雪辱を果たす旅 20
どもども!
ニュージーランドの寿司屋で日本人の女の子にフィジー人と間違えられた南の島出身の仲村こと、
なーしょーです。
ニュージーランドの
首都・ウェリントンにある
お寿司屋さんに入ったんですよ。
そしたら後ろに
日本人の女の子達が並び始めて。
日本語で
「ねぇねぇ、この人日本人じゃない??」
ってヒソヒソ声が聞こえてきたので、
「そうですよ(^^)」って
爽やかに振り返ろうと思った刹那、
いや、絶対フィジー人だよ。
黒い肌にバスケジャージに
ハット帽は、絶対フィジー人だよ。
って確定されたので、
そのままサーモン持って
Sushi屋を出ました。(笑)
ってことで
ニュージーランドで
弾き語りとヒッチハイクした旅の
前回の続き、更新します!
ウェリントンで3日間
滞在する事に決めた私。
最後、オークランドに帰ってから、
都会のド真ん中の路上で
キーボードを弾く事に決めました。
患っている咳が治れば
「弾き語りしよう」と決めていた
(治らないからヒッチハイクした)
のですが、
日本の旅から一向に咳が治らないので、
悔しいけど「弾き語り」は断念で、
「キーボード弾き」に変更。
最後、
「雪辱を果たす為に」。
そういえば、このシリーズの
「雪辱」についてですが、
会社を辞めた理由、
「どうしてもニュージーランドで
路上弾き語りがしたい。」
って思った私。
ニュージーで弾き語るって決めてから、
色々と計画を立てていたんです。
↓実際の渡航計画
・ニュージーまで幾らで行けるか
・キーボードは持って行けるか
・ニュージーでキーボードは売ってるか
・滞在する為に幾らいるのか
・現地でお金を稼ぐ方法(ワーホリ除く)
・行く為に必要な費用の合計
・どんな手段で費用を稼ぐのか
・稼げるまでに必要な期間
・その期間にキーボードを練習出来る時間
結果、
63万円稼ぐ必要がある
という結論になりました。
(↑どんな計算の仕方だよ笑)
その63万円の計算機の
「スクリーンショット」が
今もケータイに残っています。
懐かしい。
63万円を稼ぐ必要のある理由に、
仕事辞めたけど、
家賃7万の部屋に住んでた
これです。もう本当に、
東京の家賃の高さには苦しみました。
そして追い打ちをかけたのが、
直後始めたバイトの
給料未払い事件
です。(笑)
もう本当に、現金も底を尽き、
ニュージーランドどころか、
トーキョーで食べ物も
買えないくらい貧乏になりました。
残っているファミマTカードの
TポイントやPontaポイントで
1日の食事を摂りながら、
バイトをこなし、家に帰って、
栄養不足でフラフラになりながら
キーボードを弾く毎日。
なんか今思い出したら
涙出てきます。(笑)
ま、一瞬だけでしたが、
そんな時期がありました。
で、本当に
不甲斐無い話なのですが、
後に給料が入るまで、
(結局振り込まれた)
親に頼んでお金を振り込んで貰い
生き延びました。
大概、有名なアーティストの
貧乏時代のエピソードとかって
自分で何とかしてるイメージですが、
私の場合はこんなエピソードで、
将来売れた時に貧乏な人達から
「あいつは甘い」って
言われるんだろうな。
覚悟しときます。(笑)
で、その後怖いから
「分散しよう」ってなって、
バイトを3つ掛け持ちして、
そしたら去年「仕事」で稼いだ分の
税金やらが襲い掛かってきて、
そしてその間もモチロン
家賃も水道光熱費も食費もかかる・・
結局、
「ニュージーに行こう!」
って思った時から、
1年かかりました。
完全にアホだったなって思います。
詰めが甘過ぎました。
だから、「雪辱」なんです。笑
これだけは、
死んでもやらないと、
甘い自分との決別が
1ミリも前に進めない。
そう思ってここに来ました。
咳が止まらなかったって
オチなんですけどね。笑
とにかく、
咳が止まらなかろうがなんだろうが、
やるしかねぇ。
3日間、ウェリントンの広場?とかで
キーボードの練習しました。
あとは、1年前に
「ここで弾き語りするんだ」
って決めていた、
「オークランド」にバスで戻るだけ。
随分と下手くそで不器用で
効率の悪い進み方でしたが、
必ず弾いて日本に帰ると心に誓って、
眠りにつきました。
てな感じ。
次回、
夜行バスに揺られて。
です。
あと3話ぐらいかな??笑
お楽しみに!
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↑街を歩いていると、
日本人をホームステイに
受け入れた事が有るオッサンと出逢い、
談笑していました。
未加工なのに神々しい(笑)