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マンCがチェルシーに負けたようで…


こんばんわ(´Д`)
なにやら、昨日にイングランドの女子サッカーリーグ「WSL」で大物対決があったようですね。まさにイングランドの2大巨頭とも言える2チーム!
チェルシー VS マンチェスターシティとの対戦\(´ー`)

結果は、2-0でチェルシーが勝ちました!


冒頭からすぐ試合結果を出すのもボク的には中々ありませんよw
その理由は、この試合結果のボクなりの評価と感想に時間を注ぎたかったので、まずは結果から報告した次第です。

まぁ、WSLの歴史からみてもマンチェスターシティがチェルシーを上回ってきたという歴史はほぼ無いんですよ。その逆で、チェルシーが常に最上級位に位置してきた歴史と言っても過言ではありません(´Д`)

WSL 過去優勝チーム一覧

イングランドの最上級位のリーグWSLは、2011年から始まっておりますが、
直近10年を見れば一目瞭然。チェルシーが8回も優勝しております!

2016年と2018年に、どうにかマンCとアーセナルが優勝を飾ってはおりますが、それが無ければチェルシーが10連覇を築いてたところですぞw

良くも悪くも、この10年で選手というのは当然に替わっていくものですが、
チェルシーもマンCもアーセナルも、選手が入れ替わっても現状維持に努めてきたという感じでしょうかw 基本的には、どうやってもチェルシーを上回る事が出来ない時間が5年以上も経過してるという状況です。


今季のリーグ成績においては、ボクが先日に見た時はマンCがトップに立っていたが、今日確認したらチェルシーがトップになっておりましたw(*´з`)

今のところ、日本の清家選手がいるブライトンが3位につけておりますが、
その内、アーセナルが3位に浮上するでしょうw  これも歴史が物語っておりますので、ボクがそう言ってるわけではありませんよ(´ー`)

そう言う事もあり、あえてチェルシーとマンCの試合の評価と、両チームの感想を述べたいと思うのですが…


なぜ、マンCはチェルシーに負けたのか?


ボクが昨日の試合を観る限りでは、2-0という結果ではありますが、そこまでマンCに対しては悲観的ではないんですよね。
5試合やって5試合負けるような内容ならまだしも、現時点の内容であるならば、3勝2敗くらいでチェルシーの方が上かな?って感覚なんですよね。

どんな試合においても、選手の起用法や、その時の調子にも左右されます!
先日には、マンCはスペインのバルセロナに2-0で勝ったんです!これは、非常に収穫の大きい試合でもあり、かなり自信に繋がった試合でもあったと思うんです。

その試合も、バルセロナ優位で試合が進んでいたのかな?なんて思ってましたが、後ほど、あらためて試合動画を確認したら全然そんなことはなくて、マンCもしっかりと良い攻防をしており、五分の試合をしてました(´ー`)

ならば、なぜチェルシーに負けたのだろうか?


そこをしっかりと評価と分析がしたくて、先に結果を伝えたんですよ(´ー`)
なので、徹底的に分析しましょう! この記事が長くならない事を願うw


まずは、マンチェスターシティの選手をチェックしてこうか!

左から、ローレン・ヘンプ、クロエ・ケリー、ジェス・パーク、ジル・ロード、ヴィヴィアン・ミエデマ、カディジャ・ショー、長谷川唯、藤野青葉、
ローラ・ク―ムス、メアリー・ファウラー。

基本的には、攻撃的ディフェンダーではないディフェンダーは入れません。スタメンもしくはベンチにおいて、攻撃の主力になりうる選手を出しております(´ー`)


左から、ルーシー・ブロンズ、サンディ・ボルチモア、マイラ・ラミレス、
グロ・ライテン、ヨハンナ・リッティング・カネリド、シェーケ・ヌスキン
浜野舞香、エリン・カスバート、アギー・ビーバー・ジョーンズ、アシュリー・ローレンス、ローレン・ジェームス、サム・カー

左から3人のブロンズ、ボルチモア、ラミレスは今季からの加入だな!
あと、ブロンズとローレンスは攻撃的ディフェンダーなので、非常に頼もしい存在でもある。あと、主力になりうる選手が多過ぎだろw

悲しいことに、サム・カーは怪我で出場できてないのだが、すでに戻る場所は無くなってると言っても良いw サム・カーの怪我の後にジェームスが踊り出たのだが、今季になって監督も変わった事もあり、あまり起用されてないんだよね。それもこれも、ラミレスがチェルシーの顔になりつつあるのも理由かも知れない! なので、サム・カーとジェームスを抜いても全く問題ない状況だw  

この、2チームの選手層を比較するならば、


チェルシーの方が凄みがあるかなw  個々の選手の内容を見ても、チェルシーの方が良く感じるし、組織的なプレーにおいても質や精度がチェルシーの方が一枚上手のような感じも受けた。その辺りの差が、今回の2-0という試合結果を招いたのかな?というのが率直な感想だな(´Д`)

