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信用と信頼の違いを考えてみた|消耗しない働き方

 信用という言葉と信頼という言葉、皆さんは使い分けていますか?信じて用いる、と書いて信用。信じて頼ると信頼。

 信用するのはどんなとき?どんな人?信頼するのはどんなとき?どんな人?信頼関係を生む他人との距離感とは?・・・2022年の初投稿はそんなことを考えてみます。

信用と信頼の違い・ブレスト

 「信用」と「信頼」の違い、近くにいた人に聞いてみました。身近な人の頭をお借りしたブレーンストーミングです。

 「信用」って人よりモノに使うイメージ、お金とか契約のイメージ、人を「信用」するのはビジネスライク、「信用」の先に「信頼」がある、「信用してるよ」って言われるより「信頼してるよ」って言われたい、いろいろな考え方が出てきました。

簡単に人を信用しません、私

 さて、皆さん、人を信用する前に疑ってかかる瞬間、ありませんか。私は警戒心が強い方です。信用してもいいだろうか、頻繁に人を観察しています。高価なモノを販売している人や信じてくれと言う人・・・。
 そういえば、警戒心が強い人ほど騙されやすい、特殊詐欺被害に合う、と聞きました。一度警戒心を解くと信用してしまいがち、なのだとか。「信用」の話ですね。

信用は疑いの裏返し

 「信用」と「信頼」の違い、一つの答えは「信用は疑いの裏返し」ということ。「信用」には「担保」がついているが「信頼」は無条件ってこと。

 何かをしてくれるから、とか、何かを預けるに足りる人なのか見極める、信用できるのか、そうじゃないか。疑いが晴れると「信用」する。「信用」してもよいのか、よく観察する。

 うん。これ、「信用」の話です。

関わりと影響で生まれる「信頼」関係

 人と人との関係の中で生きていくには、信頼関係を築けるかが生命線です。よく観察して、疑い晴れて「信用」できたとしてもそれだけでは関係は築けません。

 自分と相手のことをどう考えてどう行動するのか、周りの人とどのように関わるのか、影響を与え与えられるのか、一つひとつの積み重ねで「信頼」関係は生まれてきます。

 この人は〇〇をくれるから、とか、〇〇してくれるから、私の役に立つから、私の願いを叶えてくれるから、なんて、担保となる理由を探さなくても、任せられる、頼れる、安心できて初めて生まれる関係性が「信頼」関係なんですね。

 一つひとつの積み重ね方にマニュアルはありません。あなたと相手の関係は、あなたとその相手の間だけに存在する唯一の関係です。
 積み重ねた信頼関係がたった一つの行動で崩れてしまうこともあるかもしれません。積んだり崩したりして、また向かい合い積み重ねていく。

 そうしてお互いを「信頼」できる関係を築いていきます。

距離を縮めるのは怖いけれど

 信頼関係とは簡単には生まれないけれども、警戒して距離を置いているだけでは何も生まれません。距離を縮めるまで、どんな関係が築けるか心配です。一度築いた関係が壊れることも恐ろしいです。

 それでも警戒心を解いて関係を生むチャレンジをします。相手との距離は自分から縮めない限り縮まらないのです。

 勇気がいるけれど…がんばってみようかな…手にしたいのは、多分、信用じゃなくて、信頼。誰かを信頼したいし、誰かに信頼されたいから。


 


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