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”楽しい”だけで良いのだろうか
melc2024の春学期が終わった。
ゼミではカフェゼミやラジオに取り組んだ。個人では墨田や地元でのまちづくり活動を続けてきた。ありがたいことにどの活動もマニュアル的な活動ではなく、活動目的や何のために動いているのかを意識させてもらえる環境だったため、充実していたように思う。
例えば、カフェゼミラジオでは「当日までのワクワクをゼミ生とmelcの活動やカフェゼミに関心のある方に届けること。」や「ラジオを通して良い対話の場づくりをすること。」を意識している。他の場所でも目的に対しての行動の意味付けをしながら動いている。
プロジェクト活動を通して、自分はプロジェクトの目的に共感していてるからこそ、楽しめるし、良いものを作ろうという気持ちが生まれていることにも気づけた。
しかし、最近の個人的な考えごととして、プロジェクトを通して「自分がどうなりたいか」という目標が漠然としているということがある。
プロジェクト活動の中でも特に楽しい、好きだと感じる部分は「共感できる目的に向かって信頼できる他者と作業や話し合いをして、活動すること。」
これは最近わかってきたことだ。楽しいことはいいことだ。
だが、自分が何を目指しているのかはよくわかっていない。
例えば、サッカーをすることが楽しい少年はプロサッカー選手を目指す。
しかし、僕は楽しいだけで何を目指したらいいのかわかっていない。
そもそも、楽しいことが大切で目指すものなんて考えなくてもいいのかもしれない。でも、プロジェクトを通してどんな自分になりたいのかも考えた方がいいのかも。そんなことをぐるぐると考えてしまう時がある。
今の自分の答えは「考えてばかりでも仕方がない。」だ。動きながら考えて、考えながら動こう。何かのヒントを見つけられる夏休みを過ごしたいと思う。頑張ろう。