2022年10月23日(日)私の趣味・音楽編
晴れ。今日もそんなに寒くない。むしろ暑い。朝は、バタートースト、インスタントコーヒー、キウイとバナナ入りヨーグルト。
娘を街なかまで送った後、姉邸に、昨日貰った魚のカマをお裾分け。その後、若干遠方の道の駅へ。お昼はそこで買った天草鯛入りアサリ弁当。帰りに製菓・製パンの材料店に寄ってくれとの事で、私は近くの古書店を2軒軽く見て回る。来る水曜日から、デパートで古書即売会が行われるので、気持ちのエンジンはそこで吹かそうかと思う。
さて、趣味について語る第二弾、今回は音楽について。小学校高学年から中学に入る頃から、音楽への興味は強くなった。邦楽だと、吉田拓郎、泉谷しげる、井上陽水ら、所謂フォーク~ニューミュージックのミュージシャンを好んだ。しかし、重きは洋楽の方に有った。カーペンターズやサイモン&ガーファンクル、エルトン・ジョン等が印象に残っている。私の場合、13歳~22歳が70年~79年に当たる。ビートルズも聴いていたが、既に解散している状態だった。
高校時代は、グラム・ロックとハード・ロックがトレンドだった。レッド・ツェッペリンや、Tレックス、デヴィッド・ボウイ等よく聴いていた。後に夢中になるローリング・ストーンズも聴いてはいたが、他のミュージシャン、バンドと同等の位置付けだった。因みに「黒人音楽」というのを、まだ全然意識していない。
大学に進むと、ストーンズ好きの友達が出来て、真正面から向き合う感じで聴き始めた。次第に、他はあまり聴かなくなり、ストーンズとCCRが中心となった。やがて、パンク・ロックの波に洗われると、セックス・ピストルズやクラッシュをよく聴いた。クラッシュはいまだに好きである。
私は、定職に就くのがやや遅く、25歳(82年)からだった。大学を終える頃から、ソウル・ミュージックは、ぽつぽつと聴いていたが、ブルースはまだまだだった。好きなストーンズのルーツとは言え、のめり込むまでには至っていない。よく出来たもので、黒人音楽系の知り合いが増えて来て、ガイドブックを買ったり、音楽雑誌をよく読むようになった。『レコード・コレクターズ』が創刊した頃で、中村とうようさんが<MCA>音源でリズム&ブルースや、ジャンプ系の編集盤を出し、<ヴィヴィッド>が<スペシャルティ>、<Pヴァイン>が<チェス>を出し、<アトランティック>音源も手に入りやすかったので、ブルース、ゴスペル、リズム&ブルース、ジャンプ、ソウルと大まかに黒人音楽全体を捉えられる環境に身が置けた。
しかし、熊本のレコード店では間に合わず、<芽瑠璃堂><サムズ・レコードショップ><吉村レコード><ネットワーク>等の通販を大いに利用した。ガンガン買いまくり、雑誌も、自分が日頃聴かない音楽の記事まで丁寧に読んで、今日の礎を作ったと思っている。最近は、以前ほど音源を買わないし、雑誌は立ち読みだったり、最新号に追いつかないぐらいのんびり読んでいる。でも、常に気にかけているし、黒人音楽を通して物の考え方を学んだ面もある。出会って良かった趣味だ。
夕食は、ブリカマの塩焼き、蓮根の天ぷら、芋の天ぷら、ヒラマサの刺し身。
趣味の話、次はインターネットについて。
♪ Carly Simon – You’re So Vain