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産休前の仕事を終えて

ようやく終わった。正確に言うと終わらせたが正しいけれど。余裕を持って引き継ぎをしようと思いながらも、結局最終日までずるずる。

本当に1年間はあっという間だったけれど、「子どもを持ちながら働くってこういうことか!」が、わかるには十分でした。

今回は記憶が鮮明なうちに、1年間を振り返ってみようと思います。

第一子との妊娠の違い

「妊娠」するのは2回目だったけれど、経験しているから体が楽になるか!といえばそういうものではなくて。

今回のほうが悪阻がひどくて(前回があまりにも軽すぎたのかな?)食べても食べなくても気持ちが悪い状態が1ヵ月くらい続きました。

「食べることが幸せ!」の私にとっては、一番の楽しみがなくなって心も体もつらいときでした。

一人目だったら、横になって休めばいいのだけれど、2歳の息子は待ってくれないし、休む時間もありません!

まだ抱っこ抱っこ!と甘えたいときだから、できるだけそれにこたえていたら、今回は早い段階から腰も痛くなってしまいました。

出産乗り切れるかな‥と正直今も心配です。

大変そうに見えないことがよくなかった?!

仕事、育児、家事、妊娠…遠く離れた実家。家事の代行を頼もうと思っていたけど、コロナもあってなんだか頼みづらくって、、

なんとか自力で産休まで持ちこたえた自分にまずはおつかれさま。

でも、自分で言うのもなんですが、この「なんでもそつなくこなす」というのが今回は仇となった気がしています。

復職時、早く仕事の勘を取り戻そうとがむしゃらにやって「ああ、やっぱり1年半のブランクは大きいなぁ‥」と絶望していたのに、

上司に「え?そうだったの?!」と言われるし、周りに迷惑かけずに色々やりくりしているのが逆に「大変じゃない」ように見えていたことがわかりました。

本当は助けて欲しいなと思うこともあったのに。

もう少し労ってほしかった。

世のワーママは皆んな色んな手を駆使して日々の育児、家事、仕事を回しているけど、その裏の姿ってなかなか見えないのだなぁと。

誰かと比較する暇もないし、自分頑張ってます!なんて主張もしにくいから、余計世の中にわかってもらえないのかなとも感じました。

けれど、もっと声をあげないと特に私の勤めているような「おじさん」文化の会社だと気づいてもらうことすら難しいんだろうなと思います。

制度や環境だけをいくら整備したって、女性が働きやすい会社にはなりません。

挨拶回り

会社の方針や考え方には賛同できないことが多いけれど、職場の人には恵まれていました。改めて挨拶しながら温かい人が多いなと感じました。

特に大企業の場合、仕事は1人で完結しないことがほとんどですが、今の立場になっていかに周りを巻き込んで「1人で仕事をしないことが大切か」、身に染みて感じます。

お祝いの品にはカタログギフトをもらったのですが、頼んだ後も使えるようにアルバム仕様になっててびっくり!

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選んだら捨ててしまう分厚いカタログをそれだけで終わらせないのがいいですね。


仕事の棚卸

自分の記録となってしまいますが‥今回できたことと、できなかったことを振り返って仕事の棚卸しをしておきたいと思います。

●出来たこと

「業務改善・効率化」

・大手顧客の業務オペレーションの整理

・メインで顧客をたくさん持てない分、後輩の顧客のフォローをしながら一緒に業務改善を進める

・他箇所との主体的なMTGの機会、改善、リーダーシップの発揮

「CSとしてのスキル向上」

・担当顧客との信頼関係づくり

・今まで経験していなかった分野の知識がついた(海上危険品)

●出来なかったこと

・昇格

・英語能力の向上(特に電話は苦手)


●今までの仕事経験で得たこと

・輸入・貿易実務の知識(航空・海上両方)

・通関士の取得

・判断力と決断力

→毎日がこの連続。顧客の要望と実際の状況を見て、いかにリスクなく希望納期で進められるか考えて提案・遂行。

・周りを巻き込んで仕事をする(1人の力でできることが少ない)

・効率化を意識する

→時短勤務になってからより強く思う。

・リーダーシップ(自分から率先して改善を行う、司令塔)

→管理職の経験はしていないが、最初~最後まで責任をもってコントロールする立場にいるので、自分がリードして他箇所と連携し指示を出すことがマスト。

・臨機応変に対応する、マルチタスクが高まった(いろいろな仕事を同時並行に進める)

●もっとしたかったこと

・全体へのアウトプット

・特定の得意分野がない

→勉強会とか何か自分から職場全体に向けて発信できる機会がなかった

・英語でのコミュニケーション

→英語のメールは毎日結構しているけど、うーん、ビジネスで使ってました!とアピールできるほど堪能でない‥

●まとめ

今の環境で経験できる一通りの仕事はやりきった感。マネジメント(管理職)に関心がないわけでないけど、この会社にどうしてもこれから先も貢献したいと思えない…次のステップへ進む時かな、と思っています。

サードプレイスの存在

会社での仕事を振り返ってみましたが、復職して1番大事だと感じたのが第3の場、サードプレイスの存在でした。

会社でも家でもない、第三の場。

このおかげで、日々の息苦しさがマシになり、具体的にキャリアの方向転換を考えるきっかけになりました。

…ただ、長くなりそうなので、、

そのことはまた次回書かせていただきます!

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