#WOW2024 Week6 Top & Bottom Variance 出題概要
2024年より、光栄なことにWorkout Wednesdayの出題者として参加させてもらえることになりました。
日本からの参加者ももっと増えてほしい!との思いから、
出題概要や要件を毎週和訳していきます。
WorkoutWednesdayとは?
Tableauを中心としたBIツールコミュニティの有志が、
7年ほど前から開催しているイベントです。
Workoutの名の通り、筋トレしてBIツール力を鍛えるというのが趣旨で、
毎週水曜日にお題となるViz(グラフ)と要件が掲載され、参加者は可能な限り再現を目指します。
難易度は総じて高めで、TableauだとDATA Saber合格したてぐらいだと、
解答見ずに解くには難しい問題が多めです。
ただ、試験ではなくスキルアップが目的なので、
まったく解答やWeb検索せずに自力で解く
Web検索しながら自力で解く
一定時間自力で頑張って後は解答見る
最初から解答見ながら写経してスキル習得する
等挑戦の仕方は自由です。
元々はTableauのみでしたが、近年は他のツールにも広がっており、
2024年1月時点で以下のツールの問題がほぼ毎週出題されます。
参加方法
Tableauに関しては、Tableau Publicという無料でほぼ全機能が使えるものがあるので、挑戦にあたって必要なものはPCだけです。
より詳しい参加方法は下記のArakawaさん(@yoshi_datavizjp)のブログ記事を参照してみてください。
https://www.yarakawa.com/single-post/how_to_workoutwednesday
Week6の出題概要
お題
Top & Bottom Variance(上位と下位の分散)
ということで、動的ゾーン表示機能を使った地図とクロス集計表の表示切替がテーマです。
ゲスト出題者のMark Bradbourneさんからのお題になります。
要件の和訳
ダッシュボードサイズ 800*800
「Select Date」でユーザが年月を指定できるようにする
「Top Customers」でユーザが上位と下位に表示するCustomers(州)を指定できるようにする
棒グラフは「Select Date」で指定された年月の前月との差を表す
LOD禁止
BONUS(追加問題) セットを使わずに解いてみましょう
終わりに
見た目シンプルですが、意外に前月との差「だけ」を表示するのに苦労するのではないでしょうか。
セットを使わずに解く方法もいくつもあるので、ぜひ#WOW2024タグで他の方の解法も見てみてください。自分なりに解いた後だと更に面白い&勉強になります。