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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー【番外編】~「ライド・エム・オン・ダウン」

【過去の投稿です】




この曲も、ストーンズは上手くカバーしている。原曲は、シティー・ブルースの薫りもする洒落っ気のある歌。メンフィス・スリムばりの豊かな声も小粋な雰囲気に一役買っている。

ストーンズはこれをロックンロール化して乗りの良さで勝負。キースだろうか、独特の間で弾かれるギターや、バタバタと重なってくるドラムなどテンションが上がる。バタバタドラムはオリジナルでも聴けるが、味付け程度。しかし、その味付けの仕方がブルース演奏の胆である。

ミックのハープは短めだが渋い。ジミー・リードの、空間を切り裂きながらフワッと漂うハープとはまた違う味わいで良し。これ真似したら面白くないだろう。さすがは一流職人である。

Eddie Taylor Ride 'Em On Down

The Rolling Stones Ride Em On Down

元々のオリジナルはこちら。

Bukka White-Shake Em On Down


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