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【アウトプット】こうやって頭のなかを言語化する。 荒木俊哉

ごあいさつ

初めてとりあえず書きます。
色々考えずに自分のアウトプットの練習と思ってやっていきたいと思います。

言語化とは

コピーライターに必要な力は、ひらめきではなく相手の言葉を引き出すこと。それを言語化して探してくことである。
大事なことは人の話を「聞く力」⇒他人(クライアントや世間)も自分にも当てはまる。ここでいう自分とは自問自答、心の声を繰り返し聞くこと

自分の話を聞いて、自分の軸をしっかりと言語化することで不安が消える。言語化は生きる力そのものである。
自問自答は24時間いつでも行える。なんとなく思っていることを言語化していくことで腑に落ちることもあるだろう。

相手の言葉に関わる聞き方を行う。さらに相手の辞書をつくるようなイメージで聞いていく。
例えば、仕事という言葉の一般的な意味は「すること」「MUSTのこと」「生活の為の動き」とかが一般的な意味だが、これは人それぞれである。著者の相談者に相手の言葉を引き出しながら仕事という意味を突き詰めていった結果、相談者の思う仕事とは「与えられるものではなく、つくるもの」ということになった。辞書とは全然違う。
これは杓子定規に当てはめても定義は人それぞれ違うということ、そのために相手の言葉を引き出して言語化することが大事なのだ。

聞き方のコツ

出来事→感じたことで聞くと言語化しやすい。どんな時にどう感じたか。答えはいつも自分の中にある。

ex)先輩の空気の読めない発言(出来事)になぜか笑えた(感じたこと)

ノート術

「ためる」⇒「きく」⇒「まとめる」でノートに書く。

「ためる」
上記の通り、出来事+感じたことの心が動いたことを1日1つ短く書く。

「きく」
書いた「ためる」の末尾に「のはなぜか?」を足す。

ex)先輩の空気の読めない発言になぜか笑えたのはなぜか?

ここで箇条書きでいいので3分間思いつく限りの言葉を書きまくる。そして印象にに残った言葉や、自分でもえっ、そう思ってたっけ?みたいな言葉に出会い、ハッとすることがあると思います。
その中から同じような言葉を探し出し、マルしたり色分けたりして分類をしていく。

「まとめる」
「きく」の項目で出会った言葉を自分なりに整理し、結論付ける。1行ないし2行で行う。

おまけ「そなえる」
個人的にこれが結構大事と思った。
自分がこれからどうしたいのか「Howの作業」
また、結論の普遍化を行って自分の結論を他でも引用できるようにしておく。具体⇔抽象のトレーニングである。これは以前メモの魔力でも読んだ抽象化も同じような考え方であろう。これを習慣化して繰り返していくことが大事なんだと思う。

感想・まとめ

この本で紹介されている言語化ワークはすぐやってみました。最初はあまりピンとこないというか、これで合ってるのか?という思いでしたが、3日目にexでも挙げた「先輩の空気の読めない発言になぜか笑えたのはなぜか?」を言語化したときにとても腹落ちしました。
ちなみに私の結論は「人目を気にせずのんきで羨ましかったから」でした。自分が空気を読まない人を羨ましいと思っているなんて、正直思ってもいなかったのですが、でも3分間で言語化した言葉の数々を見たら、あーこれだな。と思ったんですよね。
自分もそうなりたいとか、そんなこと言いたいって心の中では思っていたんだなと自問自答できた気がしました。新しい発見でなんだかワクワクしたんです。言語化って自分との向き合いなんだなって実感しました。
毎日はできていませんが、一日の終わりに言語化をする。良い習慣かもしれません。

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