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パリ五輪!女子サッカー 劇的なラスト


こんにちは(´Д`)
昨晩行われた、女子サッカー3位決定戦のスペインVSドイツの試合!
まさかのまさかが起きてしまいましたねぇ… 開いた口がさらに開きましたw

それでは、どんな試合だったか見て行きましょう👀

ドイツのスタメン
円陣を組んで気合いを入れるポップ
スペインのスタメン
円陣を組んで気合いを入れるプテジャス

ドイツに関しては、攻撃力の薄さから今ある選手資源の最高のメンバーで挑まないと勝機が見えないのではないか?とボクは伝えておりましたが、そんな中、シュラ-だけが外れて他はどうにか投入した形でしたね。

スペインは、カルデンテイカルモナがスタメンから外れておりましたが、
正直、このチームは主力が多過ぎて2人くらい外れても、さほど問題は起きないシステムにもなっていますw

両チームとも気合いが入った最後の勝負!


ドイツとスペインからすれば、パリ五輪での最後の勝負となるわけです!
3番手争いなんですが、五輪の銅メダルを賭けた争いでもあります。
当然、獲っておきたいんです!勝って終わるのと、負けて終わるでは意味が変わって来るんですから。

そんなことは、ボクに言われなくたって彼女達には十分わかってる事(´ー`)
それだけ重要な試合なんです。彼女達の見納めの試合でもあるのですから。


試合展開はと言うと、

ドイツの攻撃
スペインの攻撃

気合いも入ってるので、熱い試合展開になるだろうと思っていたのだが、
ボクの観る限りは、どちらも精彩を欠いた感じの試合展開に見えましたなw

前半は、ドイツの良い攻撃展開も多く、チャンスは訪れるわけですが、これがまたカナダの試合を観てるような小さなミスが多数ありましてね…w

一方、スペインにおいては、やはり準決勝の敗北が響いたのかスペインらしからぬ動きがチラホラ見える状況。ボクは先日、スペインにおいてはボンマティーの存在感が感じられないと伝えたのですが、それでも最後の最後くらいはしっかりと魅せてくるだろうと思ってたわけです。

しかし、3位決定戦のボンマティーもボクが観てきたボンマティーとは違っておりましたね… 今大会の彼女の得点は1得点のみ。得点だけで彼女を評価するつもりはないのですが、あらゆるプレーにおいて彼女の存在感はほとんど消されたような感じでしたかね。それだけ目に付かない存在だった…

前半においては、ドイツもスペインも互いにチャンスらしいチャンスは作り出せていた。出せていたが、決定機と言えるような感じではないね。
後半からようやく、互いにボルテージも上がり決定機が訪れ出した感じだ!


後半の60分過ぎ、そんなドイツに最初の決定機が訪れた!
たぶん、ポップからだったと思うが、前線に大きく出したボールがグウィンの待つ場所に届き、このボールを上手く裁けば点が見込める大チャンス!

スペインのキーパーも危機感からか、詰め寄ってボールを触ろうとしたのだが、これがグウィンとの衝突を招いてイエローカードでPKを貰う羽目にw

キッカーはグウィン

倒された本人がPKを決めてきた!
グウィンは、ドイツのキャプテンを任された25歳のイケイケの選手!
だが、このパリ五輪では再びポップがキャプテンとしてドイツを率いる事になったんだ。

ポップの後釜でもあるグウィンだが、彼女の顔つきを見ると本当凄いよ!
とことん気合いが入ってて、怖気ない力強さが表情に出てるんです!これは試合を観戦しながら、選手の細部まで観てる人なら理解できるはずだ(´ー`)

そんなグウィンが、右に転がして待望の先制点をゲットした!
カナダでのPK戦は左に決めたのだが、ここでは右に決めてきた。彼女はPKでも勝負師だね!絶対に外さないって顔をしてましたよ!

そして、このPKの先制点の直後にまたしもドイツに決定機が訪れる!

これまたポップが、スペインの選手間を突いた絶妙なパスが、後半から起用されたシュラ-にボールが渡った!

シュラ-とスペインのキーパーとの完全なる1対1の勝負!
しかし、これをシュラ-がキーパーの足の出所にボールを出してしまい、
綺麗に跳ね返されてしまうw  これは引きましたねぇ…  完全に信用を失ったなと強く感じましたからw

その一部始終を目の当たりにしたドイツのホルスト監督…

完全に吐き気をもよおしてたねw 
勝利を確実なものにする2点目、ホルスト監督からしたら間違いなく決まるとしか考えていなかったのだろう。そりゃ決まるとしか考えてない決定機で決まらなかったという現実を直視しまったのだから体調も急変するってw
たぶん吐き気か、もしくは横隔膜に異常が生じたかのどっちかだろう(*´з`)

シュラ-が前々回から決定機を外して、先発から外された可能性を指摘してはいたが、ボクの予想はあながち間違ってないねw
ボクの知りうるバイエルンのシュラ-ではなかった。彼女にはどうにか自信を取り戻して、ドイツを牽引する1人になって欲しいと願うばかりだ。


そして、どうにかこうにかドイツが得点を許さず、最後の最後90分を終えてアディショナルタイムは7分、その7分中6分が経過したその時っ…

ドイツの6番、ヤニナがスペイン選手の足を蹴ったとかでPKを食らってしまったw    おいっ!!…あと20秒そこそこだぞw

この時間帯でPKを食らうとか奇跡でしかないよなw
ボクも、ドイツの勝ちが決まったと思った矢先のPKには血の気引いたよねw

ドイツのベンチの様子

ドイツのベンチでも血の気引いてたなw  そりゃそうなるよな(*´з`)
だってみんながみんな時計見てんだからw  「ここでPK!?」ってなるよ。

せっかく1点先取して、90分を守り抜いたところだぜ。
それがこのPKが決まる事により、もう30分戦わないといけなくなるんだよ!
そうなると、攻撃力が落ちてないスペインが間違いなく有利になる。
スペインの対コロンビア戦や、対ブラジル戦を観てもわかる通り、時間があればあるほど得点をしてくるチームなんだよな(´Д`)

PKを任されたプテジャス

このPKを任されたキャプテンのプテジャス
彼女がここで決めれば、試合は振り出しに戻る!そんな起死回生の場面だ。
ボクは彼女の眼差しを見て、絶対に決めてくると感じたんだよ!
この勝負がスペインの一命を取り留める、それを彼女も十分理解しての事だから、今の自分の立場に恐れずに立ち向かうハートの強さを感じたんだよ!


