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RIMOWA(リモワ) TOPAS 32L 920.52 レビュー

はじめに

ついにRIMOWAの廃盤になった2輪トパーズを中古で手に入れました。

RIMOWA TOPAS 920.52


LVMHに買収される前の2014年製で、RIMOWAが最もRIMOWAらしく(?)、2輪のトパーズシリーズとしては最終型に近いモデルです。

青ロゴこそありませんが、2輪モデルでフレームまで太くハッキリしたリブがRIMOWAらしい無骨さを出しています。

2輪のRIMOWAなら河川敷や石畳の上も余裕で連れ回せますし、静音ホイールへの交換が可能な点も魅力的です。

また、バネ入りの自動回復式ハンドルやフレックスディバイダーを採用するなど、機能性は現行モデルと遜色がない最強モデルです。

現行モデルでこの無骨さを出せるのは、精々Classicシリーズくらいでしょうか...

最近のRIMOWAは無骨さがなく、成金感がやたらと強くてどうも好きになれません。

ただ、現行RIMOWA製品の生涯保証はとても魅力的に感じます。

外観

まずは外観から。

RIMOWA TOPAS 920.52 (表面)

「アルミのRIMOWAといえば、青ロゴ!」
のイメージが強いですが、その後のシルバーのロゴも洗練された雰囲気で悪くないです。

アルミボディの程よい金属光沢が美しい!!

RIMOWA TOPAS 920.52 (裏面)

裏面です。

青ロゴのモデルだと左上にロゴが印刷されていますが、シルバーのロゴを採用したモデルだと何もありません。

RIMOWA TOPAS 920.52 (側面)

側面です。

2輪TOPAS特有の傾きが最高です。
そして、このスタイリッシュさはやはりかっこいいです。

どちらも現行モデルにはない特徴です。

機能としては、TSAロックが装備されています。

蝶番の金属光沢もイイですね。
しっかり手入れするとコントラバスのマシンヘッドのように、良いアクセントになりそうです。

因みにこの時期にもなると、2輪のTOPASでもシリアル番号が底面から側面の記載に変更になっており、シリアル番号の規則も現行モデルと同様ですのでRIMOWAに製品登録することができます。
(永久保証はありません)

RIMOWA TOPAS 920.52 (上面)

上面です。

特に特徴はありません。

2輪モデルなので蓋が薄くて良いですね。使いやすいです。

RIMOWA TOPAS 920.52 (底面)

底面です。

2輪ですので4輪よりも車高が低いです。

その分、スーツケースの収納部の高さが高いことは良いですが、腹を擦らないように注意です。

このRIMOWAは中古ですが腹を擦った痕跡が無く良好です。

テレスコープハンドル

テレスコープハンドルは、無段階で調整可能なものです。

個人的には、スパッと何も考えずにいつもの位置で固定できる2段階式の方が好みです。

荷物掛けフック

荷物掛けフックです。

このフックにロゴがついています。

使っていると便利なのかもしれませんが、このフックのせいで内側(内装)に膨らみがあるので荷造りの際に少し邪魔に感じます。

内装

RIMOWA TOPAS 920.52 (内装)

次は内装です。

両側ともフレックスディバイダー!
中に詰めたものをシッカリと固定することができます。

荷物の厚さに関わらず、都度調節して固定することが可能です。

スーツを仕舞って旅に出る機会が待ち遠しいです。

ちょっとしたカスタム

使いやすいようにちょっとしたカスタムをしました。

静音ホイール装着時

まずはAmazonで手に入れた静音ホイールへの交換です。

やはりスーツケースを持って歩くことが多いと、この辺りはどうしても拘りたいポイントです。

これがしたくて2輪を手に入れたかったと言っても過言ではないくらいです。

静音ホイールに交換すると、めちゃくちゃ滑らかで静かになりました。
特にアスファルトの上だと本領を発揮します。

ついでに蓋側のフットに専用のゴムも入れました。

コレで置いた時の音も静かになり、擦り減りも防止されて2輪特有の傾きも維持できます。

ハンドルの接点にゴムシール

もう一点、トップハンドルが倒れて当たる部分にダイソーのゴムシールを貼りました。

バネの力で勢いよく戻ると大きな音がしますが、これによって少しばかり軽減されます。

RIMOWA SALSA 32L 856.52 と簡単な比較

RIMOWA TOPAS 920.52 (左)とRIMOWA SALSA 856.52 (右)

我が家には同サイズで同じく2輪の今年で21歳になるSALSA(ポリカーボネート製)もあります。

アルミボディとポリカーボネートボディでRIMOWAの製品ラインナップの中では対照的な存在です。

比べてみると、やはりTOPASは重たいです。
一方で、堅牢性の高さは大きなメリットだと感じました。

あとは、アルミボディの硬さゆえに、SALSAだったら無理やり押し込めていたモノでも、TOPASだと蓋が閉まらないといったことも少しデメリットでしょうか。

どちらのモデルも一長一短ですので上手く使い分けていこうと思います。

終わりに

RIMOWAの旧製品で、すでに廃盤になっている2輪TOPASの920.52をレビューしました。

人混みなど、2輪だと使いづらい場面もあります。

しかし、そのような際でも持ち上げて歩くけるくらいの体力が私には一応まだあるので、そのような不便さも楽しみながら使いこんでいきたいなと思っています。

すでに廃盤になった製品ですので、気になった方はお早めに入手しておくことをオススメします。

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