ただし、大差ではないよ!だからと言って微々たる差とも言いにくいが…w
こればかりは、今季を終えない事にはわからないが、今のままだとチェルシーが優勝しても驚かないよね!マンCがいくら他のチームに負けてなくても、チェルシーだけに負けてたら2敗か3敗付くはずだし。

チェルシーがマンC以外のチームで負ける可能性があるなら、アーセナルくらいしかないのだが、ただ、今のアーセナルにはまだ優勝の臭いがしないw

そうなるとマンCが、どこまでチェルシーを追い込めるか?ってだけだ。
今のところチェルシーは5連覇中で、今季も勝てば6連覇となる。それを止められるとするなら、どう考えてもマンCしか居ないんだよね!
それだけ期待も大きいのだが、この2-0という結果がねぇ…  せめて得点が欲しかっただけに痛い結果だよね(;´Д`)

昨晩の試合のチェルシーの1点目

マンCが攻撃に向かう中、右からパークが斬り込んで中にボールを入れたのだが、それがチェルシーのブライトに当たってボールが前に跳ね返された。
それを、カネリドが拾いライテンにパス、ライテンがすぐ前に出したボールに浜野が走り込んでいた!
この👆3角のパスによって、長谷川選手が剥がされてしったんだよな…(;´Д`)


前に出たボールを拾った浜野が、アウトサイドキックでラミレスにパス!

コロンビアの暴走機関車ことラミレスが、競り合って来たマンCのケネディを破壊して1枚を突破w 並走していたグリーンウッドにすべて託された!


グリーンウッドは、前進してくるラミレスを後ろ向きで走りながらコースをさえぎるのに必死だったが、直線で来ると思いきやラミレスが方向転換w

この方向転換された事により、グリーンウッドもくるりと姿勢を変えたのだが、この態勢を整えたことでわずかな遅れが生じて、シュートコースが空いてしまったんだよね(´Д`)

2枚のディフェンダーの1枚を剥がしたラミレスが、グリーンウッドとの1対1を制して、ゴール隅にしっかりと決めてきた!
その後方から、ジルロードが必死でカバーに向かったが時すでに遅しw

こればかりは、ラミレスの突破力を褒めるしかない!
ラミレスはハーフライン付近からでも突破してくる走行力があるからね!
マンCのショーとは違って、似たデカさでも全然ラミレスが走れるからw
これがラミレスの怖いところなんだ。1対1になれば、ほとんどが圧力で吹き飛ばされるw


そしてチェルシーの2点目

これは試合を観た人なら、よく注意して観てた人ならわかるはずだが、
2点目は、残念なことに藤野選手のパスミスから生じたものだ。

マンCボールから攻撃へと向かう最中に、藤野選手にボールが渡ったのだがここで周囲を見ずに、長谷川選手を見てボールを戻してしまった。
実は、パークが藤野選手からパスを受けとろうと前に走ってたんだよ!
それを藤野選手が見てないんだよなw 日本人選手が同じチームに同居する怖さがココで出た。

この場面、仮に周辺が見えてて積極的な選手ならパークに出しただろうし、藤野選手は消極的とは言わないまでも、ボールを戻すパスが多い気がする。その上、同じ日本人選手の長谷川選手が居る事もあり、優先度が低くても
安心感からかパスを出してしまうんだよ。そしたらその長谷川選手へのパスが不正確で、結局その先に居たラミレスにボールが渡ってしまうw

ラミレスからカネリドに渡り、カネリドの打ったシュートがディフェンダーに当たってコーナーキックとなった。

コーナーキックはライテンが蹴り、エリア内でボールがバタバタしてる内に👆ブロンズの足元に到着! ライテンが一足遅く入ってきたスペースががら空きだったので、すかさずパス!


パスを受け取ったライテンには、どこに打つか?の判断する時間もあり、
しっかりと左奥角を狙ってネットを揺らした!

これもタイミングが良かったと言うか、右からのコーナーなので左利きのライテンが蹴るわけだが、この位置からのシュートってまさに左利きには持って来いの位置なんだよな!

もしも、ここにカネリドが居たら、このチャンスは直接シュートでは厳しくパスに変わっていたはずだ。左利きのライテンがここに居たのが運良かったんだよね!このシュートコースがしっかりと見えて放ったので、ライテンのセンスが一流だという事はよくわかる!

