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負けたくない…

いま、アメリカではコロナに感染する人の数が急激に増えていまして、ニュースではずっとコロナと次期大統領選挙の様子が流れています。そして、コロナに関してはアメリカの学校の新学期が9月からなので、授業をオンラインにするのかハイブリッドにするのか、また教職員がコロナ感染を恐れて辞職するというニュースまで流れています。僕が昨年ワークショップに行かせていただいたブルックリン日本語学園も1月までのオンライン授業が決まりました。

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そして、僕たちのミュージカルも今回は9月にオンラインで全編を発表するという挑戦に挑んでいまして、そのクラウドファンディングが1190人もの方から支援されていまして、本当に本当に感謝していると共に絶対に素敵な作品を応援していただけている方にお届けしたいとチームみんなで頑張っています!!

もちろんオンライン公演の準備は着々と進んでいますし、絶対に素敵な作品にすることは間違いないのですが、、、やはり、この先いつ実際に直接、俳優たちと稽古場で稽古したり劇場で公演をしていけるのかと考えるととてつもなく不安になり、どうやってミュージカル制作を進めていけばいいのか、本当にニューヨークのオフブロードウェイの劇場で公演を打つことが出来るのか…不安と恐怖と絶望感に打ちひしがれてしまうこともあり、今回のコロナという敵の強大さに無力感を感じざるを得ない時もあるのが現実です。そして、変なふうに空回ってチームのみんなに迷惑をかけてしまうことも何度もあります…本当に申し訳なさでいっぱいです。

絶対に負けたくない、そのためにどうしたらいいのか…劇場に生きる僕たちは本当にいま考えなければ生き残ることは出来ないと日々悶々としつつ、答えを見出せずにいる自分が不甲斐ないです。

でも、負けたくないです。

全然まとまりがない文章ですが、本当に不安でどうしたらいいかわからない今の自分の気持ちをしっかりと残しておきたくて書きました。

一つ言えるのは今、苦しくてどうしようもなくてもがいてる人と一緒に闘っていきたいです。

小野功司


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