スウェーデン女子のレジェンドが去る
こんばんわ(´Д`)
つい昨晩、ふと観たYouTube動画で知ったのですが、スウェーデン女子サッカーの重鎮中の重鎮、サラ・キャロライン・シーガーのホーム最終戦と言う試合を目にした。
正直、この選手を知ってる人はそう多くはないでしょうな。
ボクは東京五輪からの事ではありますが、彼女を知るキッカケとなった理由は、今でも鮮明に覚えております。
そのホーム最終戦というのが、スウェーデンリーグダマルスヴェンスカン!
スウェーデンにある女子サッカーリーグの最高峰のリーグになります。
そのリーグにあるローゼンゴードというチームにシーガーは所属してるんですね(´ー`)
ですので、ローゼンゴードのホームでの最終戦の動画を観てしまったと言う事です。残りはアウェイの試合があるって事なんでしょう。
ちなみにですが、そのローゼンゴードというチームには日本の谷川萌々子選手と、門脇真依選手がおります。谷川選手は知ってますが、門脇選手は残念ながら知りませんでした。日本人選手が2人所属するチームって事ですね。
シーガーと谷川選手は、ひと回り以上もの歳の差ですよw
19歳と39歳が同じチーム、同じフィールドでプレーしてるんですからねw
結構、可愛がられてるんじゃないでしょうか?(´ー`)
そんなシーガーですが、つい先日の誰かの引退の記事でボクは指摘してたんですよね。スウェーデンのシーガーとアスラニが心配だな…と(;´Д`)
そんなことが頭の片隅にあっての昨晩の動画確認だったので、ボクにとっては寂しくもあり、とうとう来たかという感じになりましたよねぇ…
ローゼンゴードのホーム最終戦の一場面。
そもそもですが、スウェーデンリーグとかほとんど観ませんからw
なので、昨晩にシーガーの引退の件を知ったのは奇跡的でしたよ!だって、
スウェーデンリーグを取り上げたYouTubeはあるかな?無いと思うよw
それさえも確認した事がないのでわかりませんが、基本的には欧州のクラブの大会などでローゼンゴードやハンマルビーやBKヘッケンなどを目にする程度で、とりわけ理由がないとスウェーデンリーグの奥深くまで関心は持てませんw
ボクは、スウェーデン代表はとくと観てますので関心はある方なのですが、
スウェーデンリーグにおいては注意を引いていませんでしたねぇ…w
そんなシーガーのことを、脳裏に強烈に刷り込ませたのが東京五輪!
ボクが彼女を知るキッカケであり、彼女に関心を持ったキッカケでもある。
忘れもしませんよ…
東京五輪の決勝戦、カナダVSスウェーデンの試合!90分でも決着が付かず、
延長戦でも決着が付かなかった。そしてPK戦に突入したわけですが…
シーガーの場面とは、ここで決めればスウェーデンの初優勝という状況だ!
スウェーデンが欲しくて欲しくてたまらない念願の優勝まで、あと一歩。
そんな超重要な場面が、キャプテンのシーガーに回って来てしまったんだ!
当然、キャプテンで最年長者で、キャリア十分のシーガーが絶対に決めてくれるとチームの誰もが思ったはずだ!疑いもしなかっただろう…
それをハズしてしまったシーガー w
ゴールの縦、横の範囲にも入らなかったシーガーの蹴ったボールw
こればかりは何とも言えませんでしたよね…
スウェーデンは、1番手のアスラニが外して結構落ち込んでいたんですよ。
それが、キーパーリンダールのお陰もあって、好セーブしまくり逆転する!
あと一歩で足が届く!という場面になった時に、人間の心理状態というのは相当なものだと思います。そういう場面に強い選手も確かに存在します。
ですが、シーガーはそんな場面に強い選手ではなかった…w
最後は、スウェーデンの最終キッカーのアンデションが外し、カナダの最終キッカーであるグロッソが決めて、カナダが優勝したという五輪だった。
その時の、シーガーの落胆たるや、見てるこっちも辛くなる映像でした。
放心状態というか、顔を見ても頭が真っ白だろうなってわかるほどw
ここまでシーガーやアスラニが牽引してきたのは間違いないのだが、最後の最後にシーガーとアスラニがハズしてしまうって、酷な話だよねw
このような経緯を知ってるからシーガーのことは忘れられないんです!
スウェーデン代表を追って行くキッカケでもあり、スウェーデン選手を知って行くキッカケでもあった。それだけ思い入れのある選手の1人と言う事なんですね(´ー`)
そんなキャロライン・シーガーもまた… 引退を迎える事となった。
そのシーガーが所属するローゼンゴードが、ダマルスヴェンスカンで今季の優勝を決めたという事だ。残り4試合を残して優勝を決めたということですから、圧倒的に突っ走ってたんじゃないでしょうかw
引退を決めてる年に、所属クラブが優勝できたってのもシーガーにとっては最高の最後を迎えられたよな!確かに、国際主要大会での優勝は1度も得られなかったかも知れないが、東京五輪の銀メダルにWカップの銅メダルを獲得した選手の中に入っている!
そしてローゼンゴードでも選手として最後の最後までプレーが出来た!
これほど最高な引退もなかなかないよ。アレックスモーガンよりはマシだw
サッカープレイヤーとしても世間の関心も引かずに、静かに去る選手の方が圧倒的なんだからな。そう考えるとシーガーは幸せ者でしょう(´ー`)
プロ入りして20年ほどかな。ボクが知ったのは直近の3年でしかないが、
スウェーデン女子サッカー界ではレジェンド級の扱いをされてる選手の1人であり、女子サッカー界でも同様だと言えよう。
シーガーの引退が、今後に誰かしらに影響を与え出すのではないかとも思っていますね…
スウェーデンだと、同じチームにはオリビア・ショウという選手がいるが、結構シーガーの影響を受けるんじゃないかと思う。あとはアスラニだな…
アスラニがとても心配だ(;´Д`) そしてヤコブソンもいるね。この辺りは同じタイミングで来そうな感じするな…
でも、スウェーデンも若手が育ってきた。あとはタイミングなんだよね。
この引き際のタイミングを間違うとエラい目に合う事があるw 選手としては理想の最高の終え方があるだろうが、その1段下くらいの時に引退しておかないと地獄に落ちる事もあるからなw
そう言う意味においては、シーガーの最後は最高の形で終われたと思う。
本当は、シーガーのアウェイの最終戦を観て伝えたかったのだが、その試合を観るのも、結果を知るのも、いつになるか保証がないので気付いた時点で記事にした方が気持ちは楽だw
なので、まだ引退はしてないが、これが最後の年になるという事を知ったのでここでお伝えしておきました。ボクの思い入れのある選手ですから、記事にして当然のことですよ(´ー`)
こういう記事を書くのは、本当寂しくなるねぇ…
キャロライン・シーガーにありがとうだよ\( ;∀;)/
ではまた… ( ´Д`)ノ~ バイバイ