#WOW2024 Week5 Excel at Tableau Interactivity with Dynamic Zone Visibility 出題概要
2024年より、光栄なことにWorkout Wednesdayの出題者として参加させてもらえることになりました。
日本からの参加者ももっと増えてほしい!との思いから、
出題概要や要件を毎週和訳していきます。
WorkoutWednesdayとは?
Tableauを中心としたBIツールコミュニティの有志が、
7年ほど前から開催しているイベントです。
Workoutの名の通り、筋トレしてBIツール力を鍛えるというのが趣旨で、
毎週水曜日にお題となるViz(グラフ)と要件が掲載され、参加者は可能な限り再現を目指します。
難易度は総じて高めで、TableauだとDATA Saber合格したてぐらいだと、
解答見ずに解くには難しい問題が多めです。
ただ、試験ではなくスキルアップが目的なので、
まったく解答やWeb検索せずに自力で解く
Web検索しながら自力で解く
一定時間自力で頑張って後は解答見る
最初から解答見ながら写経してスキル習得する
等挑戦の仕方は自由です。
元々はTableauのみでしたが、近年は他のツールにも広がっており、
2024年1月時点で以下のツールの問題がほぼ毎週出題されます。
参加方法
Tableauに関しては、Tableau Publicという無料でほぼ全機能が使えるものがあるので、挑戦にあたって必要なものはPCだけです。
より詳しい参加方法は下記のArakawaさん(@yoshi_datavizjp)のブログ記事を参照してみてください。
Week5の出題概要
お題
Excel at Tableau Interactivity with Dynamic Zone Visibility
(動的ゾーン表示を使った双方向性のあるダッシュボード)
ということで、動的ゾーン表示機能を使った地図とクロス集計表の表示切替がテーマです。
要件の和訳
ダッシュボードサイズ 1000*800
1ダッシュボード
①1つの州と、その州の各市を表示した地図を作成する
ドロップダウンリストで州をフィルタできるようにする
②地図で選択した都市の売上情報を表示したテーブルを作成する
テーブルには以下のフィールドと、Order IDごとの小計(Sub-Total)を表示する。
Customer Name
Order ID
Product Name
Unit Price
Quantity
Sales
②テーブルの左上に、選択した都市がサイズと色(#c30000)でハイライトされた小さな地図を表示する
②テーブルの右上に、①の地図に戻るための×ボタンを表示する
レイアウト、ツールチップ、書式設定を合わせる
終わりに
地図を使った表現は、Excelとの違いが目立つのでTableau導入初期によく使うのではないでしょうか。
ただ、地図だけだと情報量が落ちてしまうので、今回のようなやり方でテーブルのよさも残せると、より定着させられると思います。
難易度も低めですので、ぜひ挑戦してみてください。