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「時間の使い方=人生」だと改めて感じた本です。

私自身、ここ数年で時間の使い方を強烈に意識するようになりました。日々の習慣をこなしつつ、自分の意志で使える時間ももっと増やしたいと思っていた中で、この本に書いてある事がスムーズに消化できた感じです。

「ムダがなくなり、すべてがうまくいく本当の時間術」

時間の使い方にプラスして、より前向きな生き方のヒントが書かれている印象です。

裏表紙には、

「大切な時間(=命)をあなたはどう使いますか?」

という副題が。これを見た時に、

『あっ、読んでみよう。』

と即入手。本書は「時間術」「計画」「行動力」「習慣化」「成長」の5つのテーマがあり、二者択一で示された事柄に対して

「こんな方法はどうですか?」

という感じで論文や実験結果を交えた36項目が書かれています。今回の記事は、私が印象に残った3項目を紹介しようと思います。

期限を決めるときは「最短」を目指すのではなく「最適」を目指しましょう。人間は否定的な未来よりも肯定的な未来をたくさんイメージします。未来に楽観的になる事で未来の自分を過信して実力を度外視した「最短」期限を決めてしまいます(計画の誤謬)。これに対処するには、より細かく未来を見つめる事です。未来の自分に期待せずに現実的に考えることが、かえって未来の可能性につながります。未来の楽観視からくる「最短」ではなく、今の自分の客観視による「最適」な期限を目指しましょう。

本書より抜粋

私は効率的に時間を使いたいと考えて、自分の現状を無視して(それこそ自分を過信して)「最短」の期限を設定しがちです。確かに、客観的な視点で考えた「最適」な期限に設定した方が未来の自分とっても良いんでしょうね。

あなたの行動をもっとも促進してくれるものは「目標達成後の報酬の想像」ではなく「毎日の積み重ねの確認」です。どんな報酬よりも「やりがい」をくれるのは「積み重ね」の力です。小さな目標達成、小さな突破体験、今までやれなかった事に一歩踏み出せたことなど、少しでも良くなったことをメモしておいて、それを定期的に見返すことがモチベーションの源泉になります。

本書より抜粋

例えが違うかもしれませんが、私は早朝ランニングで走った距離とタイムを毎回メモしています。少しずつ速くなっていくタイムを見返す度にモチベーションが上がっています。これは私も実践していました!

先延ばしグセを直したいときに最初にするべきことは「やるべき理由を書き出す」のではなく「身の回りの空間の整理整頓」です。行動の先延ばしは本人の特性や性格以上に、その人の生活空間のモノの多さや散らかりに大きく影響されます。私たちの脳はとても「きれい好き」なので、無秩序な空間が常に視覚にあると、認知能力が消耗されてしまい、気付かないうちにやる気や集中力が削がれてしまいます。試験前や仕事の締め切り前に突然掃除したくなるのは、脳からの「これではマズイよ」という緊急指令です。先延ばしをやめるには「気合い」よりも「整理整頓」することで即行動できる人生になります。

本書より抜粋

頭では分かっているんだけど、面倒くさくて先延ばしにしてしまう。私もあります。正直なところ、今までは「気合い」に頼る部分があったのですが「整理整頓」・・・なるほどなぁ~って感じでした。これは、試しにやってみようと思った項目でした。

上記の3項目以外にも自分が実践したいと思ったものがあり、手帳に書き留めました。早速、日々の行動パターンに取り入れる事を心に決めて

「今日も時間を大切にして自分史上最高に生き切ろう」


最後まで読んで頂きまして、感謝致します。

次回の投稿も、良かったら覗いてみて下さい。

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