転職でNPOを選んでみた
新卒で勤めていた会社を退職し、4/1からNPO法人「育て上げネット」で働き始めました。
NPOってなに?という話は既存で無数に上がっているので、ここでは省略します。親に説明するのに120年くらい費やしたことや、前職の上司に止められた話などはまたの機会にします。
当然ながら、所属団体の意思とは無関係です。
・NPO法人を選んだ理由
まず第一に、働くことの意義をお金意外に見出したかったからです。もちろんお金を稼ぐことはとても大事なことです。お金があるとめちゃくちゃ良いので。
前職では、上場企業で、社会的には終身雇用や福利厚生などの「安定志向」の空気がとてもありました。それはもちろん悪いことではなく、そのために働く人が大多数だと認識しています。家族のためであれ自分のためであれ、生活を維持・向上することが重要です。
ただそれだけの生活になんとなく違和感を感じていました。
・「若者支援」は自分支援でもある
ただ僕はそれ以外にもう一つ価値を見出したいと考えていました。
その契機として、2年ほど前、先輩が仕事で鬱病になり、退職したことがきっかけだと思います。先輩はめちゃくちゃ明るく、サーフィンやスノボに休みの度に行き(誘われるので困っていた)、社交的な人でした。
その先輩が部署が変わって半年程で退職になり、僕は「あ、自分がなってもおかしくないな」と直感的に感じました。
先輩よりも内向的な自分がならない訳がない、とすら思いました。鬱病について調べると要因は多数あるので一概には言えませんが、当時の僕にとっては「考えなおす」きっかけになりました。まさに「唯ぼんやりとした不安」であり「えたいの知れない不吉な塊」が迫っている感覚でした。
今考えると、仕事終わりにほぼ無意識で帰宅していたこと、飲酒量が尋常ではなく増加したこと、一週間食事を摂りたくなかった日々などかなりの危険信号だったと思います。
そんな思いを抱きながら仕事には行きましたが、ちょうど4年目を終える段階で転職を決めました。当事者意識を持ちながら若者支援ができ、自分自身も暮らしやすい社会に変えていけるのではないか。そう思い飛び込んでみました。
昨年から少し関わっていましたが、今年度から正式に関われることになりワクワクしている中でのコロナ、先ほどの緊急事態宣言、在宅ワーク・・・。
なかなか上手くいかないのが人生だと割り切り、明日からのテレワークも頑張ります!!!!!!
次回、民間企業とNPOのここが違う!編でまた。