これ、2流選手だと絶対に入れられないコースだよw
右利きが対応すると、右を狙えばキーパーが高い確率で止めるだろうし、
だからと言って右利きで左を狙えば左にボールが流れる。とにかく難しい。
左利きでも、しっかり曲げて打たないと入らないコース!その判断が出来ても、トラップからシュートまでのテンポが悪いとこれまた狙えない場面だ。
男性はさほど問題ないが、女性の場合だとこれが出来る選手は少ない(´ー`)


このチェルシーの2得点が74分と78分という立て続けに起きたのだが、それまではマンCも攻防ともに頑張っていたのよ!どっちもゴールエリアに近づけさせないような展開が続く中、集中力と体力が切れかけてくる後半70分台で点が動いてしまったんだよな。

マンCからしたら、この時間帯での1失点は結構なガッカリ感があると思う。できれば先に得点したい気持ちはどっちも一緒。このクラスの試合になれば1失点が命取りになるのはプレーしてる全選手が感じてるw

それが後半80分付近で2失点もしたら、取り返せる自信も勇気も失うってw
ただ、マンCを救う言い訳があるとするならば、この試合にはヘンプが出てないんだよ! 理由はわからないが、なぜかヘンプが出てなかった(´Д`)

代わりに入ったのはファウラー
ファウラーの存在感が無いことには驚くよw  この試合の起用で良くなかった事は、ヘンプの居る左側から常にチャンスが訪れるというのに、彼女が居ない事によって左側からの攻撃は皆無w  右には藤野選手が居るがヘンプのように最前線に突っ込んで来るような勝負を藤野選手はしないし、パスの出し所がよくないのか良い展開が右からは起こらないw

とにかく昨日のマンCの起用は結果的に良くなかったと言うのが感想。
前線にショー、ロード、ファウラーの3枚は重いw  機動力がほとんど無い。
それもあって仕方なく右に希望を託すように藤野選手にパスが回るのだが、
ボクから見れば藤野選手は常に消極的に見えた。だったらパークを右に回した方が良かったかな。あくまでも昨日の試合においての評価だよ(´Д`)


チェルシーを見たらわかると思うが、カネリドの居る右側からの展開が非常に多い!カネリドが右から突破して、中央にボールを出していく攻撃展開は1つの軸として常に有効。そこから色んなチャンスが出来るんだよな。

そのマンC版がヘンプって事なんだよ!
それが無くなったら攻撃力得点力が落ちて当然で、今のところ代替選手は見当たらない。ファウラーじゃ無理だし、後半にケリーが左に入ったが尚更無理だったw  ケリーは右側で使う方がまだ結果出てると思うよ。

ただ、ケリーも何故か起用されないねぇ…
監督から見てがあるのか?もしくは協調性がないのか?そこは計り知れぬが、わずかな時間で結果を出せるような選手でもないので、今後も中途半端な起用が続くんじゃないですかねぇ(´Д`)


とにかく、全体を通せばイイ勝負をしてる試合ではあったが、要所ではミスからの失点などもあり、マンC側に問題の改善があるようには感じたよね。
次は、ヘンプをしっかりと投入した状況での試合を観てみたいよな!マンCの攻撃の要の1つはヘンプ! もう1つはやはりショーに合わせて行くようなセットプレーかな。ショーのエリア内での空中競り合いは非常に強い!
あと、パークは救世主になりえる存在だけに、彼女の然るべきポジションを探る必要があると思う。体は小さいが化ける要素を秘めてるからね(´ー`)

とは言え、チェルシーの強さは歴史を見ても、その時の選手を見ても、最高の選手で固めてきてる事もあり、そりゃマンCだって簡単には勝てないよなw
イングランドリーグのチームでありながら、チェルシーほど多国籍軍は無いからねw  それくらい各国の良い選手だけを寄せ集めて作ったようなチームになってるから。自国選手を優遇するなんてこれっぽっちも考えてないよw


話が長くなって申し訳ないが、これでも全然伝えたい事が伝えきれてないw
ボクが気になる選手は両チームにもまだ居て、紹介も選手分析も伝えきれたもんじゃないw  これ以上、書き続けたら縦スクロールが3mを超えるかもw
なので、あえてここら辺で終わりにしておこう。話できてない部分に関しては、また違う機会で話せればいいかな(´ー`)


最後に、昨晩の試合で一番のお気に入りの写真を見せてあげよう(●´ω`●)




49分、ラミレスの突破を止めようとして跳ね返される長谷川選手w

小さい体でラミレスの突破を許さずと、必死に競り合ってたんだけど結局は突き返されてしまったw

回転力の強い何かにぶつかると跳ね返されるような動画ってあるよね?
あんな感じw  ラミレスと競り合った選手は皆、傷つくからw(*´з`)


そんなイングランドリーグの2大巨頭の試合が昨晩あったという話でした。
この試合を観てない人は是非とも動画で観て下さい。ボクの言いたいとしてる事がわかって頂ければ幸いです_(._.)_



                   では、また。 ( ´Д`)ノ~ バイバイ

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