素敵な選択肢
こんばんわ。眠る手前に書かせて頂きます。
先ほど(0時48分頃)お風呂に入っている間に、選択肢について考えておりました。
死についての。
↑真ん中に文章を寄せる機能、使ってみました。
しかし、寝る前にこの記事を淡々と書いている私が今死にたい訳ではないですよ。
具体的には、
「自ら【生か・死か】を選ぶ状況」
について、考えておりました。
つまり自殺・自死です。
唐突に話が飛びますが、
私の血の繋がったお爺ちゃん・お婆ちゃんは皆、私が小学生の内に亡くなりました。
その内の1人のお爺ちゃんは、癌を抱えていました。たまにそのお爺ちゃんの家に遊びに行くと、いつも笑顔で迎えてくれました。
しかし段々と生気が無くなっていっているような、それでも笑顔で迎えてくれました。
その後家に行く事は無くなり、
代わりに、入院し始めた病院にたまに遊びに行きました。(子供の感覚なので。)
その時も、いつも笑顔で迎えてくれました。
そして、亡くなりました。
と、真面目で世の中にゴロゴロ
転がっていそうなエピソードですが、
いきなり話を飛ばして何が言いたかったか。
「お爺ちゃんは自らの意思による死を選ばなかった」
という事です。
選ばなかったのか、選べなかったのか、選びたかったのか、どうなのかは今はもうわかりません。
結果、自殺をしなかった。
正式には「安楽死を選ばなかった・選べなかった」と言うべきかもしれませんが、敢えて今回は自殺という言葉を使います。
「自殺とか安楽死とかダメだよ、悪いよ」
と思いませんか?
私も「半分」そう思います。
私も最近まで、
「自殺」という言葉に、
良い要素を全く感じられなかったのです。が、
「半分そう思う」理由は、
自分自身の体験により「良い要素」を
少し感じ得たから、です。
先程から死について「選択肢」だとか
「良い要素」だとかハッキリ言い過ぎていますが、ふざけている訳では有りません。
大真面目です。
昔、実家に犬が居ました。
その子は私より2つ3つ程年下で、
亡くなった時は私が22歳だったので、
かなり長生きしました。
これだけだと良いお話で終了しますが、
長生きした最後の1年間、
特に後半はもう大変でした。
私はその時大学生で、
福岡の大学に通っていて
ほぼ実家に居なかったのですが、
その子の介護がまぁ壮絶でした。
自分で動けないので皮膚が壊死しそうになり、
1時間に1度でも動かさないと鳴くわ吠えるわ、
トイレのタイミングもわからないので体を持ち上げてトイレをするかどうか定期的に確認する、
ご飯をあげる時は体を支えて口に手渡しであげる、
他人事みたいな言い方ですが、
これが半年以上続いていたそうです。
私が実家に居ない間。
人間ではないので、何をどうして欲しいか言葉で伝えられないし、わからない。助けたいし、支えたいけど、空回り。
変な話、犬の生きた年数的には
正式では有りませんがギネス級だと思います。
でも、最後辺りだけは
本当にあれで良かったのか?????
と思います。
実家に居らず、ほぼ介護を手伝っていない私が言う分際じゃないです。
寝たきりの人を亡くなるまで一生懸命介護し続けて最後まで本当に幸せだったご家族も世界中に沢山居るでしょう。
しかし、一生懸命介護をした
「私の家族達」の場合はそう言いました。
話が長ったらしくなりましたが、
要は「生だけが絶対の正義ではない」
という既に出尽くしていそうな話を
お風呂場で考えていた、という事です。
ここで
「なんだよ、今日はそんな話か。介護をし続けて良い話になった人も居れば、介護で疲弊して殺人に走った人も居るし、自殺を踏みとどまった人も居れば、即死した人も居る。その背景も過程も多種多様なのは当たり前で、今更出すまでの話じゃない。翌日のバイトの為の睡眠時間を削ってこんな下らん記事を書いているコイツより、ワタシは改めてマトモだ。安心して寝よう」
と思った方が居たら、
今回の話はここで終わりじゃないです。
2つ事例をあげましたが、
どちらにも共通しているのは
「選択肢について、意思疎通を全く図っていなかった」
という事です。
生きたいか。死にたいか。あるいはその間か。何故そうなのか。助けたいか。助けたくないか。痛いか。キツいか。大変なのか。もっと他に解決策はないのか。
5分で良いから聞いたり伝えたりしていれば、
どちらの事例も何かが少し変わっていたでしょう。(法律とかは一旦置いといて)
何故そうしないのか。
「自殺」という言葉に絶対の悪や後ろめたさを感じ過ぎていないでしょうか?
ある「死」がただただ悲しい物かどうかは、
その人に聞かなきゃわかりません。
なので、私にまたその時が来たら。
まず話してみます。選択肢。
勿論、犬にも。
そんな0時48分でした。
あぁ、後死ぬ前に必ず歌詞と曲を載せます。(笑)お楽しみに。
将来有名になる作詞作曲家。 2017年〜日本と海外でヒッチハイク 2018年〜鹿児島〜京都まで徒歩の旅 2019年〜鹿児島〜東京まで路上LIVEの旅 2020年〜コロナで旅断念&引き篭もる 2021年〜フリーランス 2022年〜365日働く 2023年〜毎日作曲中 お楽しみに!