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その名前に思うこと
なかなか明るいニュースが見当たらないこの年末。
それでも、ボランティア先の若者たちは一生懸命生きているし、アルバイト先のNPOとつながっているご家庭や子供たちも頑張っているのを見て、こんぷーも頑張らないとな(。。。お金はないが)と思う毎日。
なのに。
何、ぱー券。
ヴぁKA券って意味じゃないの(文字置き換える意味ないか)と、本当に本当に腹が立ちます。
国民のために働くからとか言って、その代償としてお金貯め込むのはいい加減にしていただきたい。
アルバイト先の代表は「こども家庭庁がやっとできて、支援方針や活動のお願いができると思って、国会とかお役所とか通って、やっとお話できた担当議員さんが。。。(以下略)」。
やっとできたと思う方も多いような「こども家庭庁」。でも、こんぷーは、ちょっとだけおへそを曲げて見てしまいます。
どこかで書いた気がしますが、ボランティア先にやっとのことでつながった若者たちは、すでに「こども」ではありません(大抵、18歳以上)。本人以外のその他の原因があって、「家庭」と断絶した若者たちです。
この若者たち、こども家庭庁の支援の対象外ってことになっちゃいませんか。
そもそも、この若者たちの親がこどもだった時代にこども家庭庁があって、適切な支援が受けられていたなら、この若者はここにいなかったかもしれない、なんて後手後手の政策なんだと思わずにはいられません。
が、ないよりはある方がまだまし、と思いましょう。
よく言われる「負の連鎖」は、たかだか1回補助金支給するとか、3年間補助するとか、そんな短いスパンで解決するような問題ではないことを、みんな知っているけれど目を背けている気がします。
「負の連鎖」は、世代単位で考えないと解決しないと思うのです。
今、若者が適切な支援を受けられたら、結婚して子供を育てても、生まれたその子はまだまだ家庭支援が必要かもしれません。
けれど、その子がさらに適切な支援を受けられたら、やっとえらい人たちが考える「一般家庭」を実現することができるようになると思うのです。
こどもの支援も大事、家庭の支援も大事。
でも、そこからはじき出されそうになっている、これから親となるべき人たちのことを考えなければ、本当の少子化対策なんてできないのではないでしょうか。
ああ、こういうときこそ、本当にゴジラ並みの力と破壊力が欲しい、と願ってしまうこんぷーでございました。
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