W杯女子サッカー 現時点の途中評価
さて… 決勝トーナメントもあれよあれよと進んでベスト8が決まりました。
この辺りまで来れば、それなりの分析ができてると言っても良いよね!
そこで、現時点で感じている優勝により近い国はどこか?をボクは素直に伝えていきたい(´Д`)
ちょっと話は変わるが…
あのイングランド対ナイジェリア戦で起きたローレン・ジェームスの失態…
それについての記事を見つけたのだが、👇
”踏みつけ”一発退場のイングランド女子代表MFが謝罪「経験から学ぶことを約束する」(ゲキサカ) - Yahoo!ニュース
この記事のタイトルからすると、ジェームスから率先して謝罪した様にも受け取れるのだが、実際は逆で、踏みつけられたミシェル・アロジー選手から先にツイッターに投稿しているみたいだ(´Д`)
彼女はツイッターでこう述べている。
「我々は世界舞台を戦っている。この試合はパッション、乗り越えられない感情、そして瞬間があった。ローレン・ジェームズに全てのリスペクトを」
要するに、アロジー選手の方から理解を示して、それを許す形になっているんだね!これを見たジェームスがアンジーのツイートを引用して謝罪をしている訳だな(´Д`)
これに関しては、アロジーの寛大な心にジェームスは救われたという事だ。
普通は、いの一番にジェームスから謝罪するのが先だ!と、日本人のボクはそう考えておりますが、外国の常識が入り交ざってるので何とも言えませんな。ただ、これによって悪い方向には向かわずに、アロジーの心の傷も修復されているのであれば、もうボク達の入る余地はないよね(´ー`)
この世で一番難しいとも言える「許す」という行為を年上でもあるアロジーが堂々と見せつけた!こればかりはアロジー選手の人間性の素晴らしさを、ただただ称賛するしかない。
あとは、FIFA側による罰則をジェームスが受け入れるというだけの事。
2試合出場停止論や、3試合出場停止論があるが実際にはわからんね…
どちらにせよ、この罰を受け彼女が成長してくれることを願うばかりだ。
ちょっと脱線してすみませんでした_(._.)_
これには触れておきたかったので、先に話を持って来ました。
それでは、現在の決勝トーナメント表の状況を見て行こうか!!
あっという間に、ベスト8の国が残ったわけですが、カード的にも面白いとは思いますよね! 今大会は、初の決勝進出国が3国も出ましたし、そしてまた歴史的敗退した国もありました。なので強国にとっても弱国にとっても、これまでとは逆の立場を感じ合って、すごく良いとは思いましたよ(´ー`)
この決勝トーナメントの勝ち上がり国を観てきて、今率直に感じる事…
これは仮に進めた場合の話だが、フランスとイングランドの勝者が優勝するような気がしているボク…(´Д`)
ただ、イングランドにおいてはジェームスの件があるので、ちょっと戦力低下の問題が起きると思うが、それでも穴埋めできる選手は全然居る!
なので、ジェームスを抜いたとしてもイングランドの強さは変わらぬと考えている。一方、フランスの場合は、ボクはここの選手層に気付いてからは、選手を調べ上げてはいるが、知り始めてから現在に至るまでフランスの評価は上がりはしても、下がった事は一度もない!
それだけ、ボクの節穴の目はフランスに対する脅威を心底感じている(;´Д`)
この、フランスやイングランドに感じる強烈な個の能力や組織プレーというのを他の国では感じてないんです!唯一あるとすれば敗退したアメリカかな。しかし、アメリカは予選2位通過した事が運の尽きだった…そこは必死に避けるべくしてポルトガル戦に取り組むべきだったとボクは思う。
予選通過が確実視されていると、どこかで間違った解釈が生まれる事もあるだろう。下手したらスウェーデンの方が良かった!なんて思ったかも知れない。それが大きな誤算だったとボクは思うよ(´Д`)
スペインとオランダと日本とスウェーデン…
スウェーデンに関しては、ボクは優勝予想国としているのでこれは変える事はしません。当てっこ勝負で先に言った訳なのでここは男に二言は無い。
ただ、対アメリカ戦を観て不安もあるし、それが返って強みにもなる可能性もある!不安の部分は、ディフェンスの穴と中盤のミスだな…(;´Д`)
ディフェンスは、左サイドバックのアンデションの所が非常に怖いね…
あと、完璧と思っている国のディフェンダーと比べても、フィジカルが弱いんだよな…そこは心配かな。そして中盤だが、ルーベンソンとアンゲルダール、アスラニ、そして前線のカネリッド。これは中盤から右に展開していくラインなのだが、この4人が小さいんだよw 東京五輪から入れ替わりもあってアスラニ以外は新選手なのだが、このラインが小さくてフィジカルも弱くてちょっと心配だな… 特にアンゲルダールから崩れる事が一番の心配…
不安はこれだが、強みというのはやはりアメリカに勝って勝ち上がった事!
これだけ苦しい戦いをすれば、それ以上の苦しい戦いは見当たらない。
あるとしたら、大量失点で総崩れになる事しかないw なので前向きな意味では、スウェーデンは重圧から解放された後の試合になるって事だ(´Д`)
日本がねぇ… ちょっとボクは分析がしづらいんだよね。
この答えがわかるには、スウェーデン戦が終わらない事には何とも言えないな。日本の鉄板は、カウンターで前線3人にボールが渡れば最高だよね!
