あの子の秘密は歌にて 歌詞集

私が身の回りの家族や友人に音楽をやっていることを誰にも言っていなかった時、私は本当はこんな事を思って生きているんだ、というのを全部込めようと思って作った円盤です。制作期間3日、燃えていた時期に作りました。今はもう何も秘密じゃないことも、小さな箱から産まれたんだね。可愛いね。あの子の秘密は、全て総じて、歌にて。

1.こんにちは、私は

せっかく冒険の書をもって生まれたのにな〜
未開の地なんかどこにもなくて
仕方ないから履歴書に持ち替えて就職してました

こんなんじゃ
今が歴史になった時、きっとくそつまらん
こんなんじゃ
僕の日記は誰にも読まれない

太古の昔 刺激のある毎日が 
今誰かに愛されるように
僕だけはポップカルチャー守りたい

ノーリターンそれがもっとうだとしても
あいびりーぶ あなたの聞く音楽が 
いつか懐メロになるまえに
僕ら飛んでいからさ
近道なんかなくとも
さがすよスマホ使わずに
死ぬまでのほんの何十年間がいろどりみどり誰かの 豊か になりますように
ちなみにゼロカロリー商品だいたい全部不味い

2.残暑ゆがむ

たらたったったった
結構死にたい夏だった
ねえコメントしてよやるせなくなるから
普通って分からないからできるだけ
面倒くさくねピクリとも動かないほんとに死んでるみたいじゃん
たらたったったった愛してる？言わないでね誕生日。君に彼女ができるまでは
うたうよ うたうよ うたうよ
でも僕はそんなに単純ではないよ

音大芸大東大工大
どっからえらぶかそりちゅーど
＆ すーさいどうでもいいやこの際 
音大芸大東大工大
どこでもいいわけがなかった
＆ すーさいどうでもいいやこの際

たらたったったった
結構お金が飛んでった
たらたったったった
電磁波は祈り
変わらないんじゃなくて変われないんだとか虚しいって言葉が1番に確実に虚しい
たらたったったった
鬱になったあの人はカレンダーをめくる
ニコニコ絵文字青い太陽
歌うよ唄うよ愛うよ
でも僕はチケットもう燃やしてしまったの
寛大甚大穏便新品 未使用だったら良かった？ENDすーさいどうでもいいやこの際
すーさいどうでもいいかこの際
青春売買速乾消費
今更言って何になる？
END すーさいどうでもいいやこの際

すーさいどうでもいいやこの際

3 責任点火

生粋の真面目これはキャラです
あまいきっすですこれはうそです
しかしあわれな紙一重
重症ご医師所掌の気

でもさ渋谷メルトダウン
しらねえ！
無印良品あこがれましたが
もっともオシャレでしかたなし
ペンを持って机に向かった
考えるのは余生と魂胆
つまんないね勉強なんてあああああ

サブカルTシャツかぶせてなぐって
お前も大概だよと言おう
心に侵入あそこで心中
たかがしれてるんだ痩せ我慢作戦


永遠はちゃんと あるんだよね
信じてたあたしバカみたいじゃん
しかし哀れな紙一重
頑固心情脳航路

でもさ新宿カタパルト
きもい！
高いコスメも泡になったな
ちっとも振り向かないじゃんね
感傷的だよ何度も懐古
考えるのは命の帳
つまんないね恋愛なんてああああああ

あの日の下着をかぶせて殴って
お前も大概だよと言おう
片腕生きてる肌に爪たてて
死ぬまで死なない僕の反撃いえい！

4.文明貢献死骸回収僕ら永遠戦争

スカート履きたかった男の子
可愛くなりたくなかった女の子
そういうものがひしめき合って
苦しい苦しい嗚呼
私近所の犬の耳をもふっと食べて 誕生日ケーキのロウソクで燃やしたツイート
ロックンロールに見立てて今日も一日
文明貢献死骸回収僕ら永遠戦争
愛してたって死んでたって変わらないよ君の目は

