DMGP2023 1st アドバンス 使用デッキと振り返り
皆さま、お疲れ様です。こおり菓子と申します。
今回はGPで使用した赤黒ドルマゲドンを紹介しつつ振り返りをしていきたいと思います。
まぁ、予選落ちなので構築に改善点はいくつかあると思いますが、よろしければご覧になってください!
使用デッキ
GPで使用した赤黒ドルマゲドンになります。
結果は5-3で予選落ちでした…
初GP参加でしたので、個人的には上出来だと思ってます!
構築説明
GPで使用した赤黒ドルマゲドンですが、13番目の計画を入れる事で45枚にして、ドルマゲドンの封印で実質41枚のあまり見ない構築だと思いますが、その辺も触れながら説明に入りたいと思います。
○ DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜
サガやオービー、その他ループデッキに対してのメタカードで採用は4枚。このカードが無いとループ系デッキに勝ち筋がほぼありません。
3枚の構築も結構ありますので、調整してみて枚数は決める形でいいと思います!
○ FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜
確定4枚。これが無いとお話になりません。
3tダクマを決めてニチャニチャしましょう!
終盤のドルマゲドンの封印一枚残をこのカードの封印を剥がしてキープしながら相手をコントロールしましょう!
○ 鬼寄せの術
これまた確定4枚。3tジゴクパルテノンを達成させたり、上記のカードと合わせて3tダクマを決めるのに必須カードとなります。
便利な盾回収も持ち合わせていて、最低限2コス1ドローとして使う場合もあると思います。ほぼ無いと思いますが
○ 終断γドルブロ/ボーンおどり・チャージャー
シールドトリガー兼チャージャーで確定4枚。3tチャージャーからの4tジゴクパルテノンやトリガーからの禁断開放など幅広く活躍する一枚です。
○ D2V3 終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド
自身の手札を一枚捨てることで3コストで召喚でき、バトル効果も持ち合わせている優秀なクリーチャーで尚且つ下面はトリガー付き呪文でかなり使い勝手がいいカードです。あと、貴重な火文明単色カードなので確定4枚。
○ 霊刑連結 ジゴク・パルテノン
赤黒ドルマゲドンの核で確定4枚。2tサンライズ→3tパルテノンの動きや3t鬼寄せ→パルテノンなどコスト軽減からの動きで使いやすい5コストで、自分のターン終了時に相手にセルフハンデスができるため安定して強いです。
それに加え、闇のコマンド持ちなので時空の禁断レッドゾーンXにP侵略ができる点もポイントが高いです。
○ 炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」
環境に多いとこしえの超人やGRクリーチャーとバトル後、ドラグハートウエポンを装備できるのでかなり強いトリガー獣だと思います。
が、逆にバトル先がいない場合などはウエポンを装備できないのでバニラと何ら変わりません。受け性能と貴重な火文明単色などを考慮し、4枚採用しました。
○ メガ・マナロック・ドラゴン
最初の構築では入れていませんでしたが、5cモルトや4cマグナが多くなる大型大会では採用するのが安定だと思います。というか、なぜ採用していなかったのか分からないくらい殿堂入りが似合うパワーカードです。緑単オービーメイカーや青黒サガくらいにしか使わない対面がありません。採用して損はないと思います。
○ R.S.F.K./オールイン・チャージャー
基本的にはチャージャーとして使うことが多いです。ガチンコジャッジが勝てそうな相手ならクリーチャー面で出しても強いと思います!