特に宮澤選手にボールが渡った方が足の速さで出し抜けるし。
相手を出し抜く良いパスが通って、スピードで差を付けてキーパーと1対1に持ち込む、この展開をボクは宮澤選手に求めるんだけど、これが敵が前に立ち塞がった時に1人2人かわす技術が備わっているのかどうか?もちろん、パスワークでかわしても良いが、ベスト8からの国って簡単にはさせてくれないだろうしね。ボクが知る限りの攻撃軸は、遠藤選手のラインと長谷川選手のパスが前線の選手にどう渡るかという所だよな。これが上手く行ったから今があるんだろうけど(´ー`)
心配なのは、上背も小さいし体も小さい事だな…
単純に当たり負け、競り負けが起きても不思議じゃないサイズがゴロゴロw
ちょっと大きい選手はほぼ後ろだもんね。前線はスピードでも問題無いと思うけど、南アフリカのクガトラーナを参考にするなら、彼女でさえも簡単には抜けられなかったからね… 対オランダ戦においては特にだよな。
なので日本は、対スウェーデンの内容次第では優勝してもおかしくない!と
声を大にして言えるかも知れない… が、それまではまだわからんな…(´Д`)
オランダに関しては、
次の試合、中盤の要のファン・デ・ドングが出場できないんだよね(;´Д`)
イエローカード累積2枚もらって、スペイン戦は出られなくなったの。
これが非常に痛いと思うんだよね… カバーできる選手は居るかなぁ…?
オランダの前線は問題ない!ディフェンスも全然問題ない!(´ー`)
この中盤なんですよ… ディフェンスから中盤を介して前線にボールを送る大事な役目のファン・デ・ドングが居ないのは攻撃に影響受けるよね。
他国で言うなら、長谷川選手・アスラニ・キーラウォルシュ・プテラス、
などの選手と同じ役割だよな。そう言えば前回のスペインの試合ではプテラスは出て無かったような気がするな。膝の調子悪くなったのかな…?
オランダは総合力が非常に高いから、どうにかカバーしてくるとは思うけど
それでも準決勝や決勝に駒を進めて優勝できるかと言われると、ボクの節穴の目では感じ取れない…w ただ、先に1点取った方が絶対優位になるような国しか残って無いから、確実に1点勝負だと思うよ(´Д`)
最悪は、互いに1点も獲れないほど攻防激戦の末に行われるPK戦での決着!
観戦者としては、PK戦の魅力って凄いよなw (*´з`)
90分で決まるよりも、PK戦で決まってくれる方がやはり興奮するもんな。
なので、どっちかしかないと思うね。この辺りから圧倒的な力の差を見せつけるような試合って想像はしにくいね。(;´Д`)
スペインだが、やっぱりココは優勝に絡むイメージは無いなw
対戦する相手が拮抗すればするほど、自分達の元の姿に戻ると思う。
それは、パス回し過ぎ状態が必ず引き起こされるはずだ! オランダを相手にすると、攻めたいがボールは奪われたくないと思うだろうし、積極的に速い展開を生み出すにもリスクが伴うからね。ボールを大事に回すというのは欧州の基本姿勢。その典型的なのがスペインでもある。この原則に忠実になりすぎて果敢に攻める事がオランダ相手に出来ないような気もするな…(´Д`)
勝てば素晴らしいですよ!ただ、優勝は無いとボクは思っている。
そして、非常に怪しいのがオーストラリアとコロンビアだね…
オーストラリア…
今、波に乗ってますよ🏄 めちゃくちゃ乗ってるんです!
フランスに勝つ可能性も秘めてるほど。ホームの利がもたらすのは後押しする歓声。これは大きな強みでしょ(´ー`)
オーストラリアの前線は、ケイトリン・フォード、ラソ、ファウラーが居るが、めちゃくちゃ良くなってるからね!そこにサム・カーが入って来るからまったくもってわからない。予測が出来ないカードになってるので、もしもオーストラリアがフランスに勝つような事があれば、ここも優勝の可能性はグンと上がって来るわな。開催国でホームなので神がかったパワーが出ても不思議じゃないから、ここも観戦するまでわからん…(;´Д`)
コロンビア… 曲者過ぎてわからんw
コロンビアも、格上相手だと燃えるでしょ?w それが怖いんだよな…
イングランドとはいえど、絶対にイングランドが勝つって言えなくなってきたもんねw マイア・ラミレスとかめちゃくちゃ曲者であり、リンダ・カイセドに関しては、ゴールエリア付近から恐ろしく能力を発揮してくるからね!
そしてウスメとバネガスだな!ここほど曲者は居ないと思うぜ(;´Д`)
その上、コロンビアも応援が恐ろしいほど来るからね!
イングランドも多いと思うが、コロンビアのあの声援は半端ないって!!
総合的にはイングランドだろうが、数少ないチャンスをモノにしてドイツを破った国だから気が抜けないよね… コロンビアは今大会の目玉だしな!
そんなこんなもあって、今感じてるのはフランスとイングランドの勝者が、
優勝に一歩近づいてくる気がしてならんのよね…
特に、フランスの方が怖いかな…(;´Д`) なんでそこまで恐怖を植え付けられたのかボク自身も不思議でならんよ…w
この参考にならない評価を、参考にしてみてご自身の評価と照らし合わせてみてくれたら有難いですね。
ベスト4の試合まで来たら、またボクの途中評価は変わるかも知れませんw
ただ、最初に決めた事は変えませんからご安心を…_(._.)_
それでは11日まで待ちましょう… ( ´Д`)ノ~ バイバイ