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インド英語への対処法

こんにちはKootsです。

今回はインド英語への対処法をお伝えします。

ネイティブの英語に慣れている場合、インド人の話す英語は聞き取りづらいと感じる方が多いと思います。

今日はインド英語への対処法をお伝えします。

結論

結論は以下の2点です。

慣れるまで頑張る
自分の英語力を上げる

やはり、慣れるしかありません。

申し訳ありません。

滞在して2ヶ月半ぐらいで、少し耳が慣れました。

半年もすればだいぶ慣れると思います。

数年駐在している方が「ヒンディー語を少し勉強し始めると、インド人の英語の発音に慣れてくる」と言っていました。


またインド英語云々は関係なく、そもそもの英語の基礎力が低ければお話になりません。

私の場合、インドのアクセントに慣れない&単語わからないの二重苦でした。

インドの方々、特に大卒の方々の英語はハイレベルです。

英語力を高めつつ、とにかくインドの方との会話の場数を踏むのが良いでしょう。

インド英語の特徴

・母国語の発音に影響を受けている
・インド独特の言い回しがある
・基本的にイギリス英語である
・インド式の数字の単位を使ってくる

母国語の発音に影響を受けている

インド人の英語の発音はやはり母国語の影響が大きいです。

これは日本人もそうだし、ネイティブ以外の英語話者はどこの国でもそうですが。

母国語と言っても、インドには22の公用語があるので地方によって英語の癖は異なるようです。

Rの音を巻き舌風に発音したり、Tの音をベロを上の天井に付ける感じで発音するなどです。

私の印象では、アメリカのドラマや映画などを頻繁に視聴しているインド人の中には、ちょっとアメリカっぽい発音の方もいらっしゃいます。

若い方や医師・経営者、役員などにそのような方が多い印象です。

インド独特の言い回しがある

これも母国語の影響らしいですが、例えばこんな感じの言い回し

What is your good name?

What is your name? に「good」が入ります。

他に、

・動詞がやたらとing系になる

 → I believe you. を I am believing you.
   She likes the music. を She is liking the music 等

・前倒しにすることを「prepone」と言う

 → 「延期する」のpostponeから変形した造語

・チャットなどで「OK」を「Okk okkk okkkkk」と言う

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このように、日本人が和製英語を作るのと同じで、インドでも独自の変形が見られます。

基本的にイギリス英語である

これは過去にイギリスの統治下にあったことから、容易に想像がつくと思います。

例えば、エビのことを「shrimp」ではなく「prawn」、1階のことを「1st floor」ではなく「ground floor」と言い、「center」ではなく「centre」と表記します。

中にはイギリスの古い英語が使われていることもあります。

「shop」を「shoppe」、「green pepper(ピーマン)」を「capsicum」と言ったりします。

shoppeってなんかかわいいですねw

高学歴な人とか、若い人たちはアメリカナイズされているのでこのあたりの傾向は変わってくるかもしれませんね。

インド式の数字の単位を使ってくる

インドの方とミーティングをしていると「ラーク」とか「クロール」とかいう言葉が出てきますので、混乱します。

これは数字の単位です。

・10万(Lark)=1,00,000
・1,000万(Crore)=1,00,00,000

これはビジネス目的でインドに行く人は頭に入れておきましょう。

あと、都市の規模を表す分類としてTier 1, Tier2, Tier3...などがあります。

Tier1都市は人口400万人以上の都市(デリーとかムンバイ)

Tier2都市は人口100万人以上~400万人未満の都市(ジャイプールとか)

Tier3都市は人口50万~100万人未満の都市(地方の小都市)

おそらく都市をTierで階層分けするのはインド独特の習慣だと思います。

インド英語をバカにしては駄目!

日本人の中にも発音の良い方はいらっしゃいますが、日本人の英語も多くの場合アクセントが独特です。

人によっては思いっきりカタカナ英語だったりしますよね。

インドとかアラビア系の人たちの英語は癖強いよね〜!とか言いがちですよね。

でも、我々日本人の英語も癖強いのでそこは自覚すべきです。

それにインド人の英語レベルは日本の平均レベルに比べたら格段にうまいと思います。

インドでもちゃんとした教育を受けられなかった人たちは、あまり英語を話せませんが。

zomato(インド版のウーバーイーツ)のドライバーとか、リキシャ(トゥクトゥクのこと)の運転手とかは簡単な英語しか話せないことが多いです。

でも、それ以外の層、特に大卒はほぼネイティブレベルです。

インド人から見たら、日本人は英語が喋れない(=教育レベルが低い)のに謎に金持ちな民族と思われているかもしれません。

というか、発音なんてどうでもいいですよ。

文法だって、厳密に正しくなくたって良いと思います。

もちろん、正しく美しい英語を喋らないといけないシチュエーションとか、立場などはあると思います。

ですが、大事なのは話す中身や自分自身の人間性じゃないでしょうかね。

特にアジアでは発音どーでも良いです。

まとめ

ということでまとめると

インド英語は慣れろ!
自分の英語力を上げろ!

の2点です。


読んでいただき、ありがとうございました!

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