秋の夜長という言葉がぴったり
近年は9月に運動会をするなんて、暑すぎるから春にしよう的な流れになるくらい暑かったのに、今年は、、、、なんとも涼しい。
これも異常気象の一部なのかと思ってしまうと、ハラハラと動悸がしてしまう。でも、都合よくさらっと忘れて、「秋の夜長」という言葉がぴったりな日々を快適に過ごしています。
お昼間、ちょっと暑いなあ、だるいなあと思っていても、日が陰るとすう〜っと涼しい風が入り込んでくる。日が暮れると涼しくなるなんて久方ぶりで、割と毎日感動しています。
千葉県の市原市育ち、家も学区の境目で家の前は林、周りは緑、アオダイショウも出るし、夜な夜なフクロウが鳴いている(いるんですよ!)なんて環境で育ちました。2キロも移動したら振興住宅地の真ん中です。ただその僅かな距離が気温の差を生むようで、例えば雪が降って私の家は積もって、あらら、車が出せないなあと街方面に歩くとどんどん雪が消え、車はしっかり走っているという。
だから、夏の夜も割と涼しく過ごしていました。(まだ温暖化の影響が少なかったからという理由も見逃せません)
そんな割と気温的には快適なところで生きていた私、やってきました関西。
まず、京都の2階建てアパートの2階に引っ越しました。京都が暑いって聞くけどいかほどの暑さも考えず、京都暮らしをウキウキと楽しんで夏を迎えました。
会社が終わって帰宅すると毎日だるいし、気持ち悪い。疲れているのかな、私・・・って思っていたところ、ある日夫が「熱中症ちゃう?」と。
え?熱中症?家の中にいるよ、夜だよ、なにそれ?
エアコンが動き出す。みるみると元気になる私。
「熱帯夜」。それも無限(言い過ぎ)に続く熱帯夜。夜になってもとことん下がらない気温。本気の熱帯夜を知らなかった私。いつか少しは涼しくなるだろうと、信じていた。大袈裟のようだけれど、この頃、実家の母に夜はエアコンつけているというと、まあ、贅沢と言われるくらい、暑さで生命の危険を感じなかった。(さすがに実家も現在はエアコンが寝室に完備されました)
それから躊躇なく、エアコン様のお力にすがるようになりました。
ところが、そう、今年。もう涼しい。どうした?快適すぎて怖い。
エアコンも扇風機も早々にお休みになり、嬉しいけれど、やっぱりちょっと不安。でも、都合よく忘れて、快適な日々を楽しんでます。