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*作品_ラッキーナンバーウッドパネル*

こんにちは。KOODEEです。

先日、令和6年11月16日、17日に開催されたデザフェスvol.60への出展に向け製作したオリジナル作品のことを書いてみたのでぜひ読んでみてください。(絶対出展前に書くべきpart.2)


作ったきっかけ


君が何を話しかけようとみんな話を聞いてくれる。僕がそうだったようにきっとみんな最初にこう言うさ。
「Because you are lucky 7.」


そんな物語が始まりそうなイラスト。ポエマーみたいな入りですみません笑

ただこの一言はリアルなワードで。このイラストを初見のアメリカ人に見せてコメントを求めたら、まず最初に「Because you are lucky 7!」って言われて話を聞いてくれるきっかけになりました。おしゃれな返し!って思ったのと同時にラッキー7ってアメリカでも通じるんだと知って。
そもそも当たり前だけど数字は全世界の人が使う言葉のいらないツールなんだと気づかされて。身近すぎて数字のことを改めて考えることってなかった。調べてみると数字の起源は2000年前らしくてそれが今も使われている超クラシックなもの。浅ーいうんちくを言ったけど、別にそんなことを考えて描いてた訳じゃなくて。

理由は簡単で2歳になる娘が最近数字を覚えたから。
ただ描くのもなーと思って自分が好きな人物の絵を当てはめてキャラにしてみたら数字がめっちゃ新しく感じられて、もはや数字であることを忘れちゃうくらい一つのキャラとして愛着が沸いちゃってます。

ちなみにウッドパネルに描いたキャラクターは自分が好きな”スパイダーバース”っていうスパイダーマンシリーズの映画がモチーフ。音楽、画、アニメーションすべてがかっこよくて。ちょうど製作時期にめちゃくちゃハマってて2才の娘があきれるくらい何回も観てました(笑) その中で登場人物たちのヒーローの時ではない普段の日常の瞬間を描きたくて。

ここから少しスパイダーバースバカの作品紹介をさせてください!
(ネタバレしまくりですので、見たくない方は飛ばしてください)


作品紹介

”7”マイルス

映画冒頭、マイルスが自分の部屋でHIPHOPをヘッドフォンで聞きながらノリノリでグラフィティを描いてるところから始まるんだけどそのストリート感が超coolで。最初、何の予備知識もなかったから「スパイダーマンなのに黒人!?スパイダーマンなのにHIPHOP!?スパイダーマンなのにグラフィティ!?」とものの5分で心を鷲掴みにされたのを覚えてます。

音楽も曲調に合わせたメロディアスラップ?みたいな感じがイカしてて。
曲は“Sunflower”-Post Malone and Swae Lee
このシーンが好きすぎてこの曲をSNSで使いまくってました。

ナイキのスニーカーとかグラフィティペンとか映画スタッフのこだわりをめっちゃ感じてそんな映画おもしろいに決まってるよね!てことでマイルスの気持ちよーくなってるアゲな感じをラッキー"7"にしてみました。
これまで数字だけを描いてたけどこのマイルスは”手”を付けずにはいられなかった。でもおかげでムードがでて個人的には好きです。
ぜひcheckしてみてください!

”7”マイルス

”2”グウェン

マイルスとハイスクールの教室で会うのが初対面なんだけど、少しツンとした冷めた雰囲気で”左利き”てのがかっこよくて。そのあとマイルスがスパイダーマンの能力に目覚めて自分をコントロールできないハプニングに巻き添えをくらってグウェンが髪を刈上げにしちゃうんだけど女性の刈上げ史上一番似合ってると個人的に思ってます。

そしてまさかのスパイダーウーマンという衝撃。アメリカの学生の制服も日本と違ってかっこよくて。あの絶妙なグリーンがいけてた。

映画でもいい感じだったマイルスとグウェン、二人おそろでどう?

グウェン

”8”アーロン(マイルスの叔父)

転校して進学校に進み、勉強で忙しい日々を送るマイルスが唯一心を許せるのがアーロンおじさん。
大好きなグラフィティや家族への愚痴、女の子のこと、アーロンには何でも話せるし、マイルスの好きなことを後押ししてくれる存在。でいてHIPHOP好きで大人ストリートな雰囲気が出まくりでクール。こんなイカしたおじさん見たことない。
そんなアーロンがマイルスに「気になる女のことがいるなら、その子の方に手を置いてこう言うんだ、『ヘーイ』ってね」ていうシーン。映画の中でもあとあとキーになるこのシーンが好きでイラストにしました。
アーロンよく見たら熊かトラかのムエタイTシャツ来てる!やっぱアーロンかっこいいっす。

アーロン(マイルスの叔父)

”4”ジェファーソン(マイルスの父)

マイルスにとってはいつも口うるさい警察官のジェファーソン。
体はデカいし、いつも勉強、勉強言ってくるしスパイダーマンも好きじゃない。でも曲がったことが嫌いで自分の信念がちょっと強いけど、誰よりもマイルス思いのいい人なんです。
マイルスが自分の描いたグラフィティのタグシールを街中の電柱とかにペタペタ張ってるところに、パトロール中のジェファーソンに会っちゃって。そのままパトカーに入れられて学校まで送られる間にガミガミ説教されたりどうでもいい話を一方的にされている、そんなシーンを描きました。
親としてはどうか分かんないけど、アメリカンポリスのブラックの制服ときれいにカットされたヘアとドライブシーンが武骨でかっこよくて。
自分の親なら、、、微妙かもだけど、友達のお父さんとしてみる分にはおもしろいかも。

ジェファーソン(マイルスの父)

”1”ピーター・B・パーカー

少しおっさんになっていい感じの中年お腹になったピーター。
ピーターをこんな姿にしちゃうあたりもさすがマーベルだよなーとか思いながら。
新入りのスパイダーマンのマイルスを見守りながら、フラフラしながらも時には現場で学ばせて時には現実的な判断で突き放したりして嫌われ役も厭わないホントいい上司になりました。
ピーターとのシリアスなやりとりからマイルスが覚醒するシーンは、好きすぎて奥さんがお風呂に入っている間に娘と何回も観た(笑)
ピーターなりに紳士にキメて元カノのMJに花束をもって会いにいく大好きなシーンを描きました。少し緊張してるような感じだったけどマイルスに言ったあの言葉を自分にも言い聞かせていたのかな。
「必要なのは勇気だけだ」

ピーター・B・パーカー
シルクスクリーンで1枚1枚手刷りしています。

ウッドパネルの概要(材質・寸法など)

イラストはどうしても木に当てたくてウッドパネルにしました。
シルクスクリーンでさっと刷っただけのシンプルな1品だから飽きがこないし、ナチュラルな雰囲気でどんなインテリアにも馴染みやすくなってます。
サイズは180mm×180mm×19mm。材質はシナベニヤなので軽量です。
それぞれ5枚限定で製作しています。

自分にとっての幸運な数字、誰かの誕生日、年齢、学生時代の出席番号、、誰かしら自分の何かに関係する数字があるはず。

ぜひcheckしてみてください!

*lucky number wood panel*

#デザフェス #デザフェス60 #woodpanel
#スパイダーマン #スパイダーバース



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