ドイツのキーパー

しかしっ…

これがまた、ドイツのキーパーも同じで、彼女は視線1つ変えず、微動だにもせず、後ろに手を組んで心を落ち着かせて、ボールだけを見ていた!

対カナダ戦のPK戦では、彼女が2本も止めて準決勝へと導いてくれた!
その時からボクは観てるんですよ。彼女の変な勝負強さをw 

プテジャスの顔を見て「決めるな!」と思いつつも、ドイツのキーパーこと
アン・カトリン・バーガーの顔を見て「止めるな!」とも強く感じたw


そして運命の分かれ道! 勝負の一瞬


プテジャスの放った強烈なキック、右を狙ってきたのだが、カトリンはすでに読み切っていた!  読み切っても決まる事だってあるくらいの力強い渾身のシュートだったが、それをものの見事に跳ねのけたんだ!

これが最後のチャンスだった… スペインにとっての奇跡的な最後のチャンス
それをキャプテンのプテジャスが外してしまったんだよな…

跳ね返されたボールがタッチラインを割った時にはすでに8分以上が経過。
スローインから最後のチャンスを作ろうとしたが、主審の笛が高々と鳴る。


ドイツの救世主 アン・カトリン・バーガー

ドイツのキーパー、カトリンがこの窮地を救った!
ボクは調べてからわかったのだが、彼女はアメリカのNWSLのゴッサム所属だったんだね!まったくわからなかったw 

あんだけ散々NWSLの試合を観てきておいて、彼女がゴッサムのキーパーだったなんて初めて知ったよw   情けないわ(*´з`)
そもそもだが、ドイツにはメルル・フロームスという正キーパーが居て、
てっきり彼女が出てくるものだと思ってたんだよね。今大会は1回は出たのかな? フロームスが記憶に残らないくらいカトリンの勝負強さに意識が持っていかれてるw

ほんと劇的だった! 劇的過ぎて驚いたよね(´▽`)
間違いなくスペインが追いつき延長戦に行くとしか想像できなかったもん!
それが、この結末でドイツが勝利するなんて驚く以外ないってw


ドイツの最年長組の3人

ポップは泣いてたよ。
一番下がヘーゲリング34歳、真ん中がポップ33歳、上がヘンドリッヒ32歳

年齢を見てもわかる通り、同じような世代でありドイツを牽引してきた選手達でもある。この3人にとっては、もしかすると最後の五輪になるかも知れない。わからないよ… わからないけどその可能性も十分にある。

もうドイツでは若手が育っており、世代交代はすでに始まっていたんだよね。ポップも代表の試合でも、起用されない試合もいくつもあった。
だからわかってんだよ… これが最後だろうと。
そんな最後を銅メダルで飾れたことの喜びって、彼女にとったら最高の事だと思うし、この3人にとっても価値のある結果である事は間違いない!

ワールドカップでの予選落ちで彼女達が苦しんできたのもボクは知ってる。
だから、このドイツの3位銅メダルの結果には心から嬉しく思ってる(´ー`)


責任を負うプテジャス

PKを外したプテジャスは遠くを見てたよね…
ボクは、ドイツを応援してたことは間違いないが、スペインのこの結果に
ショックを隠せないでいる事も間違いない。

ボクはこの試合を観て思ったのは、やっぱプテジャスとボンマティーがどうしてもカブってると思うんだよな。2人居ることで組織プレーに変な作用が働いてる気がしてならんのよ。
普通に良いプレーはしてるのだが、スペインと言うチームが誰の下で動くべきかをはっきりさせる必要があると思っている。

ブラジルでも、マルタとデビーニャがかぶってると伝えてきた経緯があるが、今大会はマルタを採用してデビーニャが切られた状況だ。
それが功を奏してるのもボク的には辛いが、でもそれで結果が出たと言うなら、それも正解の1つだと言えよう。

スペインにも、そのような判断を下す時が来るのではないかと感じる。
それを下せる監督が出て来るかどうかだけどね… 簡単じゃないよな(´ω`*)



ということで、3位決定戦で銅メダルを勝ち取ったのはドイツであった!
ボクとしては、ドイツブラジルがメダル獲得できた事が一番嬉しい!

予想という予想は外しまくったが、最後の最後に希望する結果が出てくれた事には喜ばざる得ないよな\(^o^)/

残すは、今夜の決勝戦っ!!


これが最後の最後の最後だぞ!
アメリカVSブラジル戦、アメリカ大陸同士の対決だ。ボクはブラジルを応援して観るつもりだが、どっちが勝っても嬉しさはさほど変わらない!

アメリカも好きだしね(´ー`)
ブラジルが勝った方が喜びは大きいが、アメリカでも嬉しいは嬉しいから♪


試合が始まるまでに、少しでもボクの考えを伝えられよう、できることならもう1記事書きたいな! 書けたらなw   無理なら仕方ない(´▽`)



                   ではまた後で ( ´Д`)ノ~ バイバイ

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maru maru
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