円形の編み物の増やし目の理屈

先日、ボランティア先で再び編み物体験のイベントが実施され、お手伝いをさせていただきました。
今回は、先生が来てくださって、そのお手伝いだったので、前回より気が楽でした(こらこら)。

太めの編み糸で50cm前後のラグを作りましょう、というテーマだったのですが、四角形とするか円形とするかは、お好みで。

さて、かぎ針編みで円形に編んでいく場合、「1段増えるたびに6目を追加する」という規則性がございます。
(1か所で6目増やしちゃだめだよ。分散させて合計6目増やすんだよ。)

なんで6目か、という理由が、実は算数の知識でわかります。
(ここから先、編み物しない方はまったくつまらないかも。そして、編み物する方でも数字嫌いな方はやはりつまらないかも。)

細編み1目を仮に1cmとしましょう(でかい細編みだな、とかは言わない)。
1段目を編み終わったとき、直径2cm(半径1cm×2)の円ができあがります。
直径2cmの円の円周は。。。
2cm×約3=6cm
なので、まず、1段目は6cm=6目となります
(編み物の世界に小数点以下は存在しないのだ)

2段目の円周は、1目=1cm半径が増えるので。。。
4cm×約3=12cm

3段目の円周は6cm×約3=18cm
4段目の円周は8cm×約3=24cm

N段目の円周は[N×2]cm×約3=[6N]cm

円形を編むのには、1段目を6として、そのあと6目ずつ増やすことになるのです。

(わかりずらい文章かも。。。とほほ)


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