火文明単色が欲しかったのですが、枠的に2枚採用とさせていただきました。
○ 悪魔龍 ダークマスターズ
このデッキのキーカードです。確定4枚だと思います。相手の手札を見て3枚まで選んで捨てさせられる点と時空の禁断レッドゾーンXにP侵略や蒼き覚醒ドギラゴンXへP革命チェンジを行える点がかなり優秀です。
特にドギラゴンXへP革命チェンジできる点がかなり強く、このデッキの構築上、Tブレイカーが超次元ゾーン以外で存在しないのとレッドゾーンBSRはメテオバーン覚醒なので条件を達成しないとTブレイカーになれないので、ドギラゴンXにチェンジできるダークマスターズは赤黒ドルマゲドンから欠かすことのできないカードだと考えています。
○ 最終龍覇 ボロフ
トリガー+墓地回収+ドギラゴンX革命チェンジ元としてかなり役割の広いクリーチャーですが、グレンアイラと違いバトル効果がないので、スレイヤーを付与してバトルする事で相手のクリーチャーを破壊するなどの器用な使い方ができないこともあり3枚採用にしました。
7マナのダークマスターズと比べると多少劣る点もありますが、ガイハートやディアボロスなどウエポンを使うことがメインになるので、その辺りで使い分けができそうです。
コストを支払って召喚することはほとんどなく、トリガーとして使うのがほとんどです。
以下から他の赤黒ドルマゲドンでは恐らく採用されていないであろうカードを紹介します。このカードたちを採用するためにデッキを45枚にしました。
○ ルピア炎鬼
今回の構築では3枚採用。採用理由は呼ばれた気がしたからです。本当です。
で、採用に至った経緯ですがサガループや5cモルト、4c邪王門など召喚以外でクリーチャーを出して受けてくるデッキに対して強く出れるようにしたいと考えたからです。でも、テスタロッサでよくねって人もいると思いますが、ルピア炎鬼はデメリットが大きい代わりに両プレーヤーのターンで常にメタができているのが個人的に大好きです!
デメリットとしては時空の禁断レッドゾーンXにP侵略や蒼き覚醒ドギラゴンXへP革命チェンジができなくなる点でこれはかなり痛手にもなりますが、それもルピア炎鬼の可愛いとこです!4枚採用していましたが、GP前の大会に何度か出てみて余りにも引く率が高すぎて事後率も高くなってしまうのと4cマグナに一ミリも刺さらないのを考慮して3枚採用にしました。
○ U・S・A・BRELLA
1枚採用。サガループや4cマグナに強いメタクリーチャーでコスト4以下の呪文に選ばれない効果が優秀です。4cマグナに採用されているイデア・パラドックスに選ばれないので、赤単や赤黒バイクに採用されている理由がわかるくらい構築の邪魔にならなくて使い勝手のいいカードだと思います。
GPの2日前くらいに思い付きで4枚目のルピア炎鬼兼火文明単色メタクリーチャーとして採用しました。
○ ザインティ・ザイン
今回は3枚採用。メタクリーチャーやGRクリーチャーを大量展開してくるデッキが多いのではないかと考え採用しました。大型大会では採用はかなりありだと思います。GRクリーチャーで展開してくる4cマグナやパワーライン3000以下が多い緑単オービーメイカーをかなり重く見ている構築なのでCSなどではあまり強くないかもしれません。アナカラージウォッチなどにもかなり有効なのでいろいろ試してみてください。
超次元 採用カード
○ 13番目の計画/サファイア・ミスティ
ルールプラスで構築の幅を広げてくれるめちゃくちゃ面白いカードです。今回は45枚構築でドルマゲドンを使用するため封印4枚で実質41枚デッキになりました。アドバンスを盛り上げてくれたカードのひとつだと思います。
○ 時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR
アドバンスといえば大体のデッキに入っていると言っても過言ではないくらい汎用性の塊カードで、今回は2枚採用。登場時、自身の手札を捨てることで相手のクリーチャーを1体選んで-9000効果はもちろん、メテオバーン覚醒後のレッドゾーンBSRがTブレイカーなので2点→3点→ダイレクトまで届きます。入れ得だと思います。ルピア炎鬼がバトルゾーンにいるとP侵略ができないので注意。
○ 蒼き覚醒 ドギラゴンX/轟く覚醒 レッドゾーンバスター
こちらもアドバンスのデッキには必ずと言っていいほど採用されているカードになります。今回は1枚採用。今回の構築ではドギラゴンXとして使います。ダークマスターズやボロフをP革命チェンジ元として、数少ないTブレイカーとして使い、自身はブロックされない効果と手札を捨てることで他の多色クリーチャーにスレイヤーを付与できるので強いです。まぁ、あまり多色クリーチャー採用していないのですが…
○ 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
ド安定のドラグハートウエポンだと思います。アイラやボロフがスピードアタッカーとして運用できたり、ガイギンガに龍回して打点を増やしたりなど使えば使うほど強さがわかるカードだと思います。
○ 爆炎大剣 ガイサーガ/爆炎龍覇 ガイフレア
アイラ専用のウエポンになります。攻撃時の進化ではないドラゴン又はドラグナーを山札の1番上を見て回収する効果はほとんど当てにならないものだと思ってください。それよりも、龍回後のガイフレアが相手に威圧をかけられるのでいい仕事してくれます。多色クリーチャーのシールドトリガー対策として入れていましたが、カツキングやグランギニョールの対策にはならないので、使ってみてあんまりだったら他のウエポンに変えてもいいと思います!
