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珠洲市の災害ボランティアに行ってきた話【前編】

7月1日 土曜日に、珠洲市の災害ボランティアに行ってきました。
備忘録がわりに書いていきます。

石川県金沢市の石川県庁近くにある日本赤十字社の石川県支部に集合し、赤十字の入ったハイエースに荷物を積載する作業を行い、9時に出発しました。

この日金沢から珠洲に向かう道は大雨。ワイパーが追いつかないのと里山海道を走る中、作っていただいた大きなたまごサンドを食べました。

のと里山海道の終点を出ると、大雨はすっかりと止んで、北陸特有の曇り空となりました。珠洲市のボランティアセンターに着いたのは11:30頃。私は初めての参加なのでここでボランティア保険に加入し、ゴミの分別方法に関する説明を受けました。

12:00になると参加するボランティアは集合して、依頼とボランティアの割り当てを行います。今回日赤のメンバー3人は被災家屋での片付け作業にマッチングされました。

選考の基準はたくさんありました。依頼内容にどれほど人が必要なのかは現地のボランティアセンターの方が打ち合わせをしているそうなので、依頼に対応した人数が選ばれます。
災害ゴミの運搬には軽トラが使われます。軽トラの運転にはマニュアルの免許が必要になるので、AT限定免許の自分は運転できません。このような免許についても割り当てに考慮されます。

軽トラの助手席に乗って被災家屋に向かう途中、だんだんと民家に貼られた「危険」の張り紙が増えていきました。張り紙がなければ普通の民家だと思ってしまいます。
1階部分が潰れた家を横目に見ると、すぐに今回の依頼場所に到着しました。家主さんに誘導されて縁側に軽トラを止めて、壊れたタンスや机などを積み込む作業を始めました。
しかし大雨の後です。土の道では軽トラがスタックして出られなくなってしまうトラブルが発生しました。開始早々トラックの駐車場所を移動することになりました。

依頼者だけではできなかった、2階から机を下ろす作業なども行いました。昔の家にありがちな急な階段です。

積載した荷物を野球場付近の災害ゴミ収集所に持って行きました。
木材、スチール、可燃粗大ごみなど7つに分類されたブースでは業者さんが待ち構えていて、手際よく下ろしていきます。自分たちで分類して下ろしやすいように積載していれば、下ろす作業を手伝わなくても大丈夫だと言う感じでした。
このようなごみの積載、運搬、荷下ろしなどを軽トラ3台で2往復しました。

作業が終わったのが15時頃。ボランティアセンターに戻って作業資材の返却などを行い、支援物資として届けられた飲み物を頂きました。このようなボランティア資材や飲料などが全国から届けられていました。ありがたいですね。

ボランティア記録前編はここまで。続きはまた書きます。

追記
JF9QYVさんのブログにも登場しておりますのでこちらもよろしくお願いします。

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