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麻雀の7枚形と10枚形の練習サイトを作成しました
はじめに
タイトルの通り、麻雀の7枚形と10枚形の練習サイトを作成しました。
自分用にと思って作ったものですが、他の方にも役に立つかもと思って公開しました。
現在、次の 3 つがあります。
7枚形問題: 7枚形の待ち(あがり牌)を確認する
7枚形問題プラス/強い7枚形を作る: いわゆる何切るで強い聴牌型の作り方を確認する
10枚形問題: 10枚形の待ち(あがり牌)を確認する
おすすめポイント
手配がランダムで表示されるため、より実践的!
様々な形を繰り返し確認できるので定着率アップ!
10枚形では構成される7枚形を表示!
多面待ち(7枚形・10枚形)で感じていた課題感
多面待ちの対応には、基本の7枚形からということで、私が7枚形を覚えようとした時、ウザク本や7枚形のサイトで覚えることを試みました。何回も見ることで暗記したつもりになっていました。しかし、雀魂での実践では打牌までの秒数で暗記したはずの形を考慮することができず、形を活用できていませんでした。
理由について考えると、秒数もそうですが、次の問題点があると気がつきました。
サイトや本と同じ形で覚えてしまっている
例えば、暗記した 2333456p には対応できるが端によった 1222345p や反対パターンの 3456667p に即座に対応できない。7枚形が完成している状態の有効牌はわかっても、7枚形の構成を意識して手組みできない
配牌で7枚形が完成していることはないので、7枚形になるように手組みする必要がある。
特に一枚増えた8枚の形などから何かを捨てて7枚形を作ることができない。そもそも実践で 7枚形になることはあまりないので実践で経験を積むことが難しい
端的に言ってしまうと、実践で活用できるほど定着していませんでした。
(7枚形暗記できたかなーと思っていたところで、ウザク本の8枚の形から強い7枚形を作る問題に苦戦してショックでした。)
作成当時課題感を解決できそうなものは見つからなかったのでプログラミングの勉強を兼ねて作成しました。
7枚形問題の活用方法
まずは、ウザク本や7枚形のサイトで「この形を見たことある!」くらいまで覚えていただくことをお勧めします。
その上で、実践で活用できるようになるためのファーストステップとして7枚形問題をやっていただくのが良いと思います。
作成したサイトでは、様々な形(サイトや本をずらした形や反対の形、萬子、筒子、索子など)で出題されるので、体に叩き込んでください。
有効牌の種類や枚数も表示されますが、そこは暗記いただく必要はないと思います。まずは、有効牌をすぐに思い浮かべられるようになることが先決です。
7枚形問題プラス/強い7枚形を作るの活用方法
7枚形問題で有効牌は間違えないとなったら(もしくは大体間違えなくなったら)7枚形問題プラスをやっていただくのが良いと思います。
ここでは8枚の形から一枚を捨てて、強い7枚形を作る練習です(いわゆる何切るです!)。
何かを切ると7枚形ができるのでより暗記した形を活用できるか確認してみてください。
なお、注意点として次があります。
必ずしもできる7枚形が一つではない
例えば、Aを切ると X という7枚形ができるし、Bを切ると Z という7枚形ができるといった可能性があります。必ずしも7枚形が正義とは限らない
例えば、Aを切ると3種5枚の7枚形ができるが、B を切り7枚形ではなくシンプルな両面の2種8(7)枚の方が待ちが多いといった可能性があります。
そのため、ただ7枚形を作るというだけではなく、どれを切るのが候補でそれぞれのメリットデメリットを考えていただくのがより実践的と考えられます。現状、正解は定義していないので、第一は有効牌の枚数を考えてもらうといいかなと思います。
10枚形問題の活用方法
7枚形にだいぶ慣れた方や、より複雑な多面待ちに入門したい方は10枚形問題がお勧めです。
10枚形では4つのタイプを用意しています。
Type C
有効牌が7枚形のみで構成されたタイプです。
7枚形を抜き出すことができれば有効牌を全て見つけることができます。
より発展的で7枚形の定着に有効です。Type B
有効牌が7枚形とそれ以外で構成されたタイプです。
7枚形を抜き出すだけでは有効牌を全て見つけることはできません。Type A
有効牌が7枚形で構成されないタイプです。
必要に応じて暗記が必要です。ALL
Type C、Type B、Type A が全て含まれたパターンです。
Type C は Type A や Type B に比べ、数が圧倒的に多いので7枚形の発展としてこちらから進めていただくのが良いと思います。
特に作成したサイトのポイントとして構成されている7枚形が表示されます!なので、「この待ちがわからなかったのはこの7枚形を見つけることができなかったからか!」と納得いただけると思います。
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なお、上記タイプという分類は他の方が考案された既存のものであり、今回はそれをシステマチックに再分類・再定義したものです。10枚形のパターンやタイプについての少し詳細なものはこちらを参照してください。
最後に
このような経緯で雀力の向上のため自分用に作りはじめたものでした。皆さんにご活用いただけると嬉しいです。
今後は「10枚形問題プラス/強い10枚形」に着手しようかなーどうしようかなーと思っています。
他のサイトなどを含めモノレポで管理している都合上、作成したサイトのソースコードは公開できていません。不具合等何かあれば連絡いただければと思います。
技術的な部分も機会があれば記事にしたいと思います。
(自分の勉強のため)麻雀の7枚形や10枚形の練習問題サイト作りました。https://t.co/91NRF432qg
— じゅげむ (@poppertls) November 23, 2024