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ポッドキャスターが主人のドラマ『ボドキン』を全部見たポッドキャスターの感想

5月9日からネットフリックで配信開始された
サスペンスドラマ『ボドキン』

あらすじ
アイルランドの平和な田舎町でかつて起きた、見知らぬ3人が謎の失踪を遂げた事件。ポッドキャスターの一団はその調査に乗り出すが、彼らを待ち受ける真実とは?

主要な登場人物

ジャーナリストでやばい事件に首を突っ込み田舎に送られたダヴ(真ん中)
過去に一度だけ大ヒットポッドキャストを作り、
一発逆転の番組制作にかけるポッドキャスターのギルバート(左)
ジャーナリストに憧れ取材の協力を行うエミー(右)
その他町の人たち

1話の感想
タイトルの『ボドキン』は町の名前。
3人は25年前のハロウィンの夜に起きた3人の失踪事件の様子を
トゥルークライム番組として作ろうとアイルランドの小さな町へ
取材に訪れる。町の人たちはいまさら25年前の”事故”を覚えていない
みたいな雰囲気で歓迎ムードでは無い。
そして1話の最後ダヴが何者かに襲われ、
『ポッドキャストをやめろ、大怪我する前に帰れ』と言われた
ところで終了。
今もなおボドキンには25年前の事件の秘密が…..
というスタート。
ちなみにこれ以上ドラマの感想はあまり語らないです。

ポッドキャスター視点の感想(ネタバレあり)
・老若男女全員『ポッドキャスト』を理解している…
日本で同じように過去の事件のポッドキャストの取材に行ったとしよう

KON『ポッドキャストの取材にで来ました!』
村人『ポッドキャスト??なにそれ?』
十中八九このやりとりで終わる。

やはり、海外はポッドキャストが生活に溶け込んでいる。
町の警官が自分もポッドキャストを配信しているんだ!!と言って
自分が配信しているサッカーのポッドキャストの話をする場面がある。
日本の警官は割とSNSやってるのご法度だと、最近警官を辞めた
同級生に聞いた。

・ポッドキャスターのギルバートについて
過去にギルバートは闘病中の奥さんの様子をポッドキャストにして
配信した所、それが人気に。

奥さんは回復し、めでたしめでたしとは行かなかった。
自分のことをネタにされ、今でもその時の事を言われる事が
精神的なストレスに感じ夫婦仲は悪くなり、離婚へ(ネタバレ)
ギルバートのポッドキャストを聞いていた町のシスターからは
『シーズン2と3が微妙だった』と言われる始末。

そこで再起をかけ、海外だとトップクラスに人気のジャンル
『トゥルークライム』の番組制作をすることに。
この『トゥルークライム』は海外で本当に人気がすごい。
とりあえず『トゥルークライム』作っておけば聞かれる。
SpotifyのアメリカのTOP100のランキングを見ても
20本以上が『トゥルークライム』のポッドキャスト

ポッドキャスター視点で刺さったセリフ


『トゥルークライムは興味本位と言われるけど
『誰かが語ってくれる』ことが大事なんだ』

人気のジャンルが故に”この人が喋ってるから聞きたい!”が
作れないと人気の番組にはならない。

『人の話を聞くのが仕事なのに私の話は聞いてない』
奥さんにブチギレながら言われたら1発で病みます。

『冒頭のふわっとした導入がうすっぺらい』
これもショック。

『人生に編集は出来ない』
このシーンとても良いので是非見てほしい。

まとめ

ポッドキャストを配信している人なら見て!とは言わない。
サスペンスが好きなら多分みれる。(犬が死にます)
途中なんでこいつ死んだ?え?お前なんで生きてるん?
見終わった後に疑問が5個くらい残りますが、
一気に7話見れるくらいにテンポがいいです


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