悩んで迷って考えて本を手に取る|消耗しない働き方
出かけたついでに外でご飯を食べました。久しぶりのファーストフード店です。「ここの2階の本屋によって帰ろう」食べながら思い立ちました。店を出て本屋に続く階段・・・アレ?
「10月○日をもって、〇〇店と統合しました」って。閉店から既に2か月経っていました。行きつけの(しかし2か月も訪れていなかった。。。もっと通わなアカンかったね)本屋の閉店に気を落としつつ
久しぶりの投稿。元・本屋前からトボトボ徒歩にてたどり着いた本屋のビジネス書売り場で感じたことを書きます。
(2022年11月22日誤字修正・加筆しました)
例えばリーダーシップの本
リーダーシップ本と言えば、カーネギーです(ホンマかいな)。名著「人を動かす」。
なぜ相手がそうしたのかちゃんと考えるのだ、褒めるところをちゃんと褒めるのだ、やりたくなる気持ちを相手に起こさせるのだ、というようなこと(ヘタな意訳です)を「人を動かす3原則」と書いてます。具体的な物語で語ってくれるので、なるほどって思います。他にも、「なんとかの○原則」とキャッチーな原則が次々出てきます。
ハードカバーのしっかりした本、文庫本サイズの本、完全版、新装版、いっぱい出ています。1937年発売から現在まで売れ続けている大ベストセラーです。
リーダーシップの本じゃなくて、マネジメントの本だよ、とか、人間関係の本だよ、という人がいらっしゃるかもしれません。自己啓発書の元祖とも呼ばれているそうです。
カリスマ経営者の本
すごい会社のすごい経営者の方々が記された本もあります。
例えば稲盛和夫さん。アメーバ経営の稲盛さんです。経営の本、生き方の本、リーダーシップについてもたくさん書いておられます。「コミックでわかる 稲盛和夫のリーダーシップ」という本も見つけました。各所での講演をまとめた講演録も魅力的です。
例えば、永守重信さん。力強いリーダーシップがイメージのすごい経営者。著書にも「成しとげる力」「情熱・熱意・執念の経営 すぐやる!必ずやる! 出来るまでやる!」「「人を動かす人」になれ!」と力強いタイトルが並びます。タイトルのビックリマークに永守さんの熱を感じます。
リーダーシップ本があふれているってことは
何が言いたいかって。リーダーシップの本はいっぱいあるってことです。
店内の端末で「リーダーシップ」って検索すると、タイトルに「リーダーシップ」ってつく本がいくつもヒットする。
売場では、平積みの本もあれば面陳されている本もある。タイトルに入ってなくてもリーダーシップに関係しそうな本はたくさんある。
カリスマ経営者も、学者も、カウンセラーも、それぞれの立場や視点でリーダーシップ本を書いている。カーネギーさんの本は1937年から売れ続けている。
いったい、誰が買っていくんでしょうって、そういうことを考えました。
悩んで迷って考える人たち
皆さん、悩んで迷ってるんですね。どうしようもなく困って悩んでいる人もあれば、ちょっとヒントが欲しいな、って人もいる。レベルや場面はいろいろ違うでしょうけれど、悩んで迷って考えて、そして、本屋に行きつき「リーダーシップ」の本を手に取ります。
本に全ての解決法が載っているわけではありません。本を読んで学ぼうとすること。知らないことを知ろうとすること。本の表紙は知識の扉です。
本屋に並んでいる本。表示に触れて、何ページが読んで、コレゾと思って買っていく。この売り場を訪れては去って行った何人もの悩める人のことを思いました。
おんなじことに悩む人はたくさんいるんです。悩める人の数とその悩みのノウハウ本の流通量は比例している(のかもしれん)
悩めるあなた、安心してください。古来から、おんなじことで悩んでいる人はいっぱいいるんです。みんな悩んで悩んでそうして歴史と世の中と出版流通は回っているのです。
(おまけ)こんなリーダーシップ本買っちゃうの巻
タカラヅカの解剖図鑑 詳説世界史 文/中本千晶さん イラスト/牧彩子さんのゴールデンコンビによる本。見つけちゃったら買っちゃうしかない私。
世界史上のすごいリーダーはタカラヅカの舞台上で主役だったらは脇役だったりしています。
本日購入した宝塚ファン的リーダーシップ本(!)の紹介でした…てへぺろ