ほし×こえ さいたま公演 立花慎之介・伊東健人
プラネタリウムで朗読劇が楽しめる、ほし×こえ を見に行ってきたので感想を。
前々から気になってたけど日程や場所の関係で見送ること数回…近畿から関東へ引っ越したタイミングでちょうど埼玉での公演が、しかもキャストが立花さんと伊東さん!
これはチケット取るしかない!と申し込んで、ついに先週行ってきましたー!!
座席のこととか
場所は大宮駅からすぐで迷うこともなく到着。
座席はSSで取ったもののそこまで期待してなかったけど、まさかの最前列。景色はこんな感じで、自分が座ってたのはまさにこの辺り。
写真の通り、最前列と演者さんの座る高さがほぼ同じで、1列ごとにかなり段差があるから最後列からは相当見下ろすことになりそう。2人も「こんな見下ろされながら朗読する機会なんて中々ない」みたいに言ってた。
朗読「スカイライター」
今回の朗読は「スカイライター」というお話で、作曲家のオウジ役が立花さん、作詞家のマサオカ役が伊東さん。
ざっくりとしたあらすじ
導入が暗めの心象風景からはじるからストーリーはシリアス系?ちゃんと理解できるのか?と一瞬不安に思ったけど、いざ掛け合いが始まると友人であり相棒である2人の思い出話をプラネタリウムと共にゆっくり味わえるような、素敵で前向きなお話だった。
前半にマサオカが言った言葉を後半にオウジが言う、みたいな分かりやすい言葉の繰り返しが幾つかあって、後半で忘れかけた前半の記憶を蘇らせつつ伏線回収的な役割も持っていて理解しやすかったし、"2人だけの定番のノリ"が繰り返される会話にもクスッと出来て、最初から最後までしっかり楽しめた。
ノリがどんなのか説明したいけど、「しのびねぇな」「かまわんよ」みたいなやりとりで(めっちゃトータルテンボスやん)って思ってたら本当の台詞は忘れました。
朗読のあとに洋楽と共にプラネタリウムを眺める時間があって、ストーリー追いながら回し疲れた脳みそが癒される最高の時間だった。
声優さんの演技のこととか
まず、声聴いてぶわぁ〜っと「本物だー!」の気持ちが湧き上がったのは立花さん。画面越しにイベントでの朗読を聴いたこともあるし、BLCDでも演技はたくさん聴いてたけど、生で見るの初めてだったからめっちゃ当たり前の感想になっちゃった。役柄もあるんだろうけど、生で聴いた方が断然クセがなくて聴きやすくて、わかりやすく良い声だった。
伊東さんは華dollとかSideMのライブで見たことあったあったけど、近くで演じてる姿を見るとめちゃくちゃ手も体も動くし表情もどんどん変わるから、動きとか表情とかしっかり眺めながらお芝居聴きたいタイプの人だなと思った。
演技の話をすると、高校時代に2人が出会うシーン、伊東さんは明らかに声が若かった。興味のある人物に自分から声をかけられる人柄や若さが出てるかんじで、人生の岐路に立ち大きな決断を下す今の方がしっかり声に重みがあった。
逆に立花さんはあんまり変わらなくて、でも訳あって人生のマイナス期の高校生時代と、人生の転期に前向きな今が近い事も先々のストーリーを聞くにつれて納得した。
あと同じシーンをまるまる繰り返すところが2箇所くらいあって、導入にあるオウジの心象風景と同じシーンを後半に繰り返す時、オウジの状況を理解してもう一度聴くと見える景色の意味が分かって心なしか台詞もハッキリと聞こえた気がした。声の雰囲気としても導入は割とスッキリ目、二回目はもっと強く感情がこもったように感じた。
こういういろんな表現の仕方を、公演ごとに違うものが聴けたり、同じ作品でもキャストを変えて見られるのが朗読劇の面白いところだろうし、いつか同じ作品に何度も通うっていう経験もしてみたいなって思った。
1番涙腺にきたのはやっぱり藤原啓治さんの声。2人が曲作りのためにプラネタリウムを見にいくシーン、ナレーションが聞こえてきた時知らず知らずのうちに視界が少しぼやけて、目が潤んだ自分に気がついた。
そして最後のフリートーク、2人が藤原さんの声かっこいいよねって話をしてる時、伊東さんが「もう年取らないから、ずっとかっこいいままでずるいなぁ」みたいなこと言ったから、さっきの涙が蘇ってきちゃった。
蛇足
最後に流れてた洋楽なんだろうな〜と思って調べてみた。
聞き取れた歌詞から検索かけたところ、アート・ガーファンクルの「Skywriter」って曲だった。
サイモン&ガーファンクルというユニット名なら知ってる人も多いかも。「The Sound of Silence」とか有名で自分も聞き覚えあった。
最後に
なんか色々書こうと思ったことあったものの
ぐちゃぐちゃになる前に終わっときます。
もし書けたらもっとストーリーの中身に触れた感想もあげるかも。
とにかく、ストーリーもおもしろくてプラネタリウムも綺麗でめちゃくちゃ楽しかった!!
おわり