日本47都道府県全てに行った話
私が唯一人に自慢出来る事(学生時代成し遂げたこと)なのですが、タイトルの通り47都道府県全てに行ったという事です。
半分以上思い出話ですが、そこから得た物や感じた物などについてお話ししたいと思います。
1,47都道府県回ろうと思ったきっかけ
実は最初のきっかけは大学2年の時。
「日本どれくらい回ったかな」と行った都道府県を数えて、確か20も無くあまり行ってないなと感じたのが最初でした。
その後、サークルでの飲み会時に後輩がこんな会話していました。
後輩A「アメリカに留学行こうと思っててさ・・・」
後輩B「は?お前日本もろくに知らないのに海外とか行くわけ?」
たかが飲み会時のしかも後輩同士の会話だったのですが、「確かに日本人なのにちゃんと自分の国のこと知らないじゃん」と結構真に受けてしまいました。
そして決定打は行きたいゼミの試験に落ちてしまったこと。これで俺の大学生活は終わりだ、やり遂げる事がない・・・と思ったときに思い立ちました。
「47都道府県全部回ろう。」
2,ルール(方法)
自分の記憶の中(物心付いてから)で行ったことがある都道府県で、地に足を付けた都道府県をカウントする。というもの。
例えば、電車や車で通っただけではカウントなしです。しっかりと自分の足で歩いた瞬間にカウントです。
正直、学生だったので時間はあるが、金はない状態だったので行く方法は全てOKにしました。(車・バイク・バス・船・電車・飛行機・・・)
しかし、金をアルバイトで稼ぐ必要があったので一筆書きのように一回の旅で行くわけではなく、今回は四国、今回は九州とエリア毎に回っていきました。もちろん一人で行くこともあれば、友人を巻き込んで行くこともありました。
またなるべく現地で情報収集を積極的にしました。ざっくりとした観光地などは押さえてますが、名物やガイドブックに載っていないような地元の生の声を大事にしていました。
3,一番感じた物・得た物
結論から言いますと、「一期一会」「人に親切にする心」です。
旅を通じてありがたいことに数え切れない人と出会い、そして優しさを与えてもらえました。この人との繋がり・出会いの大切さは経験しないと感じれないものです。特に知らない土地で知らない人と接する事はいろんな意味で刺激的でした。
バイクで北海道を一周していた時ですが、宿泊予定のライダーズハウスに夕方着いた時に、日帰り風呂を教えてもらった地元の人が次の日の朝に「頑張ってね」と手作りのオニギリを渡してくれました。頂いた恩をその人に直接返すことは今となっては難しいですが、人に親切にすることで回り回って、優しくして頂いた方に返っていけば良いなと思っています。
4,大変だったこと、苦労したこと
まずはお金。アルバイト掛け持ちで旅の資金を捻出していました。結果的に大学4年の卒業後に全て回ることが出来たのですが、アルバイトしながら旅に行くのはかなり厳しいものもありました。なので友人を誘って、旅費を浮かしたり、漫画喫茶に泊まるなどして経費は抑えていました。
次に計画が大事です。限られた予算・時間の中でなるべく多く回り、観光し、グルメを楽しみ・・・とやること盛りだくさんです。無計画で行っても、本来の目的を果たせず終わってしまうのでかなり緻密に行っていました。
最後にやりきる意思です。正直、お金も時間も使うものなのでいろんな誘惑や、諦めようとした時期もありましたが、必ずやりきるという強い意思を持って行動が出来たので達成することが出来たのかなと思います。
5,ここは良かったベスト3
日本回ったという話をするとほとんどの人が「どこが良かった?」と聞いてきます。正直、どこもいろんな部分での良さがあるので困ってしまう質問なのですがオリジナルも含めてまとめてました。
グルメベスト3(総合的) 1,福岡 2,北海道 3、石川
観光ベスト3(総合的) 1,沖縄 2,広島 3,北海道
この飯美味かった!(個人的)1,カツオ茶漬け(高知)2,冷や汁(宮崎)3,境港の回転寿司(鳥取)
ここは見てくれ!(個人的)1,オロロンラインor十勝の国道(北海道)2,なぎさドライブウェイ(石川)3,祖谷のかずら橋(徳島)
がっかりしたベスト3(個人的)1,首里城(沖縄)2,松島(宮城)3,稲佐山の夜景(長崎)
6,まとめ
偉そうに47都道府県制覇したと書いてますが、和歌山県や佐賀県などは滞在時間はかなり短かった県もあります。しかし、自分の中でやりきったという事実としては自慢できる出来事でした。特にこの経験はネタになりますし、トークの幅も非常に広がりました。正直、海外に行けるのであれば海外に行くことをオススメします。しかし、日本でもやれること・学べることはまだまだたくさんあります。また学生時代だから出来たことで、社会人になるとなかなか難しい事です。時間が作れる方は是非チャレンジしてみてください。
長文で読みづらかった部分もあるかと思いますが、お付き合いありがとうございます。よろしければコメント・フォローお願いします。(質問、意見何でも構いません)