○ 獄龍刃 ディアボロス/破滅の悪魔龍 ディアジゴク
こちらはボロフ専用ウエポンです。クリーチャー回収でジゴクパルテノンやダークマスターズを元にP侵略したレッドゾーンXのメテオバーン覚醒で進化元を墓地に置くので、使い回しができる点が強いですが、そもそもボロフをシールドトリガー以外で出すことがあまりないので、使う機会はかなり少ないです。実際、GPでは1回しか使っていません。つまり、そういうことです。
○ 将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン
最優先で採用するべきウエポンです。アイラが2回バトルできたり、アイラやボロフとドルマゲドンの封印を合わせてスレイヤーでバトルなど相手の盤面に干渉していくことができてGPでも1番使ったウエポンだと思います。龍回後のガイバーンもパワー9000以下のクリーチャーを破壊できるので、ガイアッシュカイザーやサイクルペディアなど相手が中盤で使用してくるクリーチャーを除去できるのでウエポン面とクリーチャー面両方で強い赤黒ドルマゲドン必須ウエポンだと思います。ディアボロスやガイサーガを不採用にしてこちらを採用するのもありです!
GR採用カード
今回は1枚も使わないので、ブラフです。なんでもいいと思います!
採用候補
ここからは調整中に候補となったカードをいくつか紹介します!
○ 弾丸のリュウセイ・リボルバー
効果を知らない方もいらっしゃると思いますので、一応説明しておくと、お互いにマナゾーンからカードを6枚選んでそれ以外のカードを墓地に置くというランデス効果になります。それに加えて相手のカードはタップしてマナゾーンに置く効果がありでっかいタイムトリッパーだと思ってください。
採用しようと思った理由としては、ダークマスターズからリュウセイ・リボルバーの動きをすることで、ハンデスとランデスで相手をコントロールでき、7コストのカードを1ターン出せなくなるので、モルトnextやクライマックスジャオウガを止められる点です。
アナカラージウォッチのマナブーストを止める役割やルピア炎鬼とリュウセイ・リボルバーを合わせれば、5cモルトの足止めにも使えるのでほぼ完封できるので心強いです。
種族も優秀でコマンド・ドラゴンなので、超次元ゾーンのP侵略とP革命チェンジの両方に対応していて個人的にはかなり好みなカードです。
○ マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド
こちらは今回不採用にさせていただきました。CS入賞の構築では結構見かけるカードですが、デーモン・ハンドで盤面除去できるような可愛い面を相手が作ってこないので、この枠をザインティ・ザインに変えさせていただきました。
○ 絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート
何度か採用候補として上がってきましたが、ドギラゴン剣やドギラゴン閃が構築に入っていないので、あまり使い勝手が良くなかった点が不採用になった主な理由です。P侵略とP革命チェンジの両方に対応してるのでかなり強いカードではあります。
○ 終断χベガスランチャー
ニンジャストライクでドルマゲドンの封印を剥がす兼パワー3000以下のクリーチャー除去ができる赤黒ドルマゲドンで採用が結構見られるカードです。とこしえの除去ができる4000ラインなら採用を考えました。全能ゼンノーを除去できる点は偉いですが、ほかに使い道があまりないかなぁと思います。
○ 熱き侵略 レッドゾーンZ
レッドトロンを元に侵略して実質Tブレイカーにしたり、ルピア炎鬼を元に進化してルピア炎鬼のメタを解除したりするために採用を検討しました。流石、殿堂入りなだけあって強いのですが、初手で来たときにマナ置きカードになるのと3ターン目にはジゴクパルテノンを場に出したいので、レッドトロンを出す機会が少ないことやルピア炎鬼は相手によって出す出さないが別れるカードなので、どちらにしても不安定要素が大きく今回は不採用にしました。
○ 死神明王 XENIA
ルピア炎鬼のメタが自身も対象なので、それをどうにかしたいと考えて採用候補に上がってきた1枚です。モルトnextが盤面を展開してきた返しに出して全面除去したり、墓地に落ちたルピア炎鬼を場に出したりはもちろんのこと、Tブレイカーを持ち合わせている点が採用候補に上がってきた理由です。これと一死に採用を検討したのはバロムスポーンでこちらは、闇以外のカード指定除去なので自分のDGパルテノンを破壊してしまう点があり、このデッキのメタカードに影響を与えないXENIAが最有力候補となりました。今回は採用しませんでしたが、盤面除去と蘇生を持ち合わせているので、強いと思います!
