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愛着は大事。根本問題はそこじゃないのだ。

この夏は、本当にあちくてあちくて、東京出身とは言いつつも長野と北海道のミックス(=両親の出身がな)のこんぷーは、もう。。。人間ろ過機のごとく、水分とるそばから汗が出るという大変な状況(見たくないよねー、誰だってそんな光景。。。)でございまして。

そうなると、タオル・ハンカチの使用量も半端ない。
炎天下、自転車通勤するお前が悪いと言われても仕方ないですが、タオル3枚持って行っても、帰路で使うタオルがない(どうせ帰るだけだからいいやと開き直る。。。うわー)。
で、洗濯量も増えるのですが、なぜか使うタオル・ハンカチに偏りが出てくるのですよね。
無意識で、手触りとか好きな色とか、使いやすさにつながる何かを求めているのでしょうか。

となると何が起こるかというと。
愛着の出てきたタオル・ハンカチって。。。使いやすいなーと思うそばから破れたりほころびたり、お別れすることが多い。。。しょぼん。
モノには寿命があるので仕方ないと言えば仕方ないのですが。。。

で、ここまでが前文(長いって)。

週1回のPC講座で、毎回必ず「画面が違って先に進めません」と申告される方がいます。

どれどれ。。。え、えーと。。。なぜ、Windows10のOffice2016(認証切れ)のPCを使っているのかな。。。???

これ、古いバージョンだからテキストとメニューや画面が違っているんだねー。このメニューがテキストと同じだよー。でも次からは、新しいPC使ってほしいなあ。

というのが繰り返されること3回以上。
先日。言ってしまいました。
どうして古いPC使っているのかな。新しいPCじゃだめなのかな。

「。。。古いPCが愛着があって、この機械がいいんです。」

愛着があるのはいいことだけど、ここはお仕事の訓練をする場所で、今現在、多くの会社は新しいWindows11に切り替えが進んでいるから、次からは新しいPCで受講しようね。

その日の夜、ふとこの会話を思い出して、こんぷーは真っ青に。。。やっちまった。発達障害の愛着が強い方に、それを否定することを言ってしまったのです。
前にも書いたのですが、言い訳にしかならないのですが、こんぷーは福祉とか障害の勉強をしないままに就労移行支援施設の講座をやることになった人なので、きちんとした対応ができません。が、職員の方たちから「それはわたしたちの仕事なので、PCのことだけを教えていただければいいのです」というありがたいお言葉をいただいておりまして。
要は、それに甘えていた結果、やっちまったのですね。。。(がーんがーんがーん)。

翌週、その方はPC講座を受講されませんでした。
あああああああああ、やっちまったんだ、まじで~~~~。

その翌週。
あ。。。席に座ってらっしゃる。だ、だいじょぶかな。。。

XXさん、どうしても古いPCお使いで、画面が違って手が止まってしまわれて、新しいPCを使っていただきたいのですが。。。今日はいかがでしょうか。

と職員の方に確認をお願いしました。

「先生(←それやめてほしい)、ビンゴでしたよー。古いPC使ってたから、理由を聞いたら、なんかケーブルがないとか言ってたので、『ケーブルなんかいくらでもこっちにあるから!』って新しいPCに交換しました!」

。。。ち、チカラワザですな。。。

その日の講座。
当のXXさんはというと、毎回、画面が合っているかの確認でお声がけいただきましたが、思ったよりもスムーズに進められてらっしゃいました。

よ、よかった。。。余計なことは言わずに、お疲れ様、と声をかけました。

社会生活を問題なく過ごされている方は想像つかないほど、モノへの愛着が原因で苦しんでいる方たちがいらっしゃいます。少しの変化でも、なるべく受け入れてもらえるように少しずつ少しずつ慣らして、やっと生活できるようになるのです。

やっちまわないように気をつけながら、こんぷーもこれからも一緒に就労のお手伝いをさせていただきたいと思う所存でございます。

でもさ、根本問題ってそことは違うのですよね、特にPC。Windows。[ブラックこんぷー降臨]
既存利用者の方がはるかに多くて、新規利用者の何倍もいるってのに
「新しいバージョンですー」とか言って、どこぞの別アプリのデザインぱくったような画面や、わけわからんはやりを取り入れたらしい用語やら構成やらに、ころっころ変えるの、まじやめろ(怒り)。

はい、ブラックモード解除。
やれやれでございます。

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