西尾維新さん20周年
先日ツイッターを見ていたら西尾維新さん20周年というツイートを見つけてもうそんなに時間がたったのかと思った。
19~20才ごろに戯言シリーズを読んで、一気に西尾維新さんのファンになってもう結構な時間がたつけれど、最近はあんまり読んでいない。
ふとこれまで西尾維新さんの作品がどれだけ出ているのか気になった。
戯言シリーズ(9冊)
人間シリーズ(7冊)
世界シリーズ(4冊)
最強シリーズ(4冊)
りすかシリーズ(4冊)
物語シリーズ(28冊)
刀語シリーズ(12冊)
伝説シリーズ(10冊)
忘却探偵シリーズ(14冊)
美少年シリーズ(12冊)
小説のみ書き出してみたけど、やっぱりすごい数になっているな。
ウィキペディアにはこれ以外にも漫画作品やシリーズものになっていない単発系の作品もあったから、全体の数は数える気にならなかった。
西尾維新さんの小説の何がすごかったのか、言語化してみようかと思ったけど、一番夢中になって読んだ戯言シリーズはもう10年以上前。
さすがに記憶が曖昧になっていて、勘違いしている事もありそう。
戯言シリーズの新作が発表されるみたいなので、10年以上振りに戯言シリーズを読んでみたくなった。
おそらく読み返しても私の貧弱な語彙じゃあ、ありきたりな表現しかできないだろうけど、あえてやってみる。
登場する人物が尖っていて、とても癖があって、でも魅力的でカッコよくて引き込まれてしまう。
でも完璧な存在というのはいなくて、みんな欠点を持っている。
それがまた魅力的に映る。
結末も決してハッピーじゃないし、世の中自分の思うようになんてならない。
必死にもがき苦しんだとしても、自分なりに頑張って生きていくしかない。
そんな気持ちになる読書体験が、若いころの不完全な自分に頑張れと言われているようで、必死に読んだことをなんとなく思い出す。
あえて今の記憶だけを頼りに言葉にすると、楽しいことだけじゃない思い出が「青春」という言葉に凝縮されているような気がする。
今読んでもあの頃身みたいな気持ちになるかはわからないけど、今読んだらどんな気持ちになるのかとても気になる。
戯言シリーズの最新刊が発売される前に、1冊でもいいから読んでみたい気持ちになった。