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自分の為だけにお洒落をするのが怖い、あの頃の私を抱きしめたら涙が出た話
昨夜急に「垢抜けたい!」と思いました。
かわいいな、お洒落だな、という服を着て気分を上げたい。
早速調べ、今の私にぴったりな「ずぼらアラサー垢抜け!」的な記事まとめを発見しやることをメモ。相変わらず、こうと決めてからの検索力と行動力の高さはすごい。
しかし一晩明けてみると昨日のやる気がしぼんでる??あんなにワクワクした気持ちになにやらもやがかかってる??
そわそわしつつ、昨日のメモを元にブラシ型のヘアアイロンをぽちったり眉毛サロンに予約したりしてみる。なんだ?なんだこの胸のざわざわ、胸のあたりがきゅーーーってなる感じ。
インナーチャイルド的な象徴(あの頃の私なら何歳でもいいので、5歳~20代中盤ぐらいまで結構年齢は幅広い)として買ったピンクのクッションを抱いて目を閉じたら、そこには18歳の私が居ました。
ショートパンツとミニスカが好きで、高校を卒業して初めてのお化粧にワクワクどきどきしていた私。
そして同時に、
洗面所で初めてのお化粧にどきどきしていたら母親に「うわ!こんず不良だ~!w」とからかわれて悲しかった私。当時の彼氏に「大学の他の男にチヤホヤされたくて化粧してんだろ。ファンデーションの匂いくせーよ!」と理不尽に怒られた私。
悲しかったよね。
それからもお洒落することはあったけど、誰かの為に。分かりやすくいうと、男の人に褒めてもらってちやほやしてもらって喜んでもらう為にお洒落するようになった気がします。
だって、自分の為にお洒落したら「大事な、一番身近な誰かに」怒られたりからかわれたりして悲しくなっちゃうから。
そういう悲しみがまだ残っているから、大好きな夫になにか言われるんじゃないかって怖いのかなって思いました。夫はなんにも、言わないはずなのにね。
もう一度クッションを抱き締めて、
「たとえなにか言われても、気にしなくっていいんだよ。あの時は守ってあげられなくてごめんね。今度は絶対私が守ってあげるから。
だから、好きな服を着て、たくさんきらきらしていいよ。いっしょにお洒落楽しもうね。」
そう伝えたら、自然と涙が出てきました。
あの頃の私も、ホッとしたように一緒に泣いていて。遅くなっちゃったけど、一緒に泣けてよかったです。
なにかやろうと思ったとき、そわそわしたり胸のあたりに違和感を感じたら、またクッションを抱えて、あの頃の私に会いに行こうと思います。
まずは眉毛サロン楽しみだな~。
垢抜けブログも、ちまちま書いていけたらいいな。
それではのです。