自称レズビアンがそこに行きつくまでの記録
前提として、私は今現在レズビアンを自認している。
そして昨年同性とお付き合いを始めて、明日で1年を迎える。
レズビアンだと感じたとき
私は男性との交際経験がある。というと、レズビアンじゃないじゃん。
と思われるかもしれないが、レズビアンという疑惑というか、可能性みたいなものを感じたのもその交際経験があったからだ。
まだ10代だった学生時代。詳しくは省くが、なんとなくよく喋るようになった男子に告白され交際をスタートした。ここから甘酸っぱい青春が始まるのかな、と思いきや。
なんだか頭ポンポンやら手をつなぐやらのスキンシップをされると、苦痛。
ムカムカする。触られたくない。
そうして彼のことをなんとなく避け始めるようになってしまった。もちろんあからさまにではないが、どんどん心の距離も離れていき、ギクシャク。申し訳ないが別れて欲しいと伝えて私の青春は終了した。
ノンセクシュアル……じゃなかった
これだけだと、ノンセクシュアル(恋愛感情をあるけれど性的魅力を感じない人)なのでは?と思う方もいるかもしれない。
実際、私もそう考えていた。しかし大学に進学し自分のセクシャリティについて話し合える友人が出来ると、もしかしたら異性に性的魅力を感じなかっただけでは?と思うようになった。
そして、好奇心や大学生という身分の自由さも手伝ってレズビアンが出会う掲示板を覗くようになった(この頃はまだ性自認がはっきりしないクエスチョニングと呼ばれるセクシュアリティみたいな感じだったし、それを自認してた)
何度か書き込みや直接人と会って食事するなどを繰り返すと(よく変な大人に騙されなかったな、運が良かったなと今は思う)だんだんとそれが確信に変わっていった。
ビアンバーやイベントに行くようになり、SNS上で知り合いと呼べる人も出来てきた頃、私は初めて同性とお付き合いすることになった。
結論からいうと、ノンセクシュアルではなく私はレズビアンだった。
詳細は省くが、その人とは自然消滅のような形で別れた。
これが今のパートナーと出会う以前の私の交際記録というか、セクシュアリティ迷走記録である。
物心ついた頃からセクシュアリティがはっきりしてる人もいるけど、こんな感じでぼんやり生きてきた人もいるんだな、くらいに思ってくれると嬉しい。
今のパートナーである彼女のことはまた別に記事として形にしようと思う。
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