【腫瘍認定医が教える】犬猫の腫瘍に対するホモトキシコロジーの使い方!
抗がん剤は副作用が怖いな。
高齢なので麻酔をかけての手術は怖い。
西洋医学による治療ではもう厳しいと言われた。
この記事を見てくださっている方は上記のようなことを考えてるのではないでしょうか。
今回の記事では西洋医学以外の治療を提示することで、少しでも動物および飼い主さんの苦痛が取り除けれればと思っています。
腫瘍と診断された後は選択の連続
まず一番しんどいことは腫瘍と診断されてショックを受けた矢先に色々な選択肢を選ばないことだと思います。
腫瘍の患者を多くみているとどうしても腫瘍の告知を当たり前のようにしてしまいがちですが、飼い主さんにとっては初めての体験。
急に自分の愛する動物が腫瘍と申告されて取り乱さない方はいないと思います。
その状況で冷静に判断することは難しいと思います。
なので私の場合は基本的に様々な治療法のメリット、デメリットを紙に書いて渡し、興味のある治療法を中心に説明するようにしています。
抗がん剤をすると予後は何カ月で、副作用はこういったことがあって。
もちろん論文ベースの治療は大事にしますが、一番は飼い主さんがどういう最後を望むかを考えて治療を提示します。
今回の記事ではホモトキコロジーを使った腫瘍の治療プロトコールについてお伝えしていきます。
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