五輪マラソン札幌開催について線引きしてみる。
こんばんは。今回は東京五輪マラソン札幌開催について線引きをしてみようかと思います。なお、殴り書きみたいな文章に加え独断と偏見がかなり混じるので何言ってんだこの人みたいな目線で見てください
(賛成)マラソン・競歩開催他 東京→札幌に変更
これは大賛成です。そして大英断です。気温32℃/湿度80%近くの中行われたドーハ世界選手権女子マラソンでは実に4割以上の選手が棄権。これが開催地変更の決定打となったようです。ちなみに今年8月上旬の最低気温が東京25〜27℃、一方で札幌は21〜25℃と、札幌の方が低気温で開催できそうではあります。
(反対)10月中旬になっての開催地変更通知
ただ、これには大いに不満があります。いくらなんでもタイミングが悪すぎます。暑さを凌ぐためとはいえ、いきなりの発表でその場しのぎ感が否めません。ドーハ世界選手権が決定打になったと言われてますが、それならもっと早く発表出来たはずです。いずれにしても、開催他変更がIOCバッハ会長の一声で決まってしまう…。この組織大丈夫なんでしょうか。心配になります
(賛成)JOCと日本陸連の対応
これは、どちらも賛成せざるを得ません。IOCへの不満は消えませんが、どちらも尽くせる手を尽くしたはずで日本陸連の困惑も当然です。それくらい理解に時間のかかる決断をIOCは下したのですから。とばっちりです。今月末に札幌開催に関する詳しい会議が行われるようなので、ひとまずはっきりとした対案を出しておくべきでしょう。「ありき」で進めるとさらなる批判を生む可能性もあります
(反対)的外れな批判
「東京ざまあみろ」「東京五輪ごと返上しろ」「MGC意味なくね」のような思考を持って批判する、これは良くないですし僕には的外れに見えます。繰り返しますがJOCも日本陸連も尽くせる手は尽くしたはずで、MGCもその一環でした。批判の矛先はむしろIOCに向けられるべきだと考えます。五輪返上論は論外で、選手や指導者にも失礼です。ここは落ち着いて考えて欲しいです。
(反対)小池百合子都知事の一連の発言
これにはさほどコメントする気が起きません。一見すると激怒してカッとなっただけのように見えますが、僕にはスポーツを知らない人が政治や自らの手柄に結び付けたいだけに見えました。今後できるだけ感情的な発言やオリンピックに関する発言は控えていただきたいです
と、僕自身がここまで感情剥き出しになって書いてしまいました。今後は選手ファーストの意義や移動距離に関して選手を教える指導者についても注目されるかもしれません。こうなってしまった以上、IOCにはこれ以上東京五輪をかき乱さないことを願うばかりです