対戦デッキ
1回戦目 ドロマー天門 ○
オールイン・チャージャーから鬼寄せダクマ+ルピア炎鬼が出せたので、ビートダウンを決めて勝ちました。最後に対戦相手の方とお話しした時にテック団の波壊GOを入れるか迷っていたとのことだったので、割と負け筋になっていたかもしれませんが、ダークマスターズでウェルキウスを2枚墓地に落としておいたので結果問題なさそうでした。
2回戦目 4cマグナ ○
かなり有利に出れる対面です。今回の構築ではザインティ・ザインが入っていて、GRクリーチャーを横に並べられても除去ができるので割と安心してプレイできました。序盤にマナロックが出せたので余裕がある試合に持ち込めました。最後はサイクルペディア2枚とゼンノー1枚だったので、ドルマゲドンの封印解放でダイレクトアタックまでいけました。
3回戦目 4cマグナ ○
DGパルテノンでマグナ連打を止めて、ドルマゲドンの封印を残り1枚にして対戦相手に圧をかけつつダークマスターズやジゴクパルテノンでハンデスをしながら詰めていきました。相手が展開したGRクリーチャーでビートダウンをし始めましたが、ザインティ・ザインがトリガーして勝てました。
4回戦目 青黒サガ(ペディアダンタル型) ×
相手が初手にマナへサイクルペディアを置いたので、1ターン目にルピア炎鬼をマナに置いたのが負け筋でした。あまり安易にメタクリーチャーをマナに置かないように心がけます。
5回戦目 5cディスペクター ×
ディスペクター天門だと考えて、ルピア炎鬼を場に出してジゴクパルテノンでブレイクしましたが、ヒャックメ4をトリガーして返しにグレイトフルベンを召喚されて盤面を制圧されて負けました。15枚増やしててデドダム引くのはズルい…
6回戦目 4cマグナ ○
2ターン目にサンライズが着地できたので、3ターン目にDGパルテノンを貼って、マグナ連打されない盤面を作れたのが大きかったです。その後は、対戦相手の方がとこしえを出していたので、アイラでバトルしてウエポンをガイサーガにして相手のシールドを1枚ブレイクして龍回に成功。ビートダウンをして勝ちまで持っていきました。
7回戦目 緑単オービーメイカー ○
ここでザインティ・ザインを入れておいたことが報われました。2t目サンライズからの3t目にオールイン・チャージャーを使えたので、4t目にザインティ・ザインが使えるマナにして、対戦相手の方がサンナップ→ソイソイ→愛魂憎男→とこしえ→オービーメイカーの動きで盤面を制圧してきたので、手札に抱えていたザインティ・ザインを使ってパワー3000以下のクリーチャー破壊してシビルカウントを解除することができ、オービーメイカーのQブレイカーもシールドトリガーのフォビドゥン・ハンドで封印をつけれたので、こちらが優勢になり相手をコントロールできる盤面を作って勝ちました。
8回戦目 シータモルトNEXT ×
先行メンデル成功時点でほぼ負けが確定しました。何もかも間に合わずにパワーで押し潰されたので、ほとんど覚えていませんが、モルトNEXTにバラガイ刃斗を装備させて殴る時にメンデルスゾーンを捲り、アンタップしてもう一度殴るする時にモルトSAGAでこの世の終わりだと確信しました。
振り返り
初GP参加で5-3だったので、結構嬉しかったのと、5回戦目までは卓にいることを目標にしていたので、目標も達成できてよかったです。
4回戦目のマナ置きだけは忘れられないくらいのプレミだったので、マナにサイクルペディアを置いたら、サガを疑うように心がけます。
今思い返しても、赤黒ドルマゲドンを使って本当に良かったと思います。構築を検討してルピア炎鬼にも出会えたし、アドバンスのカードプールの広さやパワーの凄さを久しぶりに実感してとても良いGPになりました。
最後にGPで対戦してくださった方々及びこのnoteを読んでくださった方々本当にありがとうございます。また、何か書く機会がありました投稿していきたいと思います。
それでは、また次回のnoteで