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何ヶ月か前に朝ドラを見てたらよねさんが、言った言葉がなんだか考えさせられる事だったのでここにメモしておく。

よねさんがね、「あらゆる人に対する平等は（新憲法は）戦争じゃなくて私達の手で勝ち取りたかった」って言ったの。

そうだよなって、そうだよなって

法制に関わる身として、あらゆる可能性が目の前にあって、でも掴めなくて掴むために自分を捨てなきゃいけなかったけど捨てなかった。

そして、戦争で捨てずに生きる道ができた。

だけど、きっとよねさんがしたかったことは今みたいにムーブを起こしてあらゆる議論を呼び法や制度を変えていくことだったんだなって。

でも、今思えば思うほど、振り返れば振り返るほど当時の意識を変えることも、今この日本においてでさえも、その意識は変えられていないのに戦争がもしなかったとして変化させられたんだろうか？

お国も社会も絶対に、私達含め民の意見も意思も好き勝手通したくないし、万人に機会や物のすべてが平等にあることを保障したわけじゃない。

国民主権を手に入れた今、かく言う民でさえも社会として自分が判断する時、うまみがなければ何一つ協力しないでしょ？
選挙でもそう、マイナカードもそう、なんでもそう。

資本主義の言う平等は、憲法の言う平等ではなく、人々の根底にある平等も、憲法の言う平等ではない。

あらゆる場所で、あらゆる平等があって、その平等を保障されているに過ぎないの。

私たちが願う、貴方の願う、「平等」が保障されているわけではない。

でもきっとあの時のよねさんは希望に満ちてるのよねって思ったわ。
そうよね、今までは天皇からもらった権利であり天は神ではなく天皇だったんだし、国民という概念さえもあやふやだった。
そんななかでみんなの権利が権利として認められたんだものね。

嬉しいよな、悔しいよな、複雑だよな、

だけど、変わってよかったね、よねさん

よかったね。

朝ドラ終わっちゃったけど

今度、貴方がなぜ女ではない誰かになりたかったのか、その怒りと悔しさをちゃんと受け入れた先で、その女達を救うドラマをやってくれたら私絶対見るのになあ

シンプルによねさん主人公で、そんなドラマだったら朝ドラも脱落せずに見れたかもしれないって今ふと思った

まぁいいや

私が世間に抗い社会に殴り込む的なコンセプトのコンテンツが好き過ぎるだけだし

清越坊でも見ます。