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21日参りで神聖な自分へ

「21日参り」というお参りの仕方があることを知りました。
これは、産土様の神社に21日連続で毎日お参りに行く、という方法です。

ここで大切なことは、

1、自分が住んでいる場所をお守りいただいている神社(産土様)にお参りすること
2、一日も途切れることなく21日間続けること
3、願い事は一つだけ

これを知った時、まず感じたことはワクワクした気持ちでした。
私には、どうしても叶えたい願い事がいくつかあります。
自分の努力で叶うかもしれないもの、時期が来たら叶いそうなもの、など、いろいろありますが、自分の力だけではどうしようもないものも、中にはあります。
それは相手がいるものであり、ご縁にも関わる願い事。
だからここは、神様のお力を借りようと思い、私は21日参りを始めることに決めました。
「おもしろそう、やってみたい!」という軽率な気持ちではなく、「これでようやく叶うんだ!」と喜びの気持ちが大きかったことをまだ覚えています。
この時の私には、21日も続くかどうかの不安はありませんでした。

初日を新月の日と決めて、早朝の神社へ向かいました。
当日は曇り空。
でもそれが余計に神秘的な雰囲気を醸し出していて、鳥居から続く参道が異世界への入口の様に思えました。
お参りをすると勢いよく風が吹いてきて、歓迎していただいていることにうれしくなりました。

天候が不安定な時期だったので、雨の日もありましたし、暑い日も寒い日もありました。
普段なら家から出たくないと思うはずの天候だというのに、この期間の私は違いました。
不思議なことに一度も行きたくないと思うことなく、お参りができました。

それでも毎日お参りに行けたのは、願い事のためだけではなく、参拝後の気持ち良い感覚があったからかもしれません。
天候に関係なく、お参りをすると爽快な気持ちになりました。
同時に、心がスッと鎮まり、地に足がついたような落ち着いた気持ちにもなります。
そのような気持ちで一日を始められるのですから、この期間はとても明るい気持ちで過ごせました。
だからなのか、良い連絡が舞い込んできたり、小さなご縁がつながったり、直感が冴えて良い選択をできたり、ゾロ目をたくさん見るようになったり、行きたい場所に行けたり、奇跡のような出来事がたくさん起こりました。
振り返ってみると、特別な21日間だったように思います。

さて、肝心の願い事の効果ですが、残念ながら現時点ではまだ叶っていません。
ただ、この期間は今までに無いくらい自分と向き合い、奇跡もたくさん受け取っていました。
だから、“それ”はすぐそこにあるような気がします。
このようにのんびりと構えられるようになったのも、神様のお力添えがあると思える安心感のおかげです。
それに、願い事というのはタイムラグがあるようなので、気長に待ちたいと思います。


それでは、皆さま、良い夢を。


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