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彼女と別れ申した
これは一生ヘラってる俺が自分の気持ちに区切りを付けるために書いているアレだ
この感情を忘れないよう、忘れてしまった時はこのnoteを見て思い出せるよう、そんなアレで書いている
ちな過去一の大作 ここまで赤裸々に話す奴も中々居ないと思う。まぁ楽しんでいってくれや
今の彼女と出会ったのは大体10年前だ。どこで出会ったのかとかは憶えていない 確かTwitterかなんかのSNSだったような記憶だ
でも初めて会った日は今でも忘れてない アナ雪を一緒に観に行ったのが初デートだ
確かその日に付き合った
俺が25か26で相手は18とかだったかな。
そんでまぁなんか普通に付き合って2年目くらい?に同棲を始めた。そこからなんだかんだ去年の12月の暮れに振られるまでの9年半を一緒に過ごした。
別に思い出とかを語りたい訳じゃないから道中の出来事を書く気はない。普通の恋人って感じの9年半だった。
ただひとつだけ普通じゃなかった事がある。俺がまともな職に就いていなかった事だ。
元々変な人生を歩んでいた事もあったし、仲の良い友達はほぼ全員自営業をしている。
そしてそこそこ普通に暮らせている友人達とよく一緒に居た俺もいつかは何かを始めようと楽観的に考えていた。
適当にお金を貯めて何か好きな事をやろう。そして今の彼女と結婚しよう。そう思っていた。
時期も決めず、本当に、ただただ漠然と。今思うと笑えない馬鹿さ加減だが本当にそう思っていた。
そんな適当な夢を見ながら俺はひたすらパチンコ屋でお金を稼いだ。
他の稼ぎ方を知らなかったしラクだったから。
その先に幸せなんかないのはずっと気付いてはいた。でも知らないふりをしながら生活していた。
パチスロを打つ。お金を稼ぐ。好きな事や彼女の為に使う。その時は幸せだったけど本当の意味での幸せからは少しずつ遠ざかっていた。堕落した日々だ。そんな生活を10年近く続けてしまった。
しかし今なんかこうやって振り返ると自分は凄く社不に見えるが別に働く事に嫌悪感を持ってる訳ではなかった。本当に言い訳みたいだけどただただやりたい事が無かった。好きな女がいて、お金もそこそこある。そんな人生に満足してたんだと思う。
それに自分の学歴とか諸々のスペックとかを客観的に考えると将来的にぼちぼち普通の生活を送るなら自営しかないなと思ってた。
「いつか何か始めるから。そうしたら一緒になろう、結婚しよう。」
常にそうやって逃げてきた。本当にどうしようもない。
何度も結婚の話が出て、決まり文句みたいにそう言い躱し続ける。くだらない奴だ。好きなら結婚すれば良かったのに。我ながら馬鹿すぎてマジキツい。
「俺達は戸籍上は未婚だけど、俺はお前を愛してるし内縁の妻だと思ってる。」
意味のないプロポーズをし続けていた。今でもカタチが全てとは思わないけどカタチにしてやれば良かった。一緒に居ることに慣れ過ぎた。もっと彼女の気持ちを理解してやれば良かった。
紙に名前を書くだけでコイツと離れないで済むなら何故書かなかったのか。
振られたあの日から今日まで結婚を決断出来なかった自分をずっと責めてる。
もし時間が戻せるのなら…と何度も意味のない事も考えた。
あまりにも意味無さすぎてすぐその思考からは離れたけど
ハァ…
ドラえもん、もし居るなら出てきてくれよ。
そんな感じで謎ムーブで結婚を避け続ける俺と、どこかそんな空気を察してくれて何も言わないでいてくれる彼女、そんな2人だった。
一生彼女を養う覚悟はあったのに俺はどうして決断出来なかったのか。本当に情けない。
とは言ったものの、ぶっちゃけ結婚に踏み切れなかった理由というか、自分の気持ちはある程度言語化出来てはいるんだけど。
それについて少し話そうかな。
これは俺個人の性格の問題なんだけど、俺は凄く保守的な性格なのだ。
