りーむ 設定集
種族:
『触手』
表裏のある世界とはかけ離れた、外なる神の世界の生物。
不定形であらゆる姿に変じるが、タコの足のような細長いものを複数動かすような形を取ることが多いため、『触手』と便宜的に呼ばれる。
本来の種族名は『触手』のある世界の住人にしか発音できない。
生い立ち:
外なる世界から何らかの原因によって表の世界へ辿り着いてしまい、あさに拾われる。
あさによってこの世界での形を与えられ、また豊富な書の知識によって育てられた。
現在はあさの元を離れ、「裏から表への案内人」として職務についている。
女性型の形は「かわいいは相手とのコミュニケーションの垣根を下げるから。あと可愛いから」とっている。
あさに似せているのは彼女への親愛の証。
髪の毛(の形をした体の一部)には葉緑体が含まれ、光合成による栄養補給も兼ねている。
性格:
争いは好まない。力の抜ける、間延びした声が特徴ののんびり屋。
相手の毒気を抜くような効果があるが、せっかちな者には逆効果な場合も。
ただし、相手が明確に危害を加えてくる場合や、彼女を本気で怒らせた場合は高い戦闘能力を発揮する。
怒らせると怖い。間違っても怒らせてはいけない。
好物:
日光、青空、緑茶、あまいもの。
特に日光は光合成を行う上でも大事。
案内人の仕事がなければ、すぐに日光を浴びながら緑茶をすする。
また、様々な休憩スポットを発掘すべく、さまざまな世界を渡り歩いては日光浴スポットを探すため、旅好き、バカンス好きの側面も持つ。
食べ物は何でも食べられるが、特に甘いものに目がない。緑茶に合う餡子が特に好き。こしあん派。
苦手:
特になし。受容の幅はとても広い。
特技:
以下の2つを持つ。
・形質変化…不定形生物『触手』としての技能。物体として存在し得るあらゆる姿に形を変化させることができる。分裂も可能(ただし分裂体はそのままだと意思を持たない)。
戦う場合は肉の鞭を何本も駆使して戦う。物体による攻撃はおおよそ効果がない。物理法則を無視した現象(魔法など)はダメージを受ける。
体全体を一瞬で消し飛ばされることがない限り、細胞1つからでも(時間はかかるが)再生できる。
常日頃から応用方法を考えており、柔軟な発想で体を操る。
・成分模写…りーむ特有の技能。自身と同化できる形の物質(気体、液体)を自身に取り込むことで、その成分を分析、触手から分泌液として取り込んだ物質を自由に出せるようになる。
副次的に毒や強酸などの劇薬が全く効かない。むしろ使用できるようになる。
電子構造を複数解析した結果、電撃も習得。鞭に雷や炎(重油を分泌)を纏わせることも。
自身の養分を変換して生み出すため、空腹時などはあまり出せない。
ミネラルウォーターなども出せるので水分補給に便利。ただし絵面がいけないことになる。
関わりの深い人物:
あさ…流れ着いてしまった表の世界で自身を拾った人物。
りーむに形を与え、知識を与え、今のりーむを形作る上で最も影響を与えている。
りーむにとってあさは、母、姉、先生などの全てを内包する恩人である。
呼称は通常、「あさちゃん」「あさおねえちゃん」。
おねえちゃん呼びすると顔をちょっと赤らめるところがかわいい、らしい。
案内人の仕事を始めてからは会う機会は少なくなってしまったが、彼女への親愛は一切変わらない。