#WOW2024 Week37 What medals did each country win each day? 出題概要&ヒント
2024年より、光栄なことにWorkout Wednesdayの出題者として参加させてもらえることになりました。
日本からの参加者ももっと増えてほしい!との思いから、
出題概要や要件を毎週和訳していきます。
自力で解きたいがちょっとヒント欲しい…という方向けの参考ページも載せています。
WorkoutWednesdayとは?
Tableauを中心としたBIツールコミュニティの有志が、
7年ほど前から開催しているイベントです。
Workoutの名の通り、筋トレしてBIツール力を鍛えるというのが趣旨で、
毎週水曜日にお題となるViz(グラフ)と要件が掲載され、参加者は可能な限り再現を目指します。
https://workout-wednesday.com/
難易度は総じて高めで、TableauだとDATA Saber合格したてぐらいだと、
解答見ずに解くには難しい問題が多めです。
ただ、試験ではなくスキルアップが目的なので、
まったく解答やWeb検索せずに自力で解く
Web検索しながら自力で解く
一定時間自力で頑張って後は解答見る
最初から解答見ながら写経してスキル習得する
等挑戦の仕方は自由です。
元々はTableauのみでしたが、近年は他のツールにも広がっており、
2024年1月時点で以下のツールの問題がほぼ毎週出題されます。
参加方法
Tableauに関しては、Tableau Publicという無料でほぼ全機能が使えるものがあるので、挑戦にあたって必要なものはPCだけです。
より詳しい参加方法は下記のArakawaさん(@yoshi_datavizjp)のブログ記事を参照してみてください。
https://www.yarakawa.com/single-post/how_to_workoutwednesday
Week37の出題概要
お題
What medals did each country win each day?
(各国のメダル獲得数は?)
今回はWeek31、Week32、Week33同様にパリオリンピックのデータを使ったお題です。
要件の和訳
ダッシュボードサイズ 1000*600
各国の日ごとの獲得メダル数を表したユニットチャートを作成する
どの国を表示した場合も、獲得メダル数が0でもすべての日が表示されるようにする
メダルはチャートの上から銅銀金の順で並ぶようにする
各メダルにイベント(競技)ごとのアイコンを設定し、金銀銅に色分けする
日ごとの合計メダル数をチャート下部に表示する
どの国を表示した場合も、チャートの縦軸範囲が変更されないようにする(日ごとの合計メダル数がトップであるアメリカをガイドにする)
書式設定を合わせる
ヒント・参考ページ
今回はユニットチャートがテーマですが、別途マスタの準備は不要で、お題データだけで作成が可能です。
カスタム形状を使ったことのない方は以下を参考にしてみてください。
カスタム形状は今回のような場面以外にも、各種ボタンを作成するときにも使えます。
以下のようなサイトで汎用的なアイコンをカスタム形状に追加しておくと便利です。
簡単にできてしまった、、と言う方は、
・チャートの縦軸をハードコーディングしない
・すべての日の表示をハードコーディングしない
あたりをやってみてください。
おまけ
今回、形状をeventに割り当てるのに苦労した方も多いのではないでしょうか。
・割り当てたいディメンションのメンバーと形状の数が同じ
・ディメンション名の並びと形状のファイル名が同じ
という条件はありますが、画像の様にすべてのディメンションのメンバーが表示されている状態でカスタム形状を割り当てると、すべての形状を自動で正しく割り当てることができます。