何年も何年もパチンコパチスロの収支でほぼ全ての生活費を捻出していた俺は、先の見えない戦いというものが苦手だった。自分の中でほぼ確実に収益をあげられる、そう思えるものじゃないと投資をする事が出来ない性格になっていた。
何年も彼女と過ごすなかでいくつかやりたい事、やってみたい事はあった。でもそれは確実に生きていけるものでは無かった。
今の生活は社会的な保障は無くとも月に40-110万くらいは稼げる。平均したら月に70万くらいか?そんくらいの稼ぎにはなる。
時間も作りやすいしお金には困らない。そんな生活を捨てて何かを始めるのが怖かった。いつかは辞めなきゃいけない、そんな事は分かってた。でも踏ん切りがつかなかった。
惰性でお金を稼ぎ、適当に好きなものに使う。俺は何のためにお金を稼いでるのか分からなくなっていた。
金より大事なものはとっくに手に入れていた筈なのに。それを守ろうとしなかった自分に嫌悪感すら抱く。
本当に愛していたのに。
陳腐な言い回しだが時計の針は戻らないのだ。
自分の決断力の無さを恨むばかりだ。
それともうひとつ理由??らしきものはある。
これはまぁこの生業(パチンコ生活者)にはありがちだとは思うんだけど、俺は本当に自己肯定感が低い。世間様に誇れる人生を歩んでこなかったから。
そんな自己肯定感の低さから相手の親に会うのが億劫だった。
信じられるか?9年半一緒にいて7年近く同棲している彼女の親に会った事がないんだぜ?
普通ならとっくに会ってるし、良好な関係を築いてるもんだろうな。でも俺は会えなかった。誇らしくない自分を紹介するのが怖かったから。
会ったら怒られるんじゃないか? そんなチンケなプライドが邪魔して会えなかった。ダサ過ぎる。
せめて彼女の親に土下座して謝ってから別れたかった。多分これは一生後悔すると思う。
「どうして結婚しなかった。うちの娘の人生を返せ。」
そうやって罵倒でもされた方が幾分か気持ちがラクになるだろう。
本当に謝りたい。全部に。ただの俺のエゴだけど。
とにかくそんなダメな奴に付いてきてくれる女なんかいなかった。振られた。
くだらない俺の人生の中で数少ない守るべきものが居なくなったのだ。
痛恨の極みだ。
ていうかなぜ俺はこんな自分の人生の恥部をnoteに書いてるんだろうな。別に誰かに慰められたい訳でもない、叱って貰いたい訳でもない。
でもなんか言葉にしなきゃ頭がおかしくなりそうだった。ダメな自分を世間に見せる、そして彼女は悪くないんだよと言葉にする。それが少しでも彼女に対しての贖罪になればいい、そういう感情なのかな。
自分でもあまりよく分からない。でもなんか書かなきゃなって思った。
ちなみに1月12日に完全に振られて現在1月19日、今の俺は引っ越し準備中だ。7年一緒に居た家を出る。準備が終わるまでは居ていいよ。そんな彼女の温情で一応まだ一緒の家には住んでいる。
彼女からするとすぐにでも出てって欲しいだろう。そりゃそうだ。俺達はもう別れてる。
それでも今も部屋に居させてくれる。俺を拒絶せずにいてくれる。本当にこの子には頭が上がらない。
昔みたいに笑ってくれるし、話し掛けてくれる。付き合ってた時にはお互い話せなかった事も話せた。10年間の思い出を語り合ったりもした。
最後の思い出を作りたい俺の我儘にも付き合ってくれた。
昔と変わらない優しさが今の俺には辛かったけど、やっぱり俺はこの子が大好きだなと思えた。
本当に性格も顔も声も体も全部好きだった。どれだけ考えても嫌いな所が出てこない。そんな子だった。
人生単位で1番好きな女だ。自信がある。この先どうなるか分からないけどこの子には幸せになって欲しい。
一緒にいれないとしても。純粋にそう思える。
本当にありがとう。
と、まぁこんな感じでひとつの区切りは付いた。
俺と彼女の10年間は一旦終わりだ。
そしてこのnoteは俺の決意表明でもある。
