北の国からを観たら無性にBlogが書きたくなったんです。
2020年。私の活動が一切止まってしまいました。
コロナ渦でエンターティメントがまるでストップしてしまい、13歳の頃から辞められなかったバンギャル(というのもオバさんなのにおこがましいですが)活動の休止を余儀なくされてしまったのです。これが思いの外ツライ。。。13歳の頃からとはいえ、私はもういい歳…まさかのこの趣味を30年ほど続けることになるとは思いませんでしたが、好きなバンドを応援すべく、せっせっせとライブのチケットや音源を手にするためそれを生きがいにお仕事する毎日でした。
いざそんなライフワークを奪われてみた結果。
まぁ、お仕事はお昼のお仕事だけで良いわな。と、なりましてまさかの昼職だけになり(いや、今思えばライブに行くために常に働いていたなぁ…高卒からWワークは当たり前みたいな)そしたらやはり自分の時間が有り余る。3月からの非常事態宣言以降時の流れが無情に過ぎていくのです。
ライブに行ってないから友達に会えない(ぴえん)オシャレもしなくった(ぴえん)メンバーさんにも会えないからときめきもない(ぴえん)なんかめっちゃ働いてたのに遊んで暮らしてたから貯金がない(リアルぴえん)ライブで生音体感してないから中身だけスカスカになってるような謎の絶望感(ガチぴえん)冷静にまるで何もない人になった感覚(とほほ)
そんな絶望の最中に出会ったのがまさかの北の国から。
この物語をまさか今になって、全話見てどハマりするとは思わなかったのです。私がこの作品をリアタイで知る頃は純はすでに中学生で、今やサスペンスや連ドラで嫌味な貴婦人役でしか見ない横山めぐみがめっちゃ美少女だったスペシャルでした。が、当時のわたしも子供でしたし、まぁよくわからん国民的ドラマでしたが今、アダルトチルドレンでピーターパン症候群な私が見たらもう…(涙)
父子家庭で育った私には、謎に家庭環境がリンクして涙がとまらなっかたとです…男親ってなんて哀愁漂うんだろうか。。。
主人公、黒板五郎を取り巻く個性的な女たち。
今、思うとある意味ギャルゲーみたいじゃん!みんな訳あり!憂いを帯びてる…いやたまげたよ、80年代からメンヘラってあったんですね!
これを読んでる方はどんな層が多いのかわからないですが、私はヴィジュアル系の世界で様々な闇と病みを見てきたつもりでいたけど(ちなみに私はあまり病まないタイプ)何という事でしょう。北の国からの登場人物は皆様病んでらっしゃる。だからハマったのかもしれない。中盤でほんっといい人!唯一の陽キャと思ってた中ちゃん(地井武男)の闇を見た時は震え上がったでまじで。誰だってあるんだね。
人間、無いと思うな心の闇(心の俳句)
都会育ちの純と蛍が北の大地北海道でぬるぬると育つ話(ほのぼの)かと思っていたらそれは気のせいで子供たちはサバイバルだし純は性格悪いし、意気地なしだし、蛍は恐ろしく感が鋭いから将来お嫁さんにしたくないタイプだし、草太兄ちゃんはイケメンだけど田舎町でヤリチンにも程があるし、お祭りでこごみさんに出会って瞬ではまっちゃう五郎さんは父親の威厳まるでなしだし(そんなところが愛らしく見えたけど)奥さんの令子さんは何だか可哀想だし。だけど令子さんの浮気が引金でこの黒板家はファンキーに周りを巻き込んで複雑極まりない人間関係を紡いでいくんですよ。時にはUFOとも遭遇しちゃったりして。
なんて思うと今こうしているのも、今までの出来事の集大成なのかもしれない。コロナでライブが無くってしんどいとか、先が見えなくて不安だらけの日常だったりするけど、何気ないひょんなキッカケの集大成で北の国からみたいな壮大な人間ドラマ繰り広げちゃったら人生面白いかも。このドラマは学ぶ事が多いな。
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