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アトリエスタッフになって4年


この春でアトリエe.f.t.スタッフになって4年が経ってた。

入った頃3年生だった2人が小学校を卒業して、アトリエも卒業。(こどもクラスは6年生まで)

4年間の中で、この子達にどんなことが伝えられたんだろうと振り返る。

日々いろんなこども達と向き合う事は、自分自身の考えるきっかけにめちゃくちゃ繋がってて、本当に学び合ってるなーと心から思う。

私がいつもあとりえでこども達に必死になって伝えようとしていることは、

自分で考えてたどりついた答えにこそ価値がある。作り方を見て真似るんじゃなくて、みんなと同じように作るんじゃなくて、完成したものが綺麗じゃなくても、可愛くなくても、それが自分が作りたくて一生懸命にたどり着いた形ならそれが素晴らしい。

そしてその事が、作品作りだけではなく、自分の人生やに日々の生活でもおんなじなんだという事。

その事が今は伝わって無かったとしても、
なんとなく感覚的に、

「こんは、こういう所褒めてくれたよなぁ」

とか

「アトリエに居た時、なんかとにかく楽しかったよなぁ。それって何でやったんかなぁ。」

とか

何年も、何十年もたってふと思い返してくれたりしたらいいなぁ。

きっと中学生や高校生になると、
私が週に1回必死になって伝え続けたことって
本当だったのか?と疑いたくなるほど
数字や、結果や、お金や、目に見えるものだけに価値があるように感じる事が増えると思う。

だから苦しくなって、自分の価値やじぶんらしさが見えなくなってしまったら

いつでも会いに来てほしいなぁ。
だってちゃんと向き合ってきたから伝えられる。目には見えないその子の価値を知ってる。

嫌な大人や社会を感じても、
そうじゃない場所や、大人が居たと
思ってくれたらいいなぁ。

これまで卒業していったこども達がいったい何人そんなふうに感じでくれているかはすぐにはわからない。

でも信じてこれからも伝えるよ(覚悟)

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