セルフネイルがプラス10日間長持ちする、3つの方法
「たった1日でジェルネイルが取れました…」
これは、私がネイリストとして一番聞きたくない言葉の一つ。
1日で取れたということはすぐに別のジェルネイルを付け替えしなくてはいけないということ。ジェルネイルの短期間での付け替えは爪を傷める可能性があるのです。
完成した瞬間は可愛く見えるジェルネイル。しかし家に帰ってお風呂に入っているうちにジェルが浮いてきてくることがあります。
ジェルネイルは完成した「その瞬間」ではなく、1か月後の姿がジェルネイルの「真の完成形」なのです。
この記事を最後までご覧になると、ジェルネイルが取れやすい人かたは普段より約10日間、ジェルネイルを長く楽しめることができます。ぜひ最後までご覧ください。
ジェルネイルが長持ちする方法その①
先端を厚めに塗る。
一番すり減っていきやすいのがジェルネイルの先端です。普段の生活の中で頻繁にモノとぶつかる回数が多い爪の先端。 先端のジェルの塗りが薄いと、そこから剥がれやすいジェルネイルになってしまいます。最悪の場合は自爪が欠けることも。
先端を厚く塗ることで自爪をより強力にカバーしてくれるようになります。一度で厚みを出せない場合は、2度塗りをすると長持ちするジェルネイルを塗ることができます。さらに、グリッターなどの硬い材料を爪先に入れるとより丈夫な爪先になります。
ジェルネイルが長持ちする方法その②
根元の皮膚には絶対にジェルが付着しないようにする。
根元から浮く原因のほとんどは皮膚にジェルネイルが付着しているということ。特に、ジェルを塗った経験が少ないかたほど、正しいジェルネイルの塗布量がわからず、多めに塗ってしまい爪の根元にジェルネイルが流れてしまうケースがよくあります。 そして甘皮付近の皮膚とくっついたまま、ジェルライトで硬化。そこから空気が入り、ジェルネイルが浮きやすくなるのです。
ジェルネイルが皮膚についた場合は皮膚が焼け焦げてしまう!と言うイメージ(※あくまでもイメージで実際はそんな事はありません笑)で、特に根元は慎重に塗りましょう。万が一、皮膚に付着してしまった場合はオレンジウッドスティックなどでジェルを拭き取ってから硬化しましょう。
また、ルースキューティクルの上にジェルネイルをのせてしまっていることも浮く原因の一つ。ジェルネイルの経験が少ないかたはルースキューティクルと自爪との見極めが難しく感じます。 ジェルネイルを塗布する前にしっかりとルースキューティクルのケア(甘皮ケア)について学ぶことも大切です。
※ルースキューティクルとは…
https://www.kai-group.com/products/beauty/column/nail/048/
ジェルネイルが長持ちする方法その③
サンディングをしっかり行う。
ジェルネイルが浮く原因の一つにサンディングがしっかりできていないことがあります。
使い古したつるつるのファイルではサンディングがうまくできていないことも。しっかり爪表面にキズを付けることができる新しめのファイルを使うようにしましょう。ただし、サンディングをやりすぎてしまうと爪が薄くなってしまいます。力加減、ファイルの目の粗さなどにも注意することが大切です。
※サンディングとファイルとは?
https://pronailist.com/gelnail-sanding
まとめ
ジェルネイルを行う際に、1つ1つの工程の中で浮きやすくなってしまう原因はたくさんあります。すぐに浮くジェルネイルは、爪を薄くする原因に。
自爪を薄くさせないために、セルフネイルを始める前にしっかりとしたジェルネイルの知識を勉強することが大切です。
また、ジェルネイル初心者でルースキューティクルやサンディングの方法が分かないかたや、根元付近の攻め方に自信がないかたはクリアデザインがオススメ。根元がクリアのデザインの場合は、カラージェルに比べると根元ぎりぎりまでジェルネイルを塗らなくても目立たないからです。初心者のかたは、是非クリアデザインから挑戦してみてくださいね!
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