ここまであり得ないくらい傷付けたし嫌な思いをさせただろう。凄く負い目を感じてるしこんな事を考えるのもおこがましい。
でもやっぱり好きなんだよな、俺は。一緒にいたい。この子以外は考えられないのだ。
振られてからの半月ずっと考えた俺の答えはそれだった。
彼女にとっては迷惑だろう。嫌な思いをさせたくない、だから完全に諦めよう。そう思った時もあった。
でも無理だった。俺の中で彼女の存在は大きくなり過ぎていた。諦めて別々の人生を。そんな風にはどうしても考えられなかった。
じゃあどうする?? なら答えはひとつしかないよな。
彼女がまた一緒に生きていたい。そう思える人になるしかない。
だからこれからは今までの俺とはサヨナラだ。パチンコ生活者も辞めよう。彼女がまた好きだと思えるような男になろう。外見も、内面的にも。
数ヶ月距離を置いてみて、彼女には普通の生活をしてもらって、他の男の事も見てもらって
それでもやっぱり俺が1番良いなって思ってもらえるような自分になろう。
ぶっちゃけ彼女が新しく恋愛をするのは怖い。嫉妬で頭がおかしくなりそうだ。でもそれはくだらない人生を送ってきた俺が受けるべき報いだ。
18-28歳の大切な時間をずっと俺と居てくれた。初めての一人暮らしも、成人式の日も、何度もあったお互いの誕生日も。全てを俺優先にしてくれた。ガキだった俺を見放さないでずっと一緒に居てくれた。感謝しかない。そんな彼女の人生に俺も誠意をみせるべきだと思った。
とにかく今は外の世界を見てもらおう。それで他の男と結婚するならそれは仕方ない。
これは俺の人生を賭けた挑戦なのだ。別れを受け入れて、生活を変えて、彼女を待つ。
笑いたきゃ笑えよ。焦るの遅すぎだって。
でもこれ以外の結論が出なかったんだわ。
そしてこの決意表明をする事によって俺はある種の縛りプレイをするんだよ。
俺にはTwitterで仲良くしてくれる人が沢山いる。会った事ある人も会った事ない人も沢山の繋がりがある。
笑わせてくれたり、麻雀の話をしてくれたり、一緒に打ってくれる友達がいるのだ。
住んでる所だって全然違う。年齢もバラバラだ。
学歴も知能も生活環境も。何もかも全然違うのにそれでも仲良くしてくれる人達が沢山いて、俺はそんな仲良くしてくれる皆んなが本当に好きなのだ。
割とマジで宝物だなって思ってる。
とにかくそんな俺の人生には切り離せない、大切な人達に決意表明をする事で引っ込みをつかなくさせるんだ。
こんな事しなきゃお前ちゃんとやれないのかよ?って思うだろうけど、俺はそういうタイプの人間だ。
本当にコミュ力だけで生きてきたタイプの打ち手だから、制約と誓約が必要なのだ。
だから俺は自分を縛る。みんなに宣言する事で。
みんなさ、俺が折れたら叩いてくれよ。本当にお前はしょーもないクズだなって。
人の下世話な話が好きな奴は見ててくれよ。それで俺が間違ったことしてたら引リツでボッコンボコンに叩いてくれ。上等だ。
最近Mリーガーになりたいっていう仲の良いフォロワーさんのアチィnoteを見た。でも俺はそんな大きな夢じゃなくていい。
彼女がいて、子供がいて、愛猫がいて、いつだって笑ってられる家庭があればそれでいい。
本当にずっと適当に生きてきた屑だった。努力のドの字も知らない。
でもなんか今回は頑張れそうな気がするんだよな。
パチンコ屋で稼いでいく事は簡単だ。抜け出すのは結構難しい。でも今回は俺が変わらなきゃ彼女との未来は無いのだ。
なら俺はやれるし、やるしかない。
覚悟は余裕で決まってる。
俺の人生、ここが最後の正念場感ある。
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やるぞ。全部ひっくり返してやるぞ。
まぁそんな感じだ。俺の人生を賭けた最後の勝負だ。
ドラマみたいな本当の話。興味ある奴は見届けてってな。
はじめよう。
ザーメン