2023年5月9日(火)列車のスピード
晴れ。爽やかな天気。朝食は、レーズンシュガーパン、あんパン、インスタントコーヒー。
そういえば昨日、自動車税と固定資産税の納付書が送って来ていた。少しずつ上がっているようだ。年金自体、何とか上がらないものだろうか。持ち株の配当金がやがて来るだろうから、少しは助かる。
ヨメさんが外出につき、終日のんびりと。昼はカップ麵(タンメン)、抹茶あんパン。
ザ・ステイプルズのCDに「ミステリー・トレイン」が入っていて連想したのだが、列車のスピードというのが好きである。車窓から窺える景色が、近くはよく見えず、遠くになるほどじっくりと見える。全体に早過ぎず遅過ぎず、ボーッとしてると何にも気付かない、ちょっと人生の光景のような気もする。
『ニッポン人のブルース受容史』に掲載されている、過去のレコード評を読むと、時に辛辣さをチクチク感じる。以前の日記で、各文章に旺盛な気概が読めると書いた。その裏返しのような気もするのだが、あまりに強烈なものはやはり引いてしまう。それはそれで時代の雰囲気(74年の途中まで読んだ)を正直に上げているとも言える。自力でブルースを探求してきた諸氏が、日本独自の編集盤や音楽界全体が捉えている(あるいは触れていない)ブルースやソウルを取り巻く状況に対して、苛立ちに近い感情が生まれているのではないかと勝手に推測する。読み進めていき、どんな変化が訪れるのか楽しみではある。そこが主眼の書籍ではないのだろうが。
ジミー・ウィザースプーンと、パナマ・フランシスのサヴォイ・スルタンズも聴いた。落ち着いた雰囲気だが熱量と深みを確かに感じる。
夕食は、冷やし中華。明日は告別式に出席。
♪ The Staples – Mystery Train