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Re-NEWALの弐号機プリンターも動かなくなった件について(;O;)

いや~往生しましたよ。
なんてったって、3Dプリント鉢屋の生命線ですからね、、
3Dプリンターは。
それがまさか、、あんなことになるなんて。。

事の発端は、、、
初号機プリンターのフィラメント詰まりを解消して、さぁ、いよいよ二台体制で行くぞ!!と思ったその矢先!!
なんと弐号機も同様に押し出機のフィラメント詰まりを起こし、そして更に初号機が再度フィラメント詰まりを起こすという地獄の展開に( ;∀;)

またまた押出機内でフィラメントが膨張して詰まってる、、

なんで??どしてなの!?二人三脚でこれまで上手くやってきたじゃない。。何が不満なのよ(;O;)

最初は初号機を半年間使い続けて性能が落ちてきたのかな?と思ってましたが、稼働時間100hそこそこの弐号機がそんなことになるわけないので原因は別のところにあると確信!

ん~、、だとしたら原因は何処に??

とりあえずBambuLabのサポートに連絡し、現在の状況と解決策を伺いつつ公式Wikiを読み漁って解決策を探る、、、

サポートからはフィラメントのノズル設定温度、押出量が適切であるかを確認して下さい。との返答。
まぁ、こっちの状況を100パーセント把握してるわけじゃないしそうとしか答えられないよね(;O;)
と思いつつWikiを眺めているとこんな文面を発見!!

押出機の詰まりは熱クリープと関係がある

X1 Carbon または P1S を使用して印刷するときにホットエンドまたは押し出し機が詰まる最も一般的な原因は、筐体内部の熱の蓄積と押し出し機内部の熱の上昇です。
PLA はガラス転移温度が最も低いため、最も詰まりやすいフィラメントです。
Bambu Studio の最新バージョンでは、ガラス転移温度が低いフィラメントを印刷する際の特定の要件を顧客に思い出させる通知が追加されました。

出典 BambuLab Wiki

P1 シリーズの押出機の詰まりを防ぐにはどうすればよいでしょうか?

P1S には、テクスチャ PEI プレートが同梱されています。P1S テクスチャ PEI プレートで PLA を正常に印刷するには、ヒートベッド温度を 55 ℃ にする必要があります。
ホットベッドの温度が高いと、プリンター内部の受動的な温度上昇につながります。これにより、P1S エクストルーダー内部またはホットエンド内部で詰まりが発生します。これは、温度が高いと、ホットエンドで溶融して印刷される前にフィラメントが柔らかくなるためです。
PLAを使用する場合、ヒートベッドの温度が50℃を超えるとチャンバーファンがオンになるように設定されています。これにより、チャンバー内の温度をできるだけ低く保ち、熱によるエクストルーダーやホットエンドの詰まりを回避できます。ただし、プリンターが暖かい環境にある場合、ファンはチャンバー内の温度をエクストルーダーの詰まりを回避するのに十分なほど低く保つことができない可能性があります。

出典 BambuLab Wiki

自身の環境(室内温度26℃)と、プリンターの症状(フィラメント詰まり)がぴったりと当てはまる。。。
まさに3Dプリンターの熱中症や~!!!
なるほど!なるほどぁ!それで解決方法はどうすれば良いんだ!?

P1 シリーズ、特に P1S の押し出し機の詰まりを防ぐには、次のガイドラインに従ってください。

デフォルトのテクスチャ PEI プレートまたは高温 PEI プレートを使用して PLA を印刷する場合は、チャンバーの温度を低く保ち、押し出し機またはホットエンドが詰まる可能性を最小限に抑えるために、フロント ドアを開けた状態、または上部カバーを取り外した状態で印刷することをお勧めします。
確実に動作するために 50 ℃ を超えるヒートベッド温度を必要とするアフターマーケット プレートの場合も、押し出し機またはホットエンドの詰まりを防ぐために、フロント ドアおよび/またはトップ カバーを取り外す必要があります。
フロントドアとトップカバーを取り付けた状態で印刷する場合は、ヒートベッドの温度を低くする(35℃)クールプレートの使用をお勧めします。
さまざまな Bambu Lab プレートの詳細については、こちらをご覧ください。
すでに詰まりが発生しており、ホットエンドまたはエクストルーダーの詰まりを解消する必要がある場合は、プロセスを説明している Wiki の記事に従ってください

出典 BambuLab Wiki

プリンターの設定を変更するとかじゃなくて、単純にチャンバー内の温度を低く保てば良いって話ですか!それは思いつかなかったよ( ;∀;)

しかし非常に単純かつ明快な説明ありがとうございますm__m

早速、プリンターのトップカバーを外してプリンターの電源ON👍

これでチャンバー内の熱が逃げるはずだ


鉢を印刷開始、、、

どうだ??大丈夫か?どうしても脳裏に良くないイメージが浮かぶ、、また詰まったらどうしようか、、もういよいよ打つ手がないぞ、、

さぁ、どうなる?どうなるんだ??
10分、30分、1時間経過、、まだいけてる??
3時間経過、、ふ~、、まだ詰まらない、、?

5時間経過、、そろそろ半分、、まだまだどすこい、、
7時間、、いいよ。もう少しふんばれ、、
9時間、、いける!!いけるか?ここで詰まれば今までの全てが水の泡だ、、
10時間、、ラストスパート!!行け!!!もう最終コーナー見えてんだよこっちは!!
10時間41分、、最後の層、、フィニッシュ、、、、

印刷出来たぁ~!!!やったぁあぁぁぁ~!!!

美しい仕上がりです

というわけで今回も無事に問題を解決出来ました!
現在、プリンターは2台とも元気に稼働中です👍👍

元気を取り戻したプリンターたち

今回は、3Dプリンターにも人間にも暑さは大敵であるということを思い知らされた、恐ろしい事例をご紹介しました。

これから日本列島は本格的な夏が始まります。
皆さんも熱中症にならないように気を付けてお過ごしくださいね(^_-)-☆

Re-NEWAL鉢販売サイト





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