誰の合図を待っているの
誰のため息を嬉しく思うの
そういうものがひしめき合ってまじキモイ まじキモイああ
君の動物愛護法が 婉曲して伝わらぬように
ロックンロールに見立てて今日はなんかさ
文明貢献死骸回収僕ら永遠戦争
嗚呼
ミサンガ切れるおまじない こっくりさん
受験の時に聞いたバンド 3番目のトイレのあの子もサンタだってもう来ない 夢は終わった

5.たとえば

右手を丸めてホロスコープ作った 色は差別対象 しかし誰の欠片も本当は透明で平和になればいいのにな
星屑のように飲み込んでゴミ扱いの左手
人生も恋愛も本当はデタラメ
怖かった本気なんて出せるわけがなかったから
だけどそれでも君の言い分は
知らない知らない知らないよ
情けないんだあの日に飲み込まれそうな僕らが  溶けていくいつかの誰か

人聞きの悪いブルース 
それ限りの友情
たかが流行りな一瞬だ
しかし誰の欠片も本当は赤色だ
平和になることはない
星肩のように飲み込んだ
ゴミ扱いの左手
誕生日 巡る朝日そばに居てくれよ
もういいかい？みつけてよ
ここにいるからさ はやく
君自身きっと何かと戦っているんでしょ 頑張れって何様だ お前にだけは言われたくない
恥ずかしくて押さえ込んでた
だれかの だれかの 希望だ

人生も恋愛も本当はデタラメ
ここにいてはいけないと言われた気がして逃げ出した 擦りむいた誰かの欠片が散ってちってちってゆく
でも聞こえるかだれかのその泣く声が
いらないいらないいらないのかと
泣く声が

6.さんきゅ！

ゆっくりでいいんだよ
君のペースでいいんだよ
何かが君を壊しそうになったら
この歌を思い出して

つかれたなら目を閉じて
軽く深呼吸で落ち着いて
何かが君を壊しそうになったら
誰かの優しい思い出して

大切じゃなかったらもっと早くに手放していたよ
いつかなんてもう僕は言わないけど
在り来りラブソングじゃ
なんも伝わんないてわかってる
だから溺れる前に さよならを

やめちゃってもいいんだよ
それが君の目的じゃないなら
地図はひとつじゃないわけで
僕ら可能性大な冒険者

思い出していいんだよ
負け試合も君の糧になる
背中をおった青い日々を
今もまだ胸に抱いてるんだけど

立ち止まることですら
難しいから涙溢れるよ
光さして手を伸ばし叫ぶんだ
がむしゃらが似合わなくてなんども諦めてきた私は 今ここにたって誰かを救えるかな


歌うことただそれを
本当に大好きと思ってる
さよならもまたねにかわるでしょ
この先迷わぬよに上だけ向いて歩いていくから
お願いがあるの笑っていて
僕は音楽をするよこの場所で

7.umie

やわい制服ゆらすまわるゆれる光の中
しろい海をふかくふかくふかく手繰り寄せる
ﾗ
僕の心 もろくもろくもろくこわれてゆく
君の心 あわくあわくあわくきらめいてく
つめたくなる とけるとけるとける 蝉時雨に
目を閉じれば あなたあなたあなた あたたかくて
ﾗ
あの日1度見た花 片隅に1つ
三日月うかぶ 記憶の中の夜
長いまつ毛 静寂
うかぶ空へ 水影 小糠雨
ひびくとおのく わすれられぬ朝
まだ まだ

やわい制服ゆらすまわるゆれる光の中
しろい海をふかくふかくふかく手繰り寄せる
なつかしくてまわるまわるまわる光の音
やさしい夢 さめぬさめぬさめぬさめぬ
ﾗ
誰かが今僕の僕の僕の名前を呼ぶ
燃ゆる日差し僕は僕は僕は僕は

ﾗ