、山崎製パンの雪苺娘が食べたくなりました！(笑)

・"しろイルカのローズとシャンパンピンクの海"
女の子の脚やお洋服がイルカの尾びれみたいで、merrypopuriさんは別の物にも観える様に表現されるのが本っ当にお上手です！

白い幕は海面から注ぐ光のベールみたいで、水中でリボンがハートの形になっていたり、女の子の気泡がお花の様だったり…仕掛けが沢山で観る側を飽きさせませんね！

海中の秘宝みたいな香水も素敵です♪

そして、すりすりしてくれるしろイルカちゃん(お名前はローズで良いのかな？*´｀*)が愛しいです。

ながぁい感想を記しましたが、本書全体の感想も…
ということでもう少し続く☆☆☆☆☆