すべてのいのちは繋がり続いている

今朝、配信したYouTube動画は、さくらのお誕生日に合わせて作ったのですが、流産を経験された方がそれを見て、お礼のメッセージをくださいました。

講演会でも、流産を経験された方がよく話しに来てくださいます。

そのほとんどの方が
「これまで流産した赤ちゃんのことは封印していた」
「人に話すと気をつかわせるから内緒にしていた」
「久しぶりに赤ちゃんのことを思い出して、ちゃんと泣けた」
「これからも忘れずに大事に想って生きていこうと思い直した」
と、泣きながら伝えてくださいます。

わたしの場合は、我が子を6歳で亡くし、その後の不妊治療を経てやっと授かった赤ちゃんの流産でしたが、その状況も人それぞれ。

辛さ比べや悲しみ比べではなく、人はみんな誰でも、悲しみや苦しみを背負っているし、その大小は誰にも決められないこと。

そして、いま隣に幸せそうに見える人や、何気なく買い物をしているように見える人も、耐え難い苦しみを心に抱えてそこにいるかもしれないということ。

そういうことにみんなが気づくことで、世の中に優しさは増えていくんじゃないかなと願って、発信をしています。

さくらは、生きていたら今年、小学校に入学でした。
だから今日は、お誕生日だけでなく、入学も一緒にお祝い。
去年、京都で出逢った、さくらと同級生の『さくらちゃん』も、無事に入学したよと写真を見せてくれて、我が子のように嬉しかったです。

今年はコロナで大変な状況だけど、今年小学校にご入学の子ども達に、心からおめでとうと伝えたいです。

毎年さくらの誕生日に合わせて実をつけてくれるさくらんぼ🍒

ちゃんと今でも毎年
あかね色とサクラ色の花をつけてくれる
明音と買ったバラのお花🌹

すべてのいのちは繋がり
そして続いています。

こうして生まれてくることができたこと、
今ここに生かしてもらってること、
それ以上に大切なものなんて何もない。

人は満たされると忘れてしまうから…
何度も気付き直していきたい。

さくら。
お誕生日おめでとう。
そして、ご入学本当に、おめでとう。
愛してるよ。

さくらが生まれ旅立ったのは2013年5月。
そこから数えると7歳。
元気に予定通り生まれていたら12月で7歳。
どちらで数えるのかもわからなくなり、
そんな自分にも落ち込みますが
生まれた日から数えた方がさくらも嬉しいかな🌸
こんな想いにも、これからも素直に向き合っていこうと思います。

2020.05.15
こんとも