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22歳、フランス留学を考える
はじめに
この春大学4年になった。将来やりたいこと、夢のようなものが少しずつ見えてきて、機会にも恵まれたので今年の夏フランスへ渡ってみることにした。とりあえず確実に1ヶ月は予定があるのだけど、もう少し滞在しようかな。留学について、そして自分のこれからについて言葉にして考えてみたく、ここに書き留めておくことにする。
留学経験、ふらんすと私
フランスへ行くのは初めてではない。一昨年の春、1ヶ月の短期留学に行った。せっかくフランス語を勉強したんだから一回くらいフランスへ行きたいわ、ということで語学研修の短期のプログラムに申し込んだ。私はフランス語専攻の学生ではないので行くなら余裕のある大学2年の終わりにちょっとだけ、と思っていたから。フランス語を始めて5年目の春。初めの2年くらいはとても不真面目で、フランス語おしゃれ🎵って気持ちだけでなんとなく続けた。初めから真面目に勉強してればなあ、といつも思うけど、ぼんやりと何にも急かされずフランス語に触れていて、フランスを遠いながらもなんとなく身近に感じていたあの時間もきっと意味があったのだと思う、というかそう信じたい。
語学学校は日本人が多くて拍子抜けしたけど、ホストファミリーとのフランス語のみでの暮らしはやっぱり大変で、それでいてあたたかく、生涯忘れられない経験になった。常に自分の力不足を感じたので、次に会ったらもっと色んなことを語りたいな。もう会う約束してるし、楽しみ。
パリの街を歩いて
光の街、とはよく言ったものだ。セーヌに注ぐ夕日の輝き、街灯の色、少しずつ灯る部屋のランプ、空、人々の影、パリの夕暮れは美しい。美しいね、と言いたくなる。師匠に言わせればパリは人の生きる力を吸って輝いているらしい、笑。それでこそ永遠の輝きをもつ街!
写真は2月のJardin des Tuileries での一枚。黒コートの人が圧倒的に多いフランスの冬。かっこいいけど、たまにくすみカラーの上着を着ている人がいてとてもかわいくチャーミングに見えた。
語学力…?
やっぱり何をするにも語学力が必要、でも最近なんだか停滞気味。最近読んだ文法書に「学べば学ぶほど上達した実感を感じにくくなるのは自然なこと、蓄積と増えていく知識の比率の問題である」というようなことが書いてあって少し安心した。油断してはいけないけれど、今はそういう時期かもなと思っている。話したいと思うことは大体伝えられるし、相手の言っていることも分かるけど自分の語学力のある一定のラインのようなものを会話の中で感じることもある。
ちなみに現在持っている検定は仏検2級、DELF B1。試験日と外せない講義がことごとく被り1年以上検定を受けられていないので今年は受けたいな。
あと何よりも、話したいことがある子の方が絶対に強い。私は日本語でもすごく話す方ではないし、考えている時間のほうがきっと多い。友人複数とフランス語で話している時、言葉が浮かばずこういうことを言いたいんだけどどう言えばいいかな?と私に助けを求める子がいる時、ああ、この子は言いたいことを諦めない。それはすごいことだ、といつも思う。彼女がいると話題が尽きないし、なんとも楽しげな雰囲気になる。私は何度も天使を通過させてしまうので反省、、。
これから日々思ったことを書いていきたい。
夏には留学記を残そうと思っている。今回は寮生活で友人もいないので書く時間が取れるかなー。(友人もいない、と書いていてとても寂